虚脱の午後
2008-01-05 | 詩
虚脱の午後
夢さえ見る事を忘れ
ただひたすらに
優しさを望み縁側で煙草をふかす
雲が流れる
景色は封印されつつある記憶の残り香
枕に染み付いた香り
流れ行く
ただ流れ行く
怯えもしたのに
たかが風邪だと馬鹿にしちゃいけない
友人がわき目も振らず
ビーカーで化学反応を確認しながら
僕に警告を発す
陽射しが眩しかった
化学室の片隅
アルコールランプで湯を沸かし
珈琲をインスタントに飲んだ
君に会いたい
優しさを忘れるのは
日々の暮らしが雑多な物なのだからだろうか?
いらいらと不機嫌な素振りは
風邪のせいなのだろうか?
どちらにせよ
想ったとうりにいかないのが当然な成り行き
そうして
ソウシテ
マタ
キミノ影ヲ見失ウ
今日モキミヲ
失ッテシマウ
午後
白イ彫刻ガ微笑ムノダ
嘘だと云ってくれ
お願いだ
嘘だと 全てが
呼吸を忘れた瞬間
例え様もなく苦しくって
何かに願う
意識分解
全てのありか
それは
僕の傍らで寝ていたはずの
君の存在の喪失
虚脱した意識の片隅で
欺瞞に満ちた
自己の馬鹿さ加減に呆れる
虚脱の午後は夢さえ見ることを忘れさす
夢さえ見る事を忘れ
ただひたすらに
優しさを望み縁側で煙草をふかす
雲が流れる
景色は封印されつつある記憶の残り香
枕に染み付いた香り
流れ行く
ただ流れ行く
怯えもしたのに
たかが風邪だと馬鹿にしちゃいけない
友人がわき目も振らず
ビーカーで化学反応を確認しながら
僕に警告を発す
陽射しが眩しかった
化学室の片隅
アルコールランプで湯を沸かし
珈琲をインスタントに飲んだ
君に会いたい
優しさを忘れるのは
日々の暮らしが雑多な物なのだからだろうか?
いらいらと不機嫌な素振りは
風邪のせいなのだろうか?
どちらにせよ
想ったとうりにいかないのが当然な成り行き
そうして
ソウシテ
マタ
キミノ影ヲ見失ウ
今日モキミヲ
失ッテシマウ
午後
白イ彫刻ガ微笑ムノダ
嘘だと云ってくれ
お願いだ
嘘だと 全てが
呼吸を忘れた瞬間
例え様もなく苦しくって
何かに願う
意識分解
全てのありか
それは
僕の傍らで寝ていたはずの
君の存在の喪失
虚脱した意識の片隅で
欺瞞に満ちた
自己の馬鹿さ加減に呆れる
虚脱の午後は夢さえ見ることを忘れさす
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