癖

骨を折ってしまうと、それ以降その場所が折れやすくなってしまうという。
癖がついてしまうということだ。

会社のトイレも癖がついてしまっているようである。
それも、詰まり癖。

以前「トイレが詰まっています」と会社のブログに画像付きで掲載されたトイレ。
その小便器がまた詰まっている。
小便器は5つあるのだが、また同じ便器が詰まっている。
流れることは流れるのだが、極端に流れが悪い。

他の便器が詰まることはないのにその便器ばかりが詰まるということは、もはやその便器に詰まり癖がついてしまっていると言う以外ないであろう。

癖といえば、同じように考えると私の腹は下り癖がついてしまっているということだろう。
腹が下る癖、一日に何回もうんこをする癖、とうもろこしがそのまま出てくる癖、、、いろいろな癖がついている。

さて、今日は久しぶりに新宿のそば屋に夜に立ち寄った。

かき揚げそばを食べる。
久しぶりの新宿の味だ。
今日のそばは一時期のような茹で加減・温度加減のいいかげんなものではなく、しっかりと味わえるものであった。
林君の姿も久しぶりに見た。
しかし林君は私に気づいてくれていたのだろうか。

かき揚げを食べていると、一口目のかき揚げの一部分が喉の奥へ突進してしまい、気管にひっかかってむせてしまう。
気管からははずれたが、むせた勢いで鼻の奥に上がってしまう。
食べている間、何とかしたかったのだがどうすることもできず、鼻の奥にかき揚げが残っている状態で食べ続ける。
せっかく林君を久しぶりに見たというのに、いまひとつすっきりしない訪問になってしまった。

店を出て新宿駅に歩いている途中でくしゃみを連発し、ようやく鼻の奥からかき揚げが外れてくれる。
すっきりできたものの、吸い込む空気がかき揚げの油の匂いになってしまう。

私の鼻に油の匂い癖がついてしまったということか。