10代のボーイスカウト時代に一度だけ登山。 それまでに北アルプス・八ヶ岳等の登山経験有り。 どこの登山口か忘れたが、五合目からスタート。
数名で野営道具一式担いで、七合八杓の山小屋近くで野営。 翌朝9時位に登頂。 空気が薄かった。 たしか8月盆明けだったか。
富士山は独立蜂なので、登るだけ、下るだけの単調な登山。 他の山のようなアップダウンがないので退屈。
森林限界を越えたら、溶岩だらけの登山道を黙々と登るのみ。 高山植物や雷鳥などは皆無で、眼を楽しめさせてくれるものが何も無い。
おまけに上に行くほど傾斜がキツいので、登れば登るほど疲労が蓄積する。 (へばってくるにつれ、傾斜がキツくなる。)
登頂後、お鉢回りをして、30kgの荷物を担いだ姿で砂走りを下山。 その後、山中湖畔のスカウトジャンボリーに参加。
早い話が、ただのでっかい砂山である。 山男の登る山ではない。
タイトルに「一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿」と書いたが、昔の人は言い得て妙である。
やはり富士山は下界から眺めるに限る。
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