@実業家、起業家、さらに人生を変えたい人への「日々の処方」が偉人のエピソードを例え、面白く、実に参考になった書籍だ。 メンタービジネスの活用には最適な参考書とも言えるかもしれない。
やはり言える事は「市場動向・情報分析・検証・実践行動・経験』だろうか、それと周りの環境を変え(ファッションも含め)、夢を持ち、他人を思いっきり褒め讃え、何事にも感謝する事を忘れないこと。 現実、人の世、成功だけが人生ではない、面白く、楽しく、喜怒哀楽を共にできる仲間がいる事かもしれない。
『夢を叶える象』水野敬也
・ガネーシャと言うインドの大衆神が一人の青年の夢を叶えるための術(言葉・関西弁)を授ける。歴史的な著名人が如何に成功したのか、成功するための出会い、苦労、行動を教授するベンチャー志向の起業家向けメンターとなる。
「日々の処方」
・「靴を磨く」(モノを大切にする・身なりを清潔に)
自分を支えてくれるものを大事にする事
・「コンビニでお釣りを募金する」
世の中の人々に喜んで貰うための「寄付」は自分も喜びを味わえることができる
・「腹八分目に抑える」
自分を自分でコントロールすること
・「人が欲しがっているものを先取りする」
人の欲を満たすこと
・「会った人を笑わせる」
その場の空気「笑い」を作ること
・「トイレ掃除をする」(トイレが綺麗なお店は人も集まる)
人の嫌がることを見つけ、人を喜ばせること
・「まっすぐ家に帰る」
自由に使える時を大切にする
・「その日頑張れた自分を褒める」
頑張った自分(成長)を褒めること
・「1日何かをやめてみる」
空いた時間を作ると何かが入れ込むことができる
・「決めたことを続けるための環境を作る」
自分の意識を変えるにはまず周りの環境を変えること
・「毎朝、全身鏡を見て身なりを整える」
自分の内面的な意識より先に外見(ファッション)を変えてみること
・「自分が一番得意なことを人に聞く」
自分の得意分野は周りが知っている。自分の得意なことを徹底的に伸ばすこと
・「自分の苦手なことを人に聞く」
自分の短所(欠点)を知ること、自分と言う存在を知ること
・「夢を楽しく想像する」
夢を持ち、想像、語ってみること ワクワク感を持つこと
・「運が良いと口に出して言う」
自分に起きた出来事を良かったと思うこと、それが経験で一歩前進したと思うこと
・「ただでもらう」
モノの価値と言葉・仕草の価値を知ること、人に感動を与える価値を知ること
・「明日の準備をする」
結果を出すには事前に周到な準備が必須であること、準備しておけば悪いことでも対処できる
・「身近にいる一番大事な人を喜ばせる」
身近な人ほど一番大切に、喜ばせること できる社員も褒めてあげることの大切さを知る
・「誰か一人のいいところを見つけて褒める」
自尊心を満たしてくれる人、そんな人を褒めること=人間関係がうまくいく
・「人の長所を盗む」
人の良いところを見習い、良いものを学び、人を喜ばせる工夫をすること
・「求人情報誌を見る」
求めるものを比較し探し出し、経験、自分の本当にしたいこと「これや!」を見つける
・「お参りに行く」
何でもやってみる事。バカバカしい事、意味がないことでもそこに人がやらない意味を知ること
・「人気店に入り、人気の理由を観察する」
優れたお店には優れたサービスがある。人の喜ぶものを観察する事
・「プレゼントをして驚かせる」
予想を超える「期待以上」のサプライズを考えること、得したと思うこと
・「やらずに後悔していることを今日から始める」
後悔しないように行動し、経験、一歩を始めること、期待しているから現実を変えることができない
・「サービスとして夢を語る」
多くの人が聞きたい夢・情熱であれば多くの人が応援してくれることを知ること
・「課題を必ず実行に移すこと」
人生を変えるとは、夢を持って情熱的に生きる、変わるのは「立って、何かをした時だけ」
・「人の成功をサポートする」
成功の近道は、人の成功を助けること
・「応募する」
自分の才能が認められると人生は変わる、やりたい事を挑戦・アピールし「今」やる
・「毎日、感謝する」
お金、名声、地位、名誉も全て他人が与えてくれるものに対し意識し、感謝すること
「成功だけが人生ではないし、理想の自分を諦めるのも人生やない。ぎょうさん笑うて、馬鹿みたいに泣いて、死ぬほど幸福な日も、笑えるくらい不幸な日も、世界を綴じたくなるような辛い日も、涙が出るような美しい景色も、全部全部、自分らが味わえるために、この世界作ったやからな。世界を楽しんでや。心ゆくまで」