故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.551 「壮行会」のお話。

2015年07月05日 | 日記

先日、新潟市中央区の東映ホテル内にあるレストランで昔の仲間10人が集まり、友人であるWさんの「壮行会」が開催された。Wさんが参加者に配布した「挨拶状」によると、次のように書かれていた。《 新しい生活をスタートします。長年住み慣れた日本の家を処分し、今年の7月に娘と孫が住むアメリカに転居します。

 

皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。どうか健康で、楽しく、長生きしてください。》Wさんは70歳を超え、永住を決意するまでには心の葛藤や多くのご苦労があったことと推察される。「壮行会」では参加者一人ひとりが激励や送別の言葉を述べた。

 

中には《Although I'm sad that I won't be able to see you. I expect your future activity.》と英文を書面に書き、Wさんに渡した方もおられた。席上、Wさんが私達に向けた「挨拶状」で述べられた《 健康で、楽しく、長生きしてください。》という文面が、私達がWさんに向けた言葉と重なった。

 

参加者から「1年に1回くらいは新潟に戻ってきてください!!」との言葉に対し、Wさんは「1回帰ってくると飛行機代などで30万円ほどかかる。」と答えられた。アメリカへ渡航することも、故郷に戻ることも大変なようだ。アメリカ・ミネソタ州で、ご家族に囲まれ、健康で楽しい充実した生活が送れるよう心からお祈りしたい。

 

参加者から「餞別」が贈呈られた。