スーパークリーク(ノーアテンション×ナイスデイ-インターメゾ)牡・85生
主:6 結:7 土:4 弱:3 影:2 質[近]:2 質[遠]:4 SP:3 ST:5
合計:36点 クラス:3B 芝:10~15F ダ:9~12F
日本適性:△ 成長力:○ 成長型:普通 馬場適性:芝 重馬場適性:□
○ 主導 (6)
主導は、Hyperion7・4×5の系列クロス。次いで、Nearco6・6×4・6で血統をリードしている。両者の結合は、Chaucerを通じて結合しているものの、決して強固な協力体制にある訳では無く、Hornbeam内に血の流れが集まっているのが見てとれるものの、鮮明に血の集合が判別できないのが惜しまれる点である。
○ 結合 (7)
主導たる、Hyperionと6代目までに存在するクロスである、Nasrullah~Nearco~Pharos(=Fairway)は、Chaucer~St.Simonを通じて、Dark Ronaldは、Hamptonを通じて、BlandfordはNasrullahを通じて、確実に結合している。かなり強固な状態を形成しているうえ7代目以降のクロスのまとまりも良好。非常に優秀だといえる。
○ 土台 (4)
St.Simonが22ヶで形成している。数字上はかなり良好だが、父母間のアンバランスさはやはりマイナスで(父方が4ヶしか存在せず、父父Green Dancer内においてはSt.Simonが9代目までに存在しないのは、明らかにバランスが劣悪だと言わざるを得ない)、影響の少ない部分である為に、悪影響は少ないだろうがかなり惜しまれる部分である(Green Dancer内10代目において7ヶ存在するのが非常に惜しまれる)。
○ 弱点 (3)
父父方、Green Dancer内Spy Songに欠陥を、Ampolaに弱点を生じている。Spy Song内は、9代目においてもクロスが存在せず、Ampola内は9代目Ajaxがかろうじてクロスしている。これはかなり明確な弱点だと言える。影響の少ない部分の為、若干軽微だと考えられるものの高評価を与える事は出来ない。
○ 影響 (2)
影響度バランスは(1-4-14-15)と圧倒的に母ナイスデイを強調した内容となっている。従って、バランスは非常に悪く、安定感に欠けるタイプだと考えられるが、強調した母方において主導勢力が強い影響を持った事は、幸いだと考えられる。
○ 質[近] (2)
父ノーアテンション、母ナイスデイ共に、決して高評価できる血統構成では無いものの、3代目までに並ぶ血統は比較的良好だと考えられる。平均点にはあるか。
○ 質[遠] (4)
非常に質の高いHyperionを主導に、同様に質の高いNearcoがサポートと、かなり良好だと考えられる。若干惜しまれるのはNasrullahも強い影響を持った点だが、スピードといった側面から考えると痛し痒しといったところか。底力勝負可能な内容だと言える。
○ スピード (3)
Nasrullah(Nasrullah内Mumtaz Mahal~The Tetrarchはしっかり生きている)を中核に、隠し味的にGrand Paradeのスピードを補給。若干、物足りなさは残るが、結合のよさを考えると平均点にはあるか。
○ スタミナ (5)
血統内において影響が強い、Hyperion・Nearcoを中核にした配合。この両者は、もともとスタミナに良さがあるタイプだが、Blenheim~Blandford、Hurry On、Son-in-Law~Dark Ronald~Bay Ronald等によってスタミナをより強化されている。非常に良好だと考えられる。
総括すると、父ノーアテンションが抱えた世代バランスの悪さを矯正できた内容ではないものの、欧州系のスタミナを存分に生かした配合で、15F克服は可能だと判断した。ただし世代バランスの悪さや、土台構造の曖昧さ、また影響度バランスや弱点・欠陥の存在等決して過信は禁物の血統構成ではあるだろう(ただし、父ノーアテンションの10代目の一部でも目覚めた場合、前述の問題はほぼ解決する。したがって、配合の方向性としては決して間違えた内容ではなく、瞬間的な能力発揮は可能なタイプだと言えるだろうか)。
しかしながら、これだけ世代バランスが悪い配合ではあるものの、これといった世代ズレを抱えなかったのは驚異的で、結合力の良さも非常に優秀で、ここがスーパークリークの能力の源泉だと考えられる。本来であれば、非常に良質なスタミナの伝え手として後世に遺すべき血統のひとつではなかっただろうか。
さらば、スーパークリーク。
主な戦績:1着 - 菊花賞(G1)、天皇賞(秋)(G1)、天皇賞(春)(G1)、京都大賞典(G2)、産經大阪杯(G2)、京都大賞典(G2)
2着 - 有馬記念(G1)
3着 - 神戸新聞杯(G2)、きさらぎ賞(G3)
