岸本周平 Blog

和歌山 民主党 衆議院議員
岸本周平 汗と涙の日々!

清水和子さん応援!

2007年03月15日 21時37分40秒 | Weblog
      (JR紀伊勝浦駅前の足湯の前で、清水和子さんと記念撮影) 

 今日は、一日かけて新宮、勝浦に行ってきました。和歌山県議会議員選挙の東牟婁選挙区での清水和子候補の応援のためです。連合和歌山の新宮・東牟婁地域協議会の貝岐(かいはみ)昌逸事務局長さんと一緒に、地域の労働組合を回りました。

 東牟婁選挙区は2議席に対して、5名が立候補を予定している激戦区です。しかも、市町村合併の関係で、現職の県会議員が3名います。しかも全員自民党公認です。清水さんは民主党推薦で戦ってくれますが、保守的な土地柄の東牟婁で、厳しい戦いを余儀なくされています。

 昨年の和歌山県知事選挙に勇気を持って、立候補の意志を固めていただいた勇士ですから、その後も、足で稼いで、コツコツと選挙区を回っていただいています。私の力不足で知事選への擁立ができなかったため、清水さんの後援会にお詫びに伺ったことはこのブログにも書きました。何としても、清水さんに勝ってもらわなければなりません。

 すでに、私は民主党和歌山の代表ではありませんが、そんな経緯もあって、今日は衆議院和歌山県第3区の総支部長として応援に行ってきました。本来、私は和歌山県第1区の総支部長なのですが、形式上2区、3区ともに総支部長を兼ねています。
 
 新宮まではJR和歌山駅から3時間かかります。単線の紀勢線にゴトゴト揺られて往復6時間。お会いした清水さんは元気いっぱいで、ハツラツとされていました。談合ファイターの清水さんをぜひとも和歌山県議会に送りこみたいものです。主婦の感覚で長年、環境問題にも取り組んでこられました。

 清水さんが頑張って、8億4千万円で落札したごみ焼却炉(30トン焼却炉)はトン当たり2千8百万円です。岩出市はその倍の60トンの能力のごみ焼却炉を約42億円で購入しました。私には納得がいきません。トン当たり7千万円にもなるわけですから、税金の無駄遣いです。しかも落札率は99.38%です。

 和歌山の古い政治を変えていくために、清水和子さんのような勇気のある方が一人でも多く政治に挑戦してくださることを期待します。このブログにも登場していただいた橋本市議会議員候補のたき洋一さんや多くの仲間が清廉な政治を目指します。

 4年後には、新宮市や橋本市、田辺市のような都市部では必ず民主党の候補者をたてるよう努力します。我と思わん方はぜひ公募に参加してください。その前に、民主党地方政治スクールを地道に開催していきますから、ご期待ください。利権やしがらみとは縁の無い若者や女性、あるいは引退した元企業戦士など幅広くお集まりいただけるよう準備しています。

長坂たかし県会議員決起集会

2007年03月13日 23時14分06秒 | Weblog
 昨日から東京に入り、今朝の島田塾幹事会に備えました。このブログには何度も出てきますが、慶応大学の島田晴雄教授を囲む勉強会のアドバイザーをしているため、年に2回程度は幹事会にも出席しています。

 その後、朝日新聞の取材を受けました。「財務省やトヨタ自動車(株)の勤務の経験がありながら、なぜ民主党から政界に打って出たのか?」という質問でした。答えは、来週の朝日新聞の紙面をごらんください。

 急いで午前11時5分発の全日空に乗って羽田空港から関西空港に帰りました。幸い胴体着陸をすることもなく無事到着、南海電車で帰和。お昼ご飯を食べる間もなく、同級生による引き回し。午後6時半からは、同級生で県会議員の長坂たかしさんの決起集会に出席し、友人代表でスピーチさせてもらいました。長坂さんは今度で4期目に挑戦する中堅議員です。

 一度落選経験もあり、情け深い良い男です。私が落選した後、ある意味呆然として自失をしていた頃、いつも横にいて励ましてくれたのが彼でした。そのことを皆さんの前で話させてもらいました。

 決起集会の前後に、会場で大勢の皆さんにご挨拶できました。ほとんどの方は長坂さんに紹介してもらった皆さんです。長坂さんは無所属で民主党推薦候補です。しかし、地元を始め支持層は保守系でもあり、今日は私も政党色を消してひたすら同級生として応援してきました。

 地方の選挙でも親戚と同級生は別格で、言い訳として100%通りますので!

