
吾輩はチワワである。

二ヶ月ほど前にテレビを見て知った事で、七年前の二千三年五月九日に探査機はやぶさが
打ち上げられたのだ。(当時の吾輩の記憶には全然無いのだ・・・)

はやぶさは自律航法で地球から約三億キロメートル離れた直径が五百四十メートル小惑星イトカワへ行き、
地表サンプルを採取して七年ぶりに今日の二十三時ごろ再び地球に帰ってくるのだ。

打ち上げ後、搭載する四つのイオンエンジンの内一つが調子悪くなり、残りのエンジンで
飛行したり途中で姿勢制御装置が壊れたりしながらも二千五年十一月、小惑星イトカワへの
二回の着陸を行いサンプル採集をしたらしいのだが、今度は燃料漏れで姿勢を崩し七週間
行方不明なったり、帰りにもイオンエンジンが異常停止などで二千七年の夏ごろに帰ってくる予定が
今日になったのだ。

帰ってくるといっても、はやぶさは大気圏で燃え尽き採集したサンプルの入ったカプセルだけが
オーストラリアで回収されるのだ。

無事に回収できても、カプセルの中にちゃんと地層サンプルが入っているのか分からないので、
本当に最後の最後までどうなるか分からないのである。

以前に古本屋でなんとなく購入した本を読んいると宇宙に興味がわき、他にも何冊か読んだのですが・・・。

地上とは違い、とても不思議な空間でむずかしいです。