故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.571 「50周年記念」のお話。

2015年07月25日 | 日記

私が「新潟市早起き野球大会」に初めて出場したのは50年前の第1回大会である。今年が丁度「第50回目」の記念すべき大会を迎えた。この詳細は私のブログ(5月22日付け第507号)で紹介させてもらった。50年前といえば、私がまだ18歳の時である。先日、私は久しぶりに新潟市中央区礎町にある「クロスパルにいがた」を訪れた。

 

その1階のフロアのパネルに「50周年」の文字が目に入った。野球大会のことかと思ったが、よく見ると新潟市とロシアの極東地方にあるハバロフスク市、それにアメリカ合衆国・テキサス州のガルベストン市との姉妹都市提携「50周年記念」のパネル展のことであった。1964年の発生した新潟地震の直後、ハバロフスク市から救援物資として建築木材3.000㎥が寄贈された。

 

そして翌年の1965年にハバロフスク市との間で姉妹都市提携が結ばれた。時期を同じくして新潟市民の要望を受け、当時の新潟アメリカ文化センターの館長さんの故郷であるガルベストン市との提携の話が進み、姉妹都市になったという。1階のほか2階にある新潟市国際交流協会の事務室にもパネルのほか“バラライカ”というロシアを代表する楽器や、ガルベストン名誉市民の鍵などが展示されていた。

 

今年は両市との姉妹都市提携「50周年記念」として、友好の翼などで新潟市民が両市を訪問し、交流を深める事業が盛大に行われる。今後とも息の長い友好交流を続けていくことになるのだろう。