道、教会に立ち寄ったそうです。

右端に神父さんの姿が見えます。
連れて行かれた先は、神父さんでした。

3人のうち1人がクリスチャン。
フランスもそうでしたが、イタリアもどんな
田舎の小さな街にでも必ず一つは教会があり
ますね。
というより、教会を中心に街が広がっている
のかもしれないですが。
教会の鐘の音、懐かしなぁ。
自宅にいても、出先でも、旅先でも、どこに
いても時間を告げる鐘の音が聴こえて来る日
常。
駐在していた頃はその鐘の音に心落ち着いた
ものです。
立派な教会です。

右端に神父さんの姿が見えます。
日本人3人で席に座っていると、イタリア人
のおじさんがやって来て、イタリア語で話し
かけて来たそうです。
「君たちは楽器をやってるの?」という一言
だけは何となくわかったそうです。
娘が背負っている楽器ケースを見て、「これ
はヴィオリーノか?」と聞かれたので、頷く
と、「ちょっとこっちに付いておいで。」と
手招きされました。
連れて行かれた先は、神父さんでした。
そのおじさんは神父さんにイタリア語で、お
そらくは、「この子はヴァイオリンが弾ける
からここで弾かせてあげませんか?」みたい
なことを伝えてくださったようです。
神父さんは英語で、「一日のうち、◯時から
◯時までの間なら、楽器を弾いてもいいです
よ。今まさにその時間だから、どうぞ弾いて
ください。」と。
思いも掛けない素敵な申し出に娘は驚きまし
たが、こんな機会はなかなかどころか、一生
に一度もないかもしれないので、もちろん弾
かせていただきました✨
バッハの無伴奏曲第1番アルマンドを一曲。

メインの祭壇側にいた信者の方達から拍手と
お褒めの言葉を頂いたそうです。
LINEで録音を少し送ってくれましたが、石造
りの建物な上、空気も乾いているから、なん
とも良く音が響き、3割増し上手に聴こえま
した😉
ヨーロッパ特有の曇りのない響きです。
↓これは弾く前に調弦をしているところ。
