
吾輩はチワワである。

以前、中古で買ったシマノのメタニウムXTを掃除したのである。

手頃な値段だったので興味半分で購入し、簡単な掃除とオイルの注油だけして使っていたのだ。

部品図が無く構造が良く分からないのでオーバーホールはした事が無かったのだが、隠れている
ネジを三本緩めると壊れることなくカバーが外れると分かったので分解なのだ。

カバーは簡単に開けれたのだが、中の部品は写真とメモ書きで元の状態を記録しておかないと
吾輩の頭では二度と組み立てられないのである。

とりあえずバラバラにして部品を綺麗にしたのだ。

ここからが問題で、ちゃんと組み立てれるのか?・・・なのである。

何回かつまずきながらも完成し、掃除前よりもハンドルも軽くなったので喜んでいたのだが、
気になってもう一度カバーを外し中を見ると上下間違えて付けているプラスチック部品があり、
一枚目の画像の左側の部分で動くたびに銅ワッシャーで削れていたのだった・・・。

組み立て直してピカピカになったのである。

昔はこのリールは本体からハンドルノブまで変にただ丸いだけの印象で、興味が無かったのですが、
実際に手に取ると複雑なデザインで微妙なメタリックの赤色もカッコ良く思え古いリールですが、
ABUばかり使っていた吾輩には新鮮で気に入っています。