めーたん初主演映画「口裂け女リターンズ」。
この映画と舞台挨拶をワーナーマイカルシネマズ板橋にて観てきました。
めーたんは愛理という名前の大学院生の役どころ。
この映画では、大きく3つの愛理が存在します。
まだ何も分かっていない無邪気な愛理。
事件に巻き込まれ戦う愛理。
最後の最後の愛理。
この3つの愛理をめーたんは上手く演じ分けていたように思いました。
変化と言いましょうか。愛理の表情、雰囲気がどんどんと変わり、とても凛凛しくなっていくように思いました。「めーたんって実は無茶苦茶と強い人なんじゃないだろうか」と思ったり。
狂気の中、迎える最後は「凛凛しい」という言葉だけでは済まないような、狂気と事実を受け入れ、「強さ」をも超越したような、なんとも形容し難い表情、雰囲気を持ち、この物語の悲劇と同時に狂気をも、とても上手く演じているように感じました。
めーたんの演技を本当に素晴らしいと思いました。
僕は、あまり映画を観ないのですが、だからこそ感じた事なのかもしれませんが、映画というのは、セリフ廻しだけではなく、細かな表情や演者が醸し出す雰囲気で充分に演技が出来るのだと改めて感じました。
これは、めーたんは実際にそういうふうに演じたからこそ、僕がそう感じたのだと思います。
この作品はホラー映画ですから、怖いシーンも沢山ありますが、最後の悲劇はとても強烈に心に刻まれる、とてもいい映画だと思います。
本編が終わり、とても沢山の報道陣も加わり、舞台挨拶が始まりました。
七夕にちなみ、浴衣姿のめーたんが登場しました。
生のめーたんを見ることが出来て、本当に嬉しかった。
先の舞台から一ヶ月も経っていないのに、懐かしい、という気持ちも少しありました。
なんか、めーたんを見れて本当に凄く凄く嬉しかったです!
舞台挨拶では、監督が話したエピソードが印象的でした。
めーたんが片目だけ涙を流すシーンがあるのですが、監督が目薬を使うか、とめーたんに持ちかけたところ、めーたんは拒み、見事に、実際に片目だけの涙を流したそうです。
この話しを聞いて、吉永小百合を思い出しました。
テレビを見て知り、記憶していたことですが、映画で山田洋次監督が「ここで、涙を流したら素敵ですよね」と言うと、吉永小百合は本番で、カメラに映る片目だけ涙を流したそうです。
めーたんも、いずれ吉永小百合のような大女優になるべく片鱗を見せたエピソードではないでしょうか。
舞台挨拶は20分位だったでしょうか。めーたんが退場すると、とても寂しい気持ちになりました。もっともっと、めーたんを見ていたいと思いました。
めーたんを見て、嬉しさと寂しさに心を大きく揺さぶられました。
改めて、僕はめーたんを強く強く想いました。
僕はめーたんが大好きです。
僕の勝手な夢ですが、日本アカデミー賞授賞式の舞台に立つめーたんを見たい。きっと、そんなに遠くはない未来であると思っています。
めーたん最高!!
めーたんは口が裂けていても美しかったです。