2月14日は、春節。
バレンタイン・デーとかぶった今年の春節。
例年よりちょいと遅い感じがする。
ともあれ、中国は今正月休み真っ盛り。
杭州もいつものような人や車はなく、
なんとまあ、静かなこと。
どれだけ地方出身者が多くいるのかがわかる。
今回、ボクは杭州にいる。
春節を中国で過ごすのは、
ボクは実は初めてなのだ。
いつもは日本に帰っているので、
今、中国の正月の雰囲気を満喫しているところ。
といっても、静かなだけで、別段普段と何ら変わらないけど。
中国人の正月はご存じの通り、騒がしい。
日本で元旦を過ごしたことのある中国人たちに聞くと、
日本の正月は静かすぎて、寂しいらしい。
日本人から見るとあの感じが落ち着くんだけど、
習慣というか、文化というか、
何ともとらえ方が違うもんだ。
中国の一般家庭では食事のあと、
8時からはじまる「春晩」(春節晩宴会)という番組を見るのが、
どうやら、恒例行事のよう。
さしずめ日本でいうところの紅白歌合戦。
しかし、この春晩は、
歌だけではなく、
漫才・コント・舞踊・手品など盛りだくさん。
大晦日の数日前からテレビや新聞ではこの話題ばかり。
今年の目玉の一つは、
フェイ・ウォン(王菲)の出演。
彼女の歌声は相変わらず素晴らしかった。
そして、我々と同世代の人たちにとっての目玉は、
小虎隊という、80年代一世を風靡したというアイドルグループの出演。
彼らはすでに解散しているが、寅年ということで春晩のためだけに再結成されたとのこと。
一緒に見ていた30代の人たち3名はみな一緒に歌っていた。
名前からも何となく想像つくかもしれないが、
彼らは日本の少年隊を真似して結成されたらしく、
ダンスも、歌も全て、日本人のボクから見ても、
「ああ、懐かしい感じがする~」っていうものだった。
もちろん、3人組だ。
そして、お世辞にも歌が上手いとは言えないところも、またよいのだ。
まさに正統派80年代アイドル。
この春晩は延々5時間続く。
8時からはじまっているので、
午前零時になってもやっている。
そして、この午前零時こそが、
最大にやかましく、派手な時間となる。
方々で爆竹が鳴り響き、
方々で花火が打ち上がる。
杭州は夜から大雪が降るという、
予想外の気象状況だったが、
そんなことにはお構いなしに、
あっちで、バンバン、
こっちで、ポンポン。
寝ている子供も起きること間違いなしの賑やかさ。
寒いけど、
窓を開ければ臨場感たっぷり。
部屋の中での会話もままならない。
だけど、それが中国の正月。
しっかりと満喫させて頂きました。
バレンタイン・デーとかぶった今年の春節。
例年よりちょいと遅い感じがする。
ともあれ、中国は今正月休み真っ盛り。
杭州もいつものような人や車はなく、
なんとまあ、静かなこと。
どれだけ地方出身者が多くいるのかがわかる。
今回、ボクは杭州にいる。
春節を中国で過ごすのは、
ボクは実は初めてなのだ。
いつもは日本に帰っているので、
今、中国の正月の雰囲気を満喫しているところ。
といっても、静かなだけで、別段普段と何ら変わらないけど。
中国人の正月はご存じの通り、騒がしい。
日本で元旦を過ごしたことのある中国人たちに聞くと、
日本の正月は静かすぎて、寂しいらしい。
日本人から見るとあの感じが落ち着くんだけど、
習慣というか、文化というか、
何ともとらえ方が違うもんだ。
中国の一般家庭では食事のあと、
8時からはじまる「春晩」(春節晩宴会)という番組を見るのが、
どうやら、恒例行事のよう。
さしずめ日本でいうところの紅白歌合戦。
しかし、この春晩は、
歌だけではなく、
漫才・コント・舞踊・手品など盛りだくさん。
大晦日の数日前からテレビや新聞ではこの話題ばかり。
今年の目玉の一つは、
フェイ・ウォン(王菲)の出演。
彼女の歌声は相変わらず素晴らしかった。
そして、我々と同世代の人たちにとっての目玉は、
小虎隊という、80年代一世を風靡したというアイドルグループの出演。
彼らはすでに解散しているが、寅年ということで春晩のためだけに再結成されたとのこと。
一緒に見ていた30代の人たち3名はみな一緒に歌っていた。
名前からも何となく想像つくかもしれないが、
彼らは日本の少年隊を真似して結成されたらしく、
ダンスも、歌も全て、日本人のボクから見ても、
「ああ、懐かしい感じがする~」っていうものだった。
もちろん、3人組だ。
そして、お世辞にも歌が上手いとは言えないところも、またよいのだ。
まさに正統派80年代アイドル。
この春晩は延々5時間続く。
8時からはじまっているので、
午前零時になってもやっている。
そして、この午前零時こそが、
最大にやかましく、派手な時間となる。
方々で爆竹が鳴り響き、
方々で花火が打ち上がる。
杭州は夜から大雪が降るという、
予想外の気象状況だったが、
そんなことにはお構いなしに、
あっちで、バンバン、
こっちで、ポンポン。
寝ている子供も起きること間違いなしの賑やかさ。
寒いけど、
窓を開ければ臨場感たっぷり。
部屋の中での会話もままならない。
だけど、それが中国の正月。
しっかりと満喫させて頂きました。