杭州には多くの寺院がある。
霊隠寺・浄慈寺・三天竺などなど。
これらは全て制覇した。
ところが、今月、再建された寺が新たにオープン。
その名も、「香積寺」。
(新しいので「新香積寺」とも言うらしい)
ならば、行かない手はない。
ということで、行ってみた。
場所は他の寺のように西湖近辺ではなく、
京杭大運河のほとりにある。
寺院の創建は北宋のとき(978年)。
初めは「興福寺」と呼ばれていたが、
のち真宗によって「香積寺」と賜額される。
寺の前には運河があることから、多くの船が往来し、
参拝客も大勢ここを訪れた。
そのため、ここは「運河第一香」とも称されていた。
その後、元代末に火災に遭い、何度か修建され、
清の康熙帝のとき(1713年)に東西二つの石塔が建てられた。
1963年に重点文物保護指定をうけるが、
5年後には東塔が倒れ、西塔だけが残った。
こんな経歴を持つ寺であるが、それが再建されたのである。
まず一番手前に「天王殿」がある。
そこには他の杭州寺院同様に、
弥勒と四天王・韋駄天が安置されている。
しかし、そこからが違う。
普通は韋駄天が見守る「大雄宝殿」があるはずなのだが、
「天王殿」と「大雄宝殿」との間に、
「大聖緊那羅王菩薩殿」があり、
そこに、写真のこいつと、その裏には弁天がいるのだ。
この伽藍配置は他の杭州寺院とは異なり、非常に興味深い。
その他には、観音殿・文殊殿・普賢殿や鐘楼・鼓楼がある。
そしてもう一つ、「伽藍殿」なるものが出口付近にあり、
ここには、「関公」(関帝・関羽)が祀られている。
やはりこれも杭州の他の寺院では見られない特徴である。
(洛陽の白馬寺にも関公が祀られていたような記憶が・・・)
あまり期待をしないで行ったが、
なかなかどうして、
意外に楽しめた。
杭州にまた一つ、観光スポット(ただし、歴史に興味ある人のみ)が増えたわけだ。
霊隠寺・浄慈寺・三天竺などなど。
これらは全て制覇した。
ところが、今月、再建された寺が新たにオープン。
その名も、「香積寺」。
(新しいので「新香積寺」とも言うらしい)
ならば、行かない手はない。
ということで、行ってみた。
場所は他の寺のように西湖近辺ではなく、
京杭大運河のほとりにある。
寺院の創建は北宋のとき(978年)。
初めは「興福寺」と呼ばれていたが、
のち真宗によって「香積寺」と賜額される。
寺の前には運河があることから、多くの船が往来し、
参拝客も大勢ここを訪れた。
そのため、ここは「運河第一香」とも称されていた。
その後、元代末に火災に遭い、何度か修建され、
清の康熙帝のとき(1713年)に東西二つの石塔が建てられた。
1963年に重点文物保護指定をうけるが、
5年後には東塔が倒れ、西塔だけが残った。
こんな経歴を持つ寺であるが、それが再建されたのである。
まず一番手前に「天王殿」がある。
そこには他の杭州寺院同様に、
弥勒と四天王・韋駄天が安置されている。
しかし、そこからが違う。
普通は韋駄天が見守る「大雄宝殿」があるはずなのだが、
「天王殿」と「大雄宝殿」との間に、
「大聖緊那羅王菩薩殿」があり、
そこに、写真のこいつと、その裏には弁天がいるのだ。
この伽藍配置は他の杭州寺院とは異なり、非常に興味深い。
その他には、観音殿・文殊殿・普賢殿や鐘楼・鼓楼がある。
そしてもう一つ、「伽藍殿」なるものが出口付近にあり、
ここには、「関公」(関帝・関羽)が祀られている。
やはりこれも杭州の他の寺院では見られない特徴である。
(洛陽の白馬寺にも関公が祀られていたような記憶が・・・)
あまり期待をしないで行ったが、
なかなかどうして、
意外に楽しめた。
杭州にまた一つ、観光スポット(ただし、歴史に興味ある人のみ)が増えたわけだ。