地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

藁を編んだだけの草履・・・

2017-01-16 | Weblog

1月16日(月)                     -7

 

Am6:30・・・

音もなく細かな雪が降り続いています

通りを走る車もまばら

また

雪かきに追われます (連日の雪かき)

 

NHKのアーカイブス・・・

1月8日は、千日回峰行を成し遂げた天台宗僧侶、故酒井雄哉さんの記録「比叡山千日回峰 ~“一日一生” いまを生きる~」でした

まるで人間のなせる業とは思えません

その足元・・・

草鞋です

 

ウィキペディアによると千日回峰行とは ↓

「1~3年目は年に100日、4-5年目は年に200日行う。無動寺で勤行のあと、深夜2時に出発。真言を唱えながら東塔、西塔、横川、日吉大社と260箇所で礼拝しながら、約30kmを平均6時間で巡拝する。途中で行を続けられなくなったときは自害する。そのための「死出紐」と、短剣、埋葬料10万円を常時携行する。蓮華の蕾をかたどった笠をかぶり、白装束、草履履きで行う」

 

700日の回峰行を終えて、9日間の「飲まず」「食わず」「眠らず」「臥せず」の堂入り・・・

そして、さらに2年間の回峰行・・・と命がけの荒修業が続きます

回峰行の履物は草鞋ですね

 

 

曾祖父が、明治22年に体験した京都をはじめとする1か月余の関西への旅・・・

道中記録によれば草鞋は約1銭

ほゞ毎日購入しています

 

善光寺仁王門に掲げられている草鞋・・・

あの時代は 旅=歩く=草鞋

そして戦も草鞋

藁を編んだだけの草履・・・

恐るべき履物です


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