蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

三節棍だあああああああああ

2006-02-22 16:46:13 | テレビ・映画
しょっぱなから闘い。
そんでもって演武。
剣よし、棒よし、素手もよし。
本物は指先が、足運びが美しい。

李連傑(リー・リンチェイ)の新作『霍元甲』は、武闘にあふれている。
清朝末の実在の武闘家「霍元甲」を本物の武闘家リー・リンチェイが演じる本格的武闘映画。
ジャッキーとは違う拳法を見せてくれたリー・リンチェイが、初心に返ったって感じ。

ストーリーはというと、
天津一の武闘家霍元甲が、調子に乗ってあることをしでかしてしまい、彼の人生は一度どん底に落ちる。
逃げるように農村へ流れ着いた彼は、そこでもう一度人間らしさを取り戻し、武闘家として再び拳闘場へあがることに。
敵は、世界各国の腕自慢の猛者達。
場所は、上海。
彼は、当時世界に蹂躙されていた中国の誇りのために、闘うのであった・・・
というもの。

とまあ、早い話が天下一武闘会なんだね。
日本からは中村獅童がでとります。
リー・リンチェイの敵役として。
残念ながら彼の中国語は吹き替えだったけど。

いやあ、『少林寺』をリアルタイムで映画館で見た世代にとっては、もう嬉しい限り。
だって、三節棍を使っているんだよお。
小学校の友達と、棒を三つつなげて作った記憶が蘇る。
ついでに、「中国人って犬食うんだ」って驚いた記憶も。

それにしても、なんでリー・リンチェイはメリケンではジェット・リーなんじゃ。
ソニー・チバといい、なんかかっこわるいぞ。

ジェット・尾崎も相当かっこわるいが。