貴志川線クリーンプロジェクト

2007年03月11日 23時35分31秒 | Weblog
 今日は、朝から掃除の日です。まず、月に一回の和歌山城の隣にある「岡公園」の清掃です。いつもは、午前6時から約1時間コース。夜中に降った雨も上がっていたので、一応集合時間に行ってみました。やはり中止のようです。雨の早朝の公園はとても静かでいつもと違う景色を見ました。 一人のご年配の女性が遠方から来られました。二人で10分くらい待って、解散しました。

 そして、10時15分からは貴志川線の「甘露寺前駅」の清掃です。NPO法人のコミュニティーわかやま主催のイベントです。私の後援会の幹部のお一人がこのNPOの創設メンバーで、お誘いをいただいたしだいです。堀さん、有難うございました。

 貴志川線は赤字のローカル路線で、一昨年廃止の予定だったものです。それが、岡山県の電鉄会社に譲渡されて、和歌山電鉄貴志川線として存続することになりました。 具体的には、敷地、線路部分(底地)を約2億円余で和歌山県が買い取り、 建物や車両の上部を南海電鉄が、岡電に無償譲渡したそうです。今では、「いちご電車」や猫のタマが駅長をしているというので、全国版でも有名になりました。

 地元の人たちも、何とかこの路線を続けようということで、存続の運動を起したのです。今も、ボランティアの皆さんが貴志川線を盛り上げる活動をされています。今日の清掃ボランティアも「貴志川線の未来をつくる会」の皆さんが一緒に参加してくれました。

 約1時間ほど、甘露寺前駅の周囲を草むしりをして、ゴミを拾い集めました。途中で、太陽が顔を出した瞬間もあったのですが、小雨まじりの寒いコンディションでした。それでも、30人以上の参加者で、あっという間にきれいになりました。線路の周りは、電車が行き来しますので、慣れている「貴志川線の未来をつくる会」の皆さんが主体です。私は初参加でしたし、線路とは離れたところで、ひたすら黙々と草刈をしていました。草を刈った後の「結果が目に見える達成感」に酔いしれていました。

 貴志川線に乗ったのは、中学生以来です。お池遊園というボート遊びのできる小さな公園に出かけました。弁論部の送別会かなんかだったと記憶しています。しかも、その時、ボートから落ちて、池にはまり、大騒ぎになりました。ボート小屋の好意で着替えを借りて、家に帰りました。情けない思い出と、その時の親切なおばさんの暖かさが身に沁みる不思議な体験でした。今でも、あの時のおばさんいるかしら?

 みんなで、貴志川線に乗りましょう!そうすれば10年で黒字に転換の予定が早まるかもしれません。

橋本市議会議員候補たき洋一さん事務所開き

2007年03月10日 23時19分24秒 | Weblog
         (橋本体育館前の路上で、街頭演説中のスナップ)

 今日は、朝から橋本市に行ってきました。民主党公認のたき洋一市議会議員候補の事務所開きに参加するためです。保守地盤の強い橋本市の旧市街にある事務所はドラッグストアの空き店舗をお借りしたたいへん広くて立派なものです。地元から多くの市議会議員が出ていることもあり、民主党公認の新人候補には有形無形の圧力がかかってきています。

 「事務所開きの日程の変更を知らせる」うその電話が支持者の家にかかってきたり、たき候補の看板が焼かれたり、いたずらされたりということが日常茶飯事だと聞いて驚きました。田舎の選挙は怖いですね。そんな圧力の中、決して多くの人数ではありませんでしたが、勇気のある支援者の皆さんが、集まってくださいました。

 新人候補に対して卑怯な嫌がらせをするような街を変えなくてはいけません。古い橋本市の政治は和歌山県全体の政治の縮図です。しがらみのないさわやかな政治を志した私の決断は間違っていなかったのだと、集まってくださったお一人お一人の参加者のお顔を見ながらそう思いました。また、たき洋一さんのような勇気のある市民が私の仲間に加わってくれたことに感謝の念を新たにし、思わず目頭が熱くなりました。

