最近は近所の本屋さんの前を通ると吸い込まれ
るように店内に入り、手に取らないまでも、平
置きにされた本や雑誌を一通り眺めるのが習慣
になってしまっています。
東野圭吾の「ラプラスの魔女」は、その後何度
目かに足を運んだ際に入荷しているのを見つけ
購入しました。
本はネットで購入するよりも、本屋さんでいろ
いろ眺め、実際に手に取って選びたい派です。
最後のページを見ると、令和3年5月10日17版
発行とあったので、お店も入荷待ちだったよう
です。
「魔力の胎動」だけでも十分楽しめましたが、
こちらも一緒に読むことで、理解は深まりまし
たし、辻褄も合いました。
そもそも主人公が持つ特殊な力についての説明
が「魔力の胎動」の方には全くなかったのです
から、やはり読むべきなのでしょう。
時系列的には、むしろ「ラプラスの魔女」の方
が後なのです。
長編ですし、読み応えがあります。
東野圭吾はとても心地の良い文章を書く人です
し、世界にも入りやすいので、このまま次々読
み進めようかとも思いましたが、私の内なる声
が、次は夏目漱石の「こころ」を読むべきと言
うので、それに従い読み始めました。
時にはベランダでお昼ごはんを食べ、そのまま
しばらく読書を。
