クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

夏のユースオーケストラ 3

2022-07-30 | 上の娘ごと

日本人3人でコインランドリーに行った帰り

道、教会に立ち寄ったそうです。

3人のうち1人がクリスチャン。

フランスもそうでしたが、イタリアもどんな

田舎の小さな街にでも必ず一つは教会があり

すね。

というより、教会を中心に街が広がっている

のかもしれないですが。

教会の鐘の音、懐かしなぁ。

自宅にいても、出先でも、旅先でも、どこに

いても時間を告げる鐘の音が聴こえて来る日

常。

駐在していた頃はその鐘の音に心落ち着いた

ものです。

立派な教会です。



右端に神父さんの姿が見えます。

日本人3人で席に座っていると、イタリア人

のおじさんがやって来て、イタリア語で話し

かけて来たそうです。

「君たちは楽器をやってるの?」という一言

けは何となくわかったそうです。

娘が背負っている楽器ケースを見て、「これ

はヴィオリーノか?」と聞かれたので、頷く

と、「ちょっとこっちに付いておいで。」と

手招きされました

連れて行かれた先は、神父さんでした。

そのおじさんは神父さんにイタリア語で、お

そらくは、「この子はヴァイオリンが弾ける

らここで弾かせてあげませんか?」みたい

ことを伝えてくださったようです。

神父さんは英語で、「一日のうち、◯時から

時までの間なら、楽器を弾いてもいいです

よ。今まさにその時間だから、どうぞ弾いて

ください。」と。

思いも掛けない素敵な申し出に娘は驚きまし

たが、こんな機会はなかなかどころか、一生

に一度もないかもしれないので、もちろん弾

かせていただきました✨

バッハの無伴奏曲第1番アルマンドを一曲。



メインの祭壇側にいた信者の方達から拍手と

お褒めの言葉を頂いたそうです。

LINEで録音を少し送ってくれましたが、石造

りの建物な上、空気も乾いているから、なん

とも良音が響き、3割増し上手に聴こえま

た😉

ヨーロッパ特有の曇りのない響きです。

↓これは弾く前に調弦をしているところ。








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