蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

科学と「怪兆」

2010-01-28 13:06:40 | 杭州・杭州周辺
備忘録も兼ねて。

中国ヤフーに面白い記事が載っていたので。
以下がそのアドレス(写真もあり)
http://news.cn.yahoo.com/10-01-/346/2jvmf.html

んで、どういうことかというと、
ここんとこ連続で江蘇省・安徽省・浙江省で「怪雲」が出現し、
さらに馬鞍山市というところで一群の「赤練蛇」が出現し、
さらにさらに六合の古井戸が満水になり溢れ出すなどの「怪兆」がおこった。
これに注目したネット住人が、こりゃ「地震雲」なんでねえかい、と言って、
ネット上でちょっとしたパニックが起こっているという。
それに対し、一つ一つ「科学的」な回答が寄せられているのがこの記事。

1、馬鞍山の「赤練蛇」
Q.冬眠中なのに、「赤練蛇」がたくさんでてきています。これって地震の予兆?
A.そんなことありません。
これは地下防空壕の騒音や震動が蛇穴が影響して興った人為的な現象です。
それに、大地震が来るのだったら、鶏が飛んだり、犬が跳ねたり、豚が飛び回ったり、
アリさんがお引っ越しをしたり、ネズミが大移動したりするなど、様々な動物が反応するはず。
蛇だけだなんて変ですよ。

2、南京上空の「怪雲」
Q.南京上空に「怪雲」が出てきました。これって地震の予兆?
A.いいえ、これは正常な気象現象です。
それに「地震雲」を地震予報の根拠として利用している専門家はいませんよ。

3、六合区の「古井戸満水」
Q.突然、井戸が満水になり、水があふれてきました。今までいくら暴雨であっても、こんなことはなかったのに。これって、地震の予兆?
A.いいえ、ちがいますよ。
井戸の水は浅い部分での影響であって、深い部分(地殻)とは関係ありません。
実は、以前も似たような事例があったんですが、それも近くの工事が原因でした。


とまあ、こんな具合。
色々と勉強になります。

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