テスタマッタ(Tapit×ディフィカルト-Concern)牡・06生
9代血統表:http://pednet.k-ba.com/cgi-bin/ped/pedigree.pl?gene=9&data=202961
主:6 結:4 土:3 弱:1 影:3 質[近]:3 質[遠]:3 SP:4 ST:3
合計:30点 クラス:2B 芝:6~9F ダ:5~8F
日本適性:□ 成長力:□ 成長型:早め 馬場適性:兼用 重馬場適性:○
○ 主導 (6)
主導は、Dr.Fager6×4。非常に珍しくあるが、ほぼ系列クロスを形成し、血統をリードしている。一見強力な主導に見えるが、Raise a Native5・6×6、Turn-to8・8×6・6、Northern Dancer5×4が派生。その明瞭さはいまひとつと言える。できる事なら、Mr.Prospectorを主導とした方が、配合としては面白かったと言えるだろう。
○ 結合 (4)
主導たる、Dr.Fagerと6代目までに存在するクロスである、Raise a Native~Native DancerはTeddyで、Turn-toはPlucky Liegeで、結合を完了している。ただし、Northern Dancer・NearcoはRaise a Native内Native Dancerを通じて結合している為、ちぐはぐな印象を受ける(ただし。10代目に存在するSpearmintが目覚めている可能性がある。その場合5点の評価でも良いと考えられる)。
○ 土台 (3)
Bull Dog(=Sir Gallahad)が、15ヶで土台構造を形成している。単一の土台構造としては平均的だと考えられるが、Man o'Warが9ヶでサポートしているのは幸いで、なかなかに強固な状態だと言えるだろう。
○ 弱点 (1)
近親度が強い配合にもかかわらず、母方Mirra内に欠陥を派生している。この部分は影響が強い部分なだけに、非常に惜しまれる。
○ 影響 (3)
影響度バランスは(3-4-3-13)と圧倒的に母母であるWings of Joveを強調している。この部分に主導を含め、影響の強い血を集合させているのは、好感が持てる。
○ 質[近] (3)
近い世代の血の質はなかなかに優秀で、意外と底力勝負に向くタイプだと言えるだろう。
○ 質[遠] (3)
主導たるDr.FagerやNorthern Dancerは比較的質の高い配合だが、影響の強いRaise a NativeやTurn-toは決して質の高い配合とは言い難い。この部分がスピード面においては有利に働いているものの、惜しまれる部分ではある。
○ スピード (4)
Raise a NativeやTurn-toを中核にした配合で、スピード面においてはかなりのよさがある配合だと言える。
○ スタミナ (3)
主導たるDr.Fagerを中核にした配合で、Teddy系の粘りあるスタミナを発揮するタイプだと言えるが、血統全体を見渡した場合、明らかにスピード優位で、距離延長をこなせるタイプではない。
総合的に見ると、決してバランスの良い配合とは言い難いものの、スピードという個性や、Teddy系を中核とした血の流れや、母母に血を集合させた事については、良さがある内容で、好調期にはその豊かなスピードで強い競馬を見せる事が可能なタイプだとは言える。しかしながら、欠陥の存在や明らかにスピード優位の血統構成は、配合という観点からはベストマッチとは言い難く、本質的に父母の相性はいまひとつだと言えるだろう。
この手の配合は、自分から競馬を作れるタイプとは言い難く、過度な信頼は禁物だと考えられるだろう。
9代血統表:http://pednet.k-ba.com/cgi-bin/ped/pedigree.pl?gene=9&data=202961
主:6 結:4 土:3 弱:1 影:3 質[近]:3 質[遠]:3 SP:4 ST:3
合計:30点 クラス:2B 芝:6~9F ダ:5~8F
日本適性:□ 成長力:□ 成長型:早め 馬場適性:兼用 重馬場適性:○
○ 主導 (6)
主導は、Dr.Fager6×4。非常に珍しくあるが、ほぼ系列クロスを形成し、血統をリードしている。一見強力な主導に見えるが、Raise a Native5・6×6、Turn-to8・8×6・6、Northern Dancer5×4が派生。その明瞭さはいまひとつと言える。できる事なら、Mr.Prospectorを主導とした方が、配合としては面白かったと言えるだろう。
○ 結合 (4)
主導たる、Dr.Fagerと6代目までに存在するクロスである、Raise a Native~Native DancerはTeddyで、Turn-toはPlucky Liegeで、結合を完了している。ただし、Northern Dancer・NearcoはRaise a Native内Native Dancerを通じて結合している為、ちぐはぐな印象を受ける(ただし。10代目に存在するSpearmintが目覚めている可能性がある。その場合5点の評価でも良いと考えられる)。
○ 土台 (3)
Bull Dog(=Sir Gallahad)が、15ヶで土台構造を形成している。単一の土台構造としては平均的だと考えられるが、Man o'Warが9ヶでサポートしているのは幸いで、なかなかに強固な状態だと言えるだろう。
○ 弱点 (1)
近親度が強い配合にもかかわらず、母方Mirra内に欠陥を派生している。この部分は影響が強い部分なだけに、非常に惜しまれる。
○ 影響 (3)
影響度バランスは(3-4-3-13)と圧倒的に母母であるWings of Joveを強調している。この部分に主導を含め、影響の強い血を集合させているのは、好感が持てる。
○ 質[近] (3)
近い世代の血の質はなかなかに優秀で、意外と底力勝負に向くタイプだと言えるだろう。
○ 質[遠] (3)
主導たるDr.FagerやNorthern Dancerは比較的質の高い配合だが、影響の強いRaise a NativeやTurn-toは決して質の高い配合とは言い難い。この部分がスピード面においては有利に働いているものの、惜しまれる部分ではある。
○ スピード (4)
Raise a NativeやTurn-toを中核にした配合で、スピード面においてはかなりのよさがある配合だと言える。
○ スタミナ (3)
主導たるDr.Fagerを中核にした配合で、Teddy系の粘りあるスタミナを発揮するタイプだと言えるが、血統全体を見渡した場合、明らかにスピード優位で、距離延長をこなせるタイプではない。
総合的に見ると、決してバランスの良い配合とは言い難いものの、スピードという個性や、Teddy系を中核とした血の流れや、母母に血を集合させた事については、良さがある内容で、好調期にはその豊かなスピードで強い競馬を見せる事が可能なタイプだとは言える。しかしながら、欠陥の存在や明らかにスピード優位の血統構成は、配合という観点からはベストマッチとは言い難く、本質的に父母の相性はいまひとつだと言えるだろう。
この手の配合は、自分から競馬を作れるタイプとは言い難く、過度な信頼は禁物だと考えられるだろう。