 連合和歌山の村上会長の素晴らしいご挨拶、そして、たき候補ご自身の熱い演説に参加者全員感激しました。最後に、たき候補の奥様がご挨拶の中で流された涙にもらい泣きをしてしまいました。今回の統一地方選挙の事務所開きの中では最も感動的なものとなりました。

 その勢いを借りて、私達は橋本体育館前に繰り出し、イベントに参加する市民の皆さんを前に、街頭演説をしてきました。私達のように組織もお金もない政治家は街に出て、辻説法をするしか武器がありません。たき候補のご親族のお一人がウサギのぬいぐるみ役を買って出てくださいました。車の中から大勢の市民の皆さんに励ましのサインをいただきました。

 たき候補も私もどんな卑怯な妨害にも負けず、新しい政治を目指します。応援してください!!

和歌山城

2007年03月08日 22時51分19秒 | Weblog
 昨日は、通常の政治活動の合間に、「ビッグ愛」という公共施設の最上階から和歌山市全体を鳥瞰してきました。ビッグ愛は和歌山県関係の公共的な団体などが多く入っています。最上階でも11階なのですが、周りに高いビルが無いので市内全域がよく見渡せます。市内を見渡して、今後の選挙運動の作戦を練ろうと思ったのです。

 これは、ビッグ愛から、西の方を見た景色です。和歌山城は紀州御三家の名城でしたが、第二次世界大戦の和歌山空襲で、残念ながら焼失。戦後、市民の寄付で今の和歌山城が復活しました。虎伏山と名付けられた小高い丘の上に立つ素晴らしい景色が目の前に広がります。

 写真上、お城の手前には私の住む広瀬地区があります。広瀬を含む中学校区は、お城の東ですから、したがって中学校の名前は「城東中学校」でした。和歌山城の周りは旧市街地です。お城の右の白いビルは和歌山市役所です。

 お城の左手奥に見えるのが住友金属の工場です。紀ノ川の対岸に位置します。紀ノ川の対岸は、私の相手である谷本さんの事務所もあり、今のところ全く歯が立ちません。

 この反対側の東側は、農村地帯です。こちらも谷本さんの陣地です。旧市街地でも業種団体などの組織はすべて自民党の谷本さんの支持母体なので、苦戦中です。そうやって、市内を鳥瞰してみるとなかなかたいへん、、。これからも「「ママチャリ周平号」に乗って、頑張らなければ!」と決意を固める周平でした。

働き一両、考え五両

2007年03月06日 15時38分50秒 | Weblog
        (ドトールコーヒー鳥羽博道会長とのツーショット) 

 今日は、民主党の政策関係の仕事で東京に来ています。ランチタイムはフリーだったので、ドトールコーヒーの鳥羽会長にお会いしてきました。鳥羽博道会長にはトヨタ自動車時代からお世話になっており、昨年は私が司会をする「LINKS和歌山」という若手経営者やNPO関係者の勉強会にも講師で来ていただきました。
 
 鳥羽会長はドトールコーヒーを今日の大チェーンまでにした立志伝中の素晴らしい人物ですが、最近は、財政再建の問題や地球環境問題で、雑誌のボイスなどに積極的に政策提言をなさってます。特に財政再建の問題には危機感を持っておられ、私は財政の専門家として、彼から意見を求められたのが最初の出会いでした。

 鳥羽さんご自身も若い時に、借金で苦しい思いをされた経験から、私の顔を見ると「岸本君、落選してよかったねえ。」とおっしゃるのが口癖です。彼が尊敬する政治家は英国のサッチャー元首相とシンガポールのリーカンユー元首相なので、当方はかなりしんどい思いをしながらお話をさせてもらっています。

 今日は、焼肉をごちそうになりながら、とても良いお話をお聞きしました。「働き一両、考え五両」というのです。「まじめに働くことは大事だが、きちんとした考えにのっとって働けば5倍の働きになる。」という意味だそうです。エジソンの有名な言葉、「1%のひらめきと99%の努力」も同じで、「ひらめきが間違っていれば、99%の努力は報われない。」というシビアな現実があるわけです。

