バブルガムフェロー(サンデーサイレンス×バブルカンパニー-Lyphard)牡・93生
主:6 結:6 土:2 弱:6 影:3 質[近]:3 質[遠]:4 SP:4 ST:4 特:1(主導牝馬クロス)
合計:38+1点 クラス:1A 芝:8~12F ダ:8~10F
日本適性:□ 成長力:□ 成長型:早め 馬場適性:芝 重馬場適性:□
バブルガムフェローは、血統の前面でAlmahmoud4×5を形成し主導とした配合。次いで、Hyperion6・7×6・6・6及びNearco6×5でリードしている。この三者は、自身の土台構造を形成するGainsboroughや、Chaucerによって強固に結合しているのが見てとれる。また、直接の影響は弱くAlmahmoud内において10代目に位置するため、土台構造足りえなかったものの、8~9代目にSt.Simonを15ヶ配し結合をサポートしている。
惜しむらくは、主導たるAlmahmoudは途中Blandfordが断絶する為に、3ブロックに影響を及ぼしながらも、明確な主導としての評価を下げてしまっている点で、できることならAlmahmoudを系列クロスとし明確な主導とするか、AlmahmoudをクロスさせずにHyperionとMahmoudを並列させ連合勢力と言える主導とした方が全体としては好ましかったかもしれない。ただし、後者の場合距離延長に適応しやすくなるものの、日本向きの軽いスピードには欠ける事が予想され、相当の鍛錬を必要とするタイプに変身するだろう。この手のタイプはダート短~中距離を使われることが多く、バブルガムフェローには幸運だったかもしれない。
また、7~8代目においてPlucky Liege・Mumtaz Mahal・Lady Josephine・The Tetrarch・Son-in-Law等、きめ細かく欧州系のスピード・スタミナ要素を生かした配合で、父の米系統を生かしきった配合とは言い難いものの、底力自体は悪くは無い。ただし、公式でも言われているように、その父の米系統であるMan o'War・Sir Gallahad(=Bull Dog)や母バブルカンパニーのHurry On・Ksar等、キーホースを一部欠落させたのは大きなマイナスで、現役時代に度々詰めが甘い競馬を見せたり、距離延長にあまり適性を見せなかったのはここが原因だと考えられる。
しかしながら、抜群の影響度バランス(9-2-8-3)や、これといった弱点・欠陥が無い配合で、上記のようなマイナス点はあるものの、欧米系が入り混じった配合としては十分合格点を与える事ができるだろう。
種牡馬としてダート向きの産駒が多く出たのは、前面にこれといったスピード要素が少なかった為に、切れ味に劣るタイプが大多数だった為だと考えられる。つけ加えるならば、Pharamond(=Sickle)が5×8と世代ズレを抱えたのもマイナスだったかもしれない(自身の血統内ではクロスとカウントせず)。
血統的に似たようなタイプである、ディープインパクトも種牡馬としてこの克服が最大の課題だと言えるだろうか。
バブルガムフェローよ、安らかに…
主な戦績:1着 - 朝日杯3歳S(G1)、天皇賞(秋)(G1)、フジTVスプリングS(G2)、鳴尾記念(G2)、毎日王冠(G2)
2着 - 宝塚記念(G1)、天皇賞(秋)(G1)
3着 - ジャパンC(G1)、毎日王冠(G2)
主:6 結:6 土:2 弱:6 影:3 質[近]:3 質[遠]:4 SP:4 ST:4 特:1(主導牝馬クロス)
合計:38+1点 クラス:1A 芝:8~12F ダ:8~10F
日本適性:□ 成長力:□ 成長型:早め 馬場適性:芝 重馬場適性:□
バブルガムフェローは、血統の前面でAlmahmoud4×5を形成し主導とした配合。次いで、Hyperion6・7×6・6・6及びNearco6×5でリードしている。この三者は、自身の土台構造を形成するGainsboroughや、Chaucerによって強固に結合しているのが見てとれる。また、直接の影響は弱くAlmahmoud内において10代目に位置するため、土台構造足りえなかったものの、8~9代目にSt.Simonを15ヶ配し結合をサポートしている。
惜しむらくは、主導たるAlmahmoudは途中Blandfordが断絶する為に、3ブロックに影響を及ぼしながらも、明確な主導としての評価を下げてしまっている点で、できることならAlmahmoudを系列クロスとし明確な主導とするか、AlmahmoudをクロスさせずにHyperionとMahmoudを並列させ連合勢力と言える主導とした方が全体としては好ましかったかもしれない。ただし、後者の場合距離延長に適応しやすくなるものの、日本向きの軽いスピードには欠ける事が予想され、相当の鍛錬を必要とするタイプに変身するだろう。この手のタイプはダート短~中距離を使われることが多く、バブルガムフェローには幸運だったかもしれない。
また、7~8代目においてPlucky Liege・Mumtaz Mahal・Lady Josephine・The Tetrarch・Son-in-Law等、きめ細かく欧州系のスピード・スタミナ要素を生かした配合で、父の米系統を生かしきった配合とは言い難いものの、底力自体は悪くは無い。ただし、公式でも言われているように、その父の米系統であるMan o'War・Sir Gallahad(=Bull Dog)や母バブルカンパニーのHurry On・Ksar等、キーホースを一部欠落させたのは大きなマイナスで、現役時代に度々詰めが甘い競馬を見せたり、距離延長にあまり適性を見せなかったのはここが原因だと考えられる。
しかしながら、抜群の影響度バランス(9-2-8-3)や、これといった弱点・欠陥が無い配合で、上記のようなマイナス点はあるものの、欧米系が入り混じった配合としては十分合格点を与える事ができるだろう。
種牡馬としてダート向きの産駒が多く出たのは、前面にこれといったスピード要素が少なかった為に、切れ味に劣るタイプが大多数だった為だと考えられる。つけ加えるならば、Pharamond(=Sickle)が5×8と世代ズレを抱えたのもマイナスだったかもしれない(自身の血統内ではクロスとカウントせず)。
血統的に似たようなタイプである、ディープインパクトも種牡馬としてこの克服が最大の課題だと言えるだろうか。
バブルガムフェローよ、安らかに…
主な戦績:1着 - 朝日杯3歳S(G1)、天皇賞(秋)(G1)、フジTVスプリングS(G2)、鳴尾記念(G2)、毎日王冠(G2)
2着 - 宝塚記念(G1)、天皇賞(秋)(G1)
3着 - ジャパンC(G1)、毎日王冠(G2)
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