オーロマイスター(ゴールドアリュール×フェアリーワルツ-Lear Fan)牡・05生
主:6 結:6 土:2 弱:6 影:2 質[近]:2 質[遠]:3 SP:4 ST:3
合計:34点 クラス:3B 芝:8~11F ダ:8~10F
日本適性:□ 成長力:□ 成長型:遅め 馬場適性:兼用 重馬場適性:○
○ 主導 (6)
主導は、Royal Chargerが欠落した為に中間断絶ではあるが、Turn-toを伴うHail to Reason4×4。Hail to Reasonはほぼ系列ぐるみを形成し、比較的強力に血統をリードしている。ついで、同じく中間断絶ではあるがThong(=Lt.Stevens)5×4も比較的強い影響を持った為、主導の明確性が乱れたのはマイナス要素だと考えられる。したがってRoyal Chargerの欠落は非常に残念だと言えるが、両者がNearcoでひとまず連動しているのは、幸いだと言えるだろう。
○ 結合 (6)
主導たる、Hail to Reasonと6代目に存在するクロスのうち、Turn-to・Nearco・Man o'Warは、Hail to Reasonに含まれる血統で確実に結合している。PharamondはPhalarisで、Mahmoudは、Gainsborough・Mumtaz Mahalで、Thong(=Lt.Stevens)・NasrullahはNearcoで、Bull Leaは、Sir Gallahad(=Bull Dog)で、Native Dancerは直接結合を果たしていないものの、Pharamond(=Sickle)を介し間接的に結合を完了している。また、7代目以降に存在するクロスも、比較的良好な連動性を保っているのが見てとれる。したがってかなり優秀なレベルであると言えるだろう