
吾輩はチワワである。

昔に使用していたアブのスピニングリールで、壊れてもう使わないので何か再利用できる部品などが
ないかと思い分解したのだ。

使えそうな部品は無く廃棄しようとしたのだが、ドラグワッシャーの厚みが気になり、念のためスプールを
破壊して確認すると探していた厚みの薄いドラグワッシャーを使用していたのだ。

これで以前に途中まで作業を進めていた
三五〇〇Cのダイレクト仕様を完成させられるのである。

大きさが違うのだが、そこは同じサイズに加工して使用する事に・・・左が加工前のサイズで右の上側の
厚みのあるダイレクト用と同じサイズに加工したのだ。

ノギスで測ると元のダイレクトに使われていたのは厚みが1ミリでスピニングのは厚みが半分なのだ。

完成したのだが実際に使用してみないと問題が無いか分からないので釣りに出かけたのだが・・・。

結果はちゃんと投げて巻く事もできたがキャスト音が変でウゥ~ンと何処かで聞いた事のある音で記憶の
中では八十年代の昔のウルトラマグのタイプと同じこもった様なキャスト音?で原因が分からないのだ。

釣果は二十センチ位のバスが掛かり巻いている途中で跳ねてバレたのだが、ダイレクト化の意味は
全く無かったのだった。

とりあえず完成した事にして、進化版の三五〇〇Cロケットと並べてノスタルジックに浸りました。