
吾輩はチワワである。

夕方にバス釣りに行き、ラパラのフローティング十三センチを投げていると大きなアタリがあったのである。

合わせると重く、吾輩の方へ寄って来ないので根掛りかな?とも思ったのだが、ドラグも少し滑っていた様で、
増し締めし寄せる事ができたのだが、使っていた竿がライトアクションの細い竿で足場は水面より高く、竿で
引き上げるのに無理があるかな?と思い、一発勝負でラインを直接手に取り魚を引っ張り上げる事にしたのだ。

勢い良く引っ張り、水面から三十センチ位まで引き上げると空中でラインが切れたのである。

サイズは四十センチ位?で丸々と太っていて、十三センチのルアーを後から思いっきり真ん中の針まで
くわえていたのだ。

冷静に考えると無理がある行動で、中古で購入した時からリールに巻いてあったラインは二号位?と細かったのだが、
ルアーはかえしの無い針だったので早く陸に上げないと逃げられてしまうと焦ってしまったのである。

ただ以前にフロロカーボンの一,五号だったかな?同じ様な高低差で四十センチ位の鯰を竿で
引き上げた事があったので大丈夫かな?と思ったのである。

実はラパラのフローテイング十三センチでは今まで釣った事が無かったので釣り上げられなかった事が
もの凄く残念なのだが魚も気になり、針が外れてくれれば良いのだが・・・とも思い、後味が悪かったのである。

釣具屋で多分同じメーカー?の糸で二,五号を買い、翌日に同じ場所へ釣りに行ったのである。

使用するルアーは同じラパラの十三センチだが年代は古く、イーベイで落札した五十年位前のルアーで
ボディには沢山の傷があり、針は魚を釣った時の重みで折れたり変形などがあったので新しいのに交換したのだ。

使ってみると昔のはコーティングが薄くボディが軽いので僅かだが動きが良く釣れたのである。

暫く投げ続けていると沖の方に黄色の様な緑色の様な何かが浮かんでいるのが確認でき、まさか?と思いながら
ルアーを数投し引っ掛けてみると間違い無く昨日のルアーで、無事に魚から外れていたのだ。

更にもう一匹釣り上げ、サイズは小さいがバス二匹とルアーを一個を釣り上げたのである。

このルアーはフィンランドで生まれ、その後アメリカで魚を釣り傷まみれになり、現在は日本で魚を釣り上げたのだ。

そして今日、出先から帰る時に竿を積んでいたので寄り道をし、また同じ池の同じ場所へ行ったのである。

同じ様にフローテイングの十三センチを投げていたが、流石に今日は駄目かな?と思い、もう少し潜って
欲しかったので、ルアーをラパラのハスキージャークに変え投げていると一昨日と全く同じアタリがあり、
今回はラインも太く冷静で側の木を掴み水面まで下りて魚をキャッチしたのである。(携帯の画像なので小さいのだ。)

間違いで無ければ逃げられたのと同じ魚で、前回は一瞬見ただけで太っていたが口が小さいので
四十センチ位だと思っていたが、竿の位置で長さを覚え、帰ってから測ってみると四十六センチは
確実に有るのだ。

ラパラのハスキージャークの十センチでプラスチック製なのだが、ミノーなどで釣れると嬉しいのである。

春だから?ラパラの神様?が降臨しました。