主:6 結:7 土:4 弱:3 影:2 質[近]:2 質[遠]:4 SP:3 ST:5
合計:36点 クラス:3B 芝:10~15F ダ:9~12F
日本適性:△ 成長力:○ 成長型:普通 馬場適性:芝 重馬場適性:□
○ 主導 (6)
主導は、Hyperion7・4×5の系列クロス。次いで、Nearco6・6×4・6で血統をリードしている。両者の結合は、Chaucerを通じて結合しているものの、決して強固な協力体制にある訳では無く、Hornbeam内に血の流れが集まっているのが見てとれるものの、鮮明に血の集合が判別できないのが惜しまれる点である。
○ 結合 (7)
主導たる、Hyperionと6代目までに存在するクロスである、Nasrullah~Nearco~Pharos(=Fairway)は、Chaucer~St.Simonを通じて、Dark Ronaldは、Hamptonを通じて、BlandfordはNasrullahを通じて、確実に結合している。かなり強固な状態を形成しているうえ7代目以降のクロスのまとまりも良好。非常に優秀だといえる。
○ 土台 (4)
St.Simonが22ヶで形成している。数字上はかなり良好だが、父母間のアンバランスさはやはりマイナスで(父方が4ヶしか存在せず、父父Green Dancer内においてはSt.Simonが9代目までに存在しないのは、明らかにバランスが劣悪だと言わざるを得ない)、影響の少ない部分である為に、悪影響は少ないだろうがかなり惜しまれる部分である(Green Dancer内10代目において7ヶ存在するのが非常に惜しまれる)。
○ 弱点 (3)
父父方、Green Dancer内Spy Songに欠陥を、Ampolaに弱点を生じている。Spy Song内は、9代目においてもクロスが存在せず、Ampola内は9代目Ajaxがかろうじてクロスしている。これはかなり明確な弱点だと言える。影響の少ない部分の為、若干軽微だと考えられるものの高評価を与える事は出来ない。
○ 影響 (2)
影響度バランスは(1-4-14-15)と圧倒的に母ナイスデイを強調した内容となっている。従って、バランスは非常に悪く、安定感に欠けるタイプだと考えられるが、強調した母方において主導勢力が強い影響を持った事は、幸いだと考えられる。
○ 質[近] (2)
父ノーアテンション、母ナイスデイ共に、決して高評価できる血統構成では無いものの、3代目までに並ぶ血統は比較的良好だと考えられる。平均点にはあるか。
○ 質[遠] (4)
非常に質の高いHyperionを主導に、同様に質の高いNearcoがサポートと、かなり良好だと考えられる。若干惜しまれるのはNasrullahも強い影響を持った点だが、スピードといった側面から考えると痛し痒しといったところか。底力勝負可能な内容だと言える。
○ スピード (3)
Nasrullah(Nasrullah内Mumtaz Mahal~The Tetrarchはしっかり生きている)を中核に、隠し味的にGrand Paradeのスピードを補給。若干、物足りなさは残るが、結合のよさを考えると平均点にはあるか。
○ スタミナ (5)
血統内において影響が強い、Hyperion・Nearcoを中核にした配合。この両者は、もともとスタミナに良さがあるタイプだが、Blenheim~Blandford、Hurry On、Son-in-Law~Dark Ronald~Bay Ronald等によってスタミナをより強化されている。非常に良好だと考えられる。
総括すると、父ノーアテンションが抱えた世代バランスの悪さを矯正できた内容ではないものの、欧州系のスタミナを存分に生かした配合で、15F克服は可能だと判断した。ただし世代バランスの悪さや、土台構造の曖昧さ、また影響度バランスや弱点・欠陥の存在等決して過信は禁物の血統構成ではあるだろう(ただし、父ノーアテンションの10代目の一部でも目覚めた場合、前述の問題はほぼ解決する。したがって、配合の方向性としては決して間違えた内容ではなく、瞬間的な能力発揮は可能なタイプだと言えるだろうか)。
しかしながら、これだけ世代バランスが悪い配合ではあるものの、これといった世代ズレを抱えなかったのは驚異的で、結合力の良さも非常に優秀で、ここがスーパークリークの能力の源泉だと考えられる。本来であれば、非常に良質なスタミナの伝え手として後世に遺すべき血統のひとつではなかっただろうか。
さらば、スーパークリーク。
主な戦績:1着 - 菊花賞(G1)、天皇賞(秋)(G1)、天皇賞(春)(G1)、京都大賞典(G2)、産經大阪杯(G2)、京都大賞典(G2)
2着 - 有馬記念(G1)
3着 - 神戸新聞杯(G2)、きさらぎ賞(G3)
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