公安にビザを取りに行くついでに、呉山を探索してみた。
呉山近辺には、呉山広場・河坊街・柳浪聞鶯など観光地が多く、
また、呉山の中腹には杭州歴史博物館もある杭州でも有名な場所。
その頂上付近に城隍閣という建物がある。
遠くからでもよく見える建物で、
夜になるとライトアップされているので、
杭州に遊びに来た人なら一度は見たことがあるかもしれない。
しかしボクはまだ行っていなかった。
なんとなく、行く気が起こらなかった。
今日ようやくついでに足を延ばしてみた。
城隍閣の入場料は30元。
ただし公園カードがあれば10元で入れる。
財布の中に常に公園カードを携帯していたボクはちゃっかり10元で入場。
建物自体はそれほど大したことはない。
ただし、この建物からの景色は絶景。
西湖を一望に眺めることができる。
西湖南の雷峰塔からも望めるが、
あそこは入場料が高く、人も多い。
しかし、ここは安くて落ち着ける。
ボクはこちらのが断然いいと思う。
さらに、城隍閣を後にして帰ろうと思ったが、
山をなめてはいけなかった。
山の中には城隍閣以外の見所もたくさん点在していた。
ここで特に気に入ったのが、溌水観音。
岩に細い線で刻まれた観音像(写真)。
なかなかきれいな観音像である。
なぜそんな名前かというと、
像の刻まれている岩は苔などに覆われていた。
しかし、ある時水によって苔が洗い流されると、
なかから観音像が現れてきた、
という話があるため。
一つ物語ができそうな話ではないか。
一通り山の中をうろうろしたし、
お腹も空いてきたので帰ることにしたが、
行きと同じ道じゃ面白くないから、
別の道から下山していくか、と思い、
なんだかやや寂しげな所を抜けて下山した。
一体ここはどこじゃ?
と思いながらも、
大きな道がありそうな方へ向かっていくと、
だだっ広い公園を見つけた。
ついでだから公園を抜けていこうと思って、
ふとプレートを見ると、「太廟」と書いてあるではないか。
ああ、ここが南宋太廟の遺跡が見つかった公園か、
いずれは行こうと思っていたが、ここもまた行かず嫌いの場所だった。
実際は礎石が一つ残されているだけで、
太廟遺跡の面影は一つも残されていない。
単なる、本当に単なる公園である。
だけど、場所を確認できたのは収穫だった。
その後、鼓楼(朝天門)を抜けて、
河坊街を通り過ぎ、食事をして帰宅。
まだまだ杭州でも見ていないところがいっぱいあるねえ。
呉山近辺には、呉山広場・河坊街・柳浪聞鶯など観光地が多く、
また、呉山の中腹には杭州歴史博物館もある杭州でも有名な場所。
その頂上付近に城隍閣という建物がある。
遠くからでもよく見える建物で、
夜になるとライトアップされているので、
杭州に遊びに来た人なら一度は見たことがあるかもしれない。
しかしボクはまだ行っていなかった。
なんとなく、行く気が起こらなかった。
今日ようやくついでに足を延ばしてみた。
城隍閣の入場料は30元。
ただし公園カードがあれば10元で入れる。
財布の中に常に公園カードを携帯していたボクはちゃっかり10元で入場。
建物自体はそれほど大したことはない。
ただし、この建物からの景色は絶景。
西湖を一望に眺めることができる。
西湖南の雷峰塔からも望めるが、
あそこは入場料が高く、人も多い。
しかし、ここは安くて落ち着ける。
ボクはこちらのが断然いいと思う。
さらに、城隍閣を後にして帰ろうと思ったが、
山をなめてはいけなかった。
山の中には城隍閣以外の見所もたくさん点在していた。
ここで特に気に入ったのが、溌水観音。
岩に細い線で刻まれた観音像(写真)。
なかなかきれいな観音像である。
なぜそんな名前かというと、
像の刻まれている岩は苔などに覆われていた。
しかし、ある時水によって苔が洗い流されると、
なかから観音像が現れてきた、
という話があるため。
一つ物語ができそうな話ではないか。
一通り山の中をうろうろしたし、
お腹も空いてきたので帰ることにしたが、
行きと同じ道じゃ面白くないから、
別の道から下山していくか、と思い、
なんだかやや寂しげな所を抜けて下山した。
一体ここはどこじゃ?
と思いながらも、
大きな道がありそうな方へ向かっていくと、
だだっ広い公園を見つけた。
ついでだから公園を抜けていこうと思って、
ふとプレートを見ると、「太廟」と書いてあるではないか。
ああ、ここが南宋太廟の遺跡が見つかった公園か、
いずれは行こうと思っていたが、ここもまた行かず嫌いの場所だった。
実際は礎石が一つ残されているだけで、
太廟遺跡の面影は一つも残されていない。
単なる、本当に単なる公園である。
だけど、場所を確認できたのは収穫だった。
その後、鼓楼(朝天門)を抜けて、
河坊街を通り過ぎ、食事をして帰宅。
まだまだ杭州でも見ていないところがいっぱいあるねえ。