 さらに、言葉が続きます。「骨知り五十両、ひらめき百両、見切り千両」となるそうです。物事のコツを知れば、50倍の働きができる。ひらめきが正しければ、100倍の仕事。見切り、すなわち決断が正しければ1000倍の仕事になるのです。なるほどなあ、、、と思います。

 そして、最後に「無欲万両」となるのだそうです。昔の日本人はシブいですね。鳥羽会長のように功成り名遂げた人物でも、「無欲万両」という言葉はさすがに奥が深くて色々と考えさせられたそうです。私なんかは「うーん」とうなって絶句するだけでした。無欲ほど強いものはないのでしょうね。次期衆議院選挙は「無欲の勝利」!!です。
 
 

不都合な真実

2007年03月04日 23時30分36秒 | Weblog
  (アル・ゴア著「不都合な真実」、ランダムハウス講談社、2007年) 

 今日は、通常の政治活動の合間をぬって、ついに、本年最初の映画鑑賞に成功しました。前に、ブログで書きましたが、アル・ゴア元副大統領のドキュメンタリー映画「不都合な真実」をDVDで観ようと、アマゾン・コムで英語版をゲットしました。いざ、観ようとしたら、国際的に地域が違うと観られないようにプロテクションが掛けてあったようで、結局パソコンでもDVD再生機でも観られませんでした。

 先月、アカデミー賞まで取った作品なので、何としてでも観たかったのです。すでに、「不都合な真実」の著書の日本版は読んでいましたが、映像による訴える力はやはりすごいです。とくに、暗い映画館で大きな銀幕を観ましたので、とても感激しました。

 映画では、地球温暖化の進行のすさまじさを、氷河の減少や北極、南極の氷が融けている状況を示すことで私たちに理解させてくれます。ホッキョクグマが、氷がなくて、100キロ近く泳がなくてはならず、溺死しているとは知りませんでした。
 
 グリーンランドの氷が融けるだけで、海水面が6メートル上昇するそうです。先進国の大都市やパキスタン、インド、バングラデシュなどが大きな被害を受けます。本当に、他人事ではありません。

 政治家アル・ゴアとして、大統領選挙の敗北後、世界中で1000回以上も講演活動をしてきた姿に感銘を受けました。また、下院議員として政治家生活を始めたときから、一貫して環境問題をテーマにしていたことも今回分かりました。現ブッシュ大統領の父から、「地球環境問題でホラを吹くクレイジーな政治家」とまで、名指しでボロクソ言われているんです。

 ある意味で、アル・ゴアさんが来年の大統領選挙に出るためのプロモーション・ビデオのように捉える向きもあると思います。しかし、時にユーモアを交え、必死に聴衆に「地球環境問題の重要性」を訴える姿に、「ほんまもん」の政治家アル・ゴアを再認識させられました。

 今は、女性初の大統領候補ヒラリー・クリントンさんと同様に黒人初のバラック・オバマさんが民主党の有力候補者です。しかし、来年、ダークホースでアル・ゴアさんが大統領選挙に参戦する姿を見てみたいものです。

橋本市議会議員選挙事務所開き

2007年03月03日 14時35分03秒 | Weblog
           (ミニ集会の後で、記念撮影)

 今日の午前中は、橋本市に行きました。橋本市議会議員選挙に立候補予定の「辻本つとむ」議員の事務所開きに参加するためです。連合和歌山の古谷事務局長もお出でで、地元の方々、辻本議員の関係の南海電鉄関係の労組の皆さんも参加され、にぎやかな事務所開きとなりました。

 その後、同様に民主党公認で立候補予定の新人「たき洋一」さんの事務所にも顔を出しました。奥さんとお嬢さんが事務所前で、お花のプランターを並べている微笑ましい風景が印象的でした。

 「新人で、しかも民主党公認の候補ですから、保守色の強い橋本市内ではたいへんな戦いでしょうけど、普通の市民が出入りしやすいように、赤ちゃんが泣いて、子供が走り回っている選挙事務所にしてくださいね。」とお願いしてきました。

 私は、利権とは関係のないクリーンな政治を目指して戦っています。写真のようなミニ集会で、まじめに生きている女性の方々にも同じことを申し上げています。利権とは関係ない市民の皆さんは、必ず賛同してくださいます。

 政党にかかわらず、利権や古いしがらみに反対の政治家はみんな仲間だと考えています。無所属の方が中心ですが、志を同じくする政治家なら政党にかかわらず、一緒に政治をしていきたいと思います。選挙後の会派もできる限り広く、クリーンな政治という枠組みで大同団結していきます。

 たとえば、県議会なら議員定数削減で一致できる仲間たちと一緒に固まっていけばよいと考えます。次の市町村合併のタイミングで、和歌山市選挙区も含め、定数の見直しができるようにすることが県民のためだからです。

 正論が通る和歌山の政治を目指して、皆さんと一緒に前に進んで行きます。応援してください。

田園地帯でのローラー作戦

2007年03月02日 13時11分44秒 | Weblog
 昨日、広瀬小学校での授業を終えた後、午後1時前からミニ集会を1件やっていただきました。女性の4人組(支援者のおいとこさん達)とお茶とお菓子で小一時間おしゃべりをいたしました。大笑いをしながら、アッと言う間に時間は過ぎていきます。お昼ごはんは、この集会でのクッキーで済ませました。

 その後、和歌山市の東の方に行きますとこのような田園地帯が広がっています。都市部とは言え、農業も盛んな地域もあります。集落が点在していますので、「濃紺のパッソ」で行って、車を止めて、集落ごとに歩いて回ります。

 たいへんですが、新鮮な空気を吸いながらのウォーキングだと思えば、けっこう楽しいものです。半日歩くのですから、健康によいことだけは確かです。いずれ、田園地帯にも「ママチャリ周平号」で乗り込む予定です!!

母校広瀬小学校での授業

2007年03月01日 15時33分12秒 | Weblog
 今日の午前中、母校の広瀬小学校へ授業に行ってきました。6年生2学級41人の生徒に社会を教えてきました。今、国際的な「紛争」の勉強をしているというので、国の予算の話から、その中の「政府開発援助」(ODA)の説明をし、紛争予防や、緊急人道支援さらには紛争を終わらせるための支援などの説明をしました。

 広瀬は母校でもありますが、6年生の担任をしている東山先生が、城東中学の同級生だったこともあり、友人としてゲストに呼んでいただきました。広瀬、城東を卒業した先輩で、実際に財務省に入って予算作成に携わった人間の実物を子供たちに見せて興味を持ってもらい、また勉強の動機付けをしてもらおうとの趣旨だと聞きました。

 また、一日2ドル以下で暮らしている人が28億人もいることや、行きたくても学校に行けない子供が1億人以上いることなどを説明しました。これは、「世界がもし100人の村だったら」(C.ダグラス・スミス著、マガジンハウス、2001年)や「もったいない」(ワンガリ・マータイ著、マガジン・ハウス、2005年)の本を使って説明しました。

 広瀬小学校の彼らが、いかに恵まれている状況なのか、分かってもらえたかな?もっとも、私の説明が、あまりにも抽象的で難しかったようで、東山先生に何回も助け舟を出してもらいました。さすが、プロの教師は違うなと思いました。子供たちに分かるように、分かり易い言葉で上手に説明してもらい、アシストしていただきました。

 子供に話を理解してもらうには、具体的なことで関心を持ってもらうことが一番だということを東山先生には教わりました。「中学で何時間勉強し、高校で何時間勉強すれば東大に入れるのか?」東山先生が質問を振ってくれたので、子供たちの興味が持続したりしました。

 私の方では、「受験には体力が一番。次に、継続的に毎日一定時間勉強すること。そのためにも、大人になってから何をしたいのか、何になりたいのか、きちんと目標を持って動機付けすること。」そして、伝記を読んで、モチベーションを高める方法を、私自身の「シュヴァイツアー博士の自伝」での経験から説明しました。この辺は、すべて東山先生の振り付けなので、今日の授業は彼との共同授業となりました。

 東山先生、ありがとうございました。