@『GRIT』とはやり抜く力。 何故「やり抜く力」が必要なのか。それは当たり前のようにできなくなった現代は「我慢ができない」・「待つと言うことを嫌う」世になってきていると言う。 スピード化と言えばいいのか、誰もが即答、即決、即判断を期待し、サービスでも時間の短縮、距離の短縮、ついにきたのが「心持ち」の短縮だと感じている。 セッカチ時代の到来は今後何が起こるか。 熟知して、気長に、長い目で見てなど悠長なことがまかり通らない時代へと技術が、人間がさらに導いていく。
『実践版GRIT』キャロライン・ミラー
あらゆる場面で成功と失敗を分けるのは、「才能」でなく「グリット」である。世界トップレベルの研究成果が集結し、究極の「成功」と「幸せ」を説く
・「グリット」(GRIT:諦めないで最後までやり抜く力)とは
勝者になるための情熱と資質
レジリエンス(逆境に打ち勝つ精神的な強さ)を求められている
目標に対する情熱と周囲の人の畏敬の念を引き出す
より良い人間へと成長し、精神的な持続的幸福を獲得
ポジティブなリスクを冒し、最高の人生を送りたいと言うモチベーション
・ミレニアム世代の傾向
「この世代は概して、すぐに権利を主張しがちで、評価や批判に打ちのめされやすく、別段自尊心や責任感が大きいわけでもなく、むしろ酷く脆弱で、自己陶酔的である場合が多い。また、意味や目的よりも富や名声に価値を置き、難しい課題や仕事を苦労せずにこなすための近道を見つけようとし、挫折に弱くすぐにへこたれてしまう」更に、「スマートフォンを取り上げなければチームの会議に集中しないと嘆く。賢明に努力しようという意欲や、自分の利益よりもチーム全体の利益を優先しようという気構えがない」
・自己コントロール項目キーワード
「対人関係能力」「ポジティブ感情」「意志力の貯蔵」
「忍耐力」「好奇心」「謙虚さ」「夢」「最高の成果」「生きがい」
「何をしたいかじゃなくて、私は誰になりたいのか」
「情熱」「目的意識」「自制心」「希望」「熱意」「勇敢さ」「忍耐」
「粘り強さ」「長期的な目標」「創造性」「リスクテイキング」
「チームワーク」「友情」「失敗から学ぶ姿勢」「柔軟性」
「決断力」「楽観思考」「幸福感」
・自己コントロール行動・方法
「強みを活かす」「感謝する」「日記を書く」「精神性を高める」
「コーチングを受ける」「希望を持つ」「運動する」
「利他的行為を実践する」「瞑想する」「5回のなぜ」
「素直さ」「思慮深さ」「成熟」「無欲」「共感」「
「Give & Take」
Giver 人に惜しみなく与える人
Taker 真っ先に自分の利益を優先させる人
Macher 損得のバランスを考える人
・「スマート」(SMART)な目標を作る
Specific (具体的で)
Measurable (測定可能で)
Action-oriented (行動指向で)
Realistic (現実的で)
Time-sensitive (期限がある)
・「パーマ」PERMA (持続的幸福の行動特性=幸福レベルを上げるための目標)
Positive (ポジティブ感情)
Engagement (決め事・約束)
Relationship (人間関係)
Meaning (意味や意義)
Achievement (達成・成功)
・現実
「今の私たちは、もはや長い目で見ると言う考え方ができなくなっている」
「今の若者にとって我慢すると言うことが難しくなっており、満足や解決策が即座に得られるのが当たり前になっている」
・心理学テスト(自分を知るための質問リスト)
完全版240問 www.authentichappiness.sas.upenn.edu