
吾輩はチワワである。

一九八五年製のアブ一五〇〇Cを手に入れたのである。

約、三十年前に
一五〇〇Cブラックを買ってなかったらこれを買っていたはずのリールなのだ。

もとの画像は無いが汚れが結構溜まっていたので早速オーバーホールなのだ。

バラしていて嬉しかったのは使われているベアリングで、古いアブに使われている樽型の球面とまではいかないが
接触面を良く見ると確認でき、両サイドが微妙に下がったベアリングが使われていて一五〇〇Cブラックと同じ
珍しいタイプなのだ。

外観はキズがあるが中の機関を見ると余り使用されていないので各パーツの状態が良く、このメインギヤは
アルミ製?ジュラルミン製?見た目では材質がよく分からないが軽く、この時代を表すパーツで嬉しいのだ。

キズはあるが型番のアルミシールも残っていて・・・。

そしてエビスフィシングのEFマークにハイスピードマークもちゃんと残っているのだった。

ハンドルは在庫のパワーハンドルに交換して完成なのだ。

以前に復刻版の一五〇〇Cサンセットオレンジを持っていたのだが、個体差なのか?古いのと比べると
細かなパーツの出来やメッキの仕上がりも悪く手放したのだ。

吾輩にとっては当時のABUは高級品で憧れの的だったので・・・だからこそ中古のキズ物でも
当時のオリジナルに価値があり魅力を感じるのかもしれません。