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人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

新たなチャレンジは真似から~人事コンサルタント鷹取が贈る人事マネジメントの視点

2020-07-16 12:00:39 | 人事マネジメントの視点
◇ リモートワーク、いきなり言われても
新型コロナウイルスの影響で、新しい生活様式・仕事スタイルを余儀なくされ、さまざまなところで変化が求められている。例えば、リモートワークだとか、オンラインミーティングはその典型だ。
しかし、いきなり言われても、と戸惑う会社や従業員も多い。IT系の業界ならまだしも、・・・。どうすればよいか悩む。なかなか手をつけられない。それを解決するにはサポートが欲しい。アイデアも必要。
新たなことに取り組むには、まずは真似ることとよく言われる。ある本に次のように書かれていた。
「私たちの使う言葉も決して自分が編み出したものではなく、母がしゃべっているのを聞いて、真似ていつの間にか話せるようになった」と。
大袈裟だなあと思ったが、確かに、ほとんどは真似て自分のものにしている。日常生活の動作やしぐさ、勉強や仕事そのものも考えてみればそうだ。

◇ 一部切り取って真似る
ところで、真似ると言えば、ものまねタレントがまず浮かぶ。コロッケは第一人者だが、よく観察してみると、完全コピペではなく、一部をかなり誇張している。でも似ていて、笑いながら上手いと思う。
リモートワークだとか、オンラインミーティングなどをIT業界のように、すべてのことを真似ることは出来ない。しかし、一部切り取って使うことは可能ではないだろうか。使えるところだけ切り取って、その後はアレンジしよう。
今は知らない人からでも教えてもらえる。特に、YouTubeは最近のツールだ。さまざまなことを動画で教えてくれる。若者を中心にすごいと感心する。このノウハウを使わない手はない。私も参考にしていて、最近はフェイスシールドを自作した。

◇ 余白をオリジナルなものに
便利になったものだが、自分の知りたいことをすべてのことを教えてくれるわけではない。あと少し教えて!ということも多いが、やりたいことの近くまで連れてきてくれる。あと少しは、自分のアレンジする余白だと考えるとよい。
工夫、アイデアをいろいろ考えてみると面白い。一人で考えるよりも、周りの職員と一緒に考えると、アイデアはたくさん出てくる。想定外のグッドアイデアも発見することもある。時には、あと少しの部分をよく知っている同僚もいたりする。これが面白い。
そのアイデアやノウハウと活かしていけばオリジナルになり、自分たちの身になる。
新型コロナウイルスに関連した仕事スタイルの例にリモートワークだとか、オンラインミーティング出したが、こだわる必要はない。
さて、あなたの今の課題は何?
その克服のために、真似るのは誰のどの部分?
そして大事なことは、今日どのように行動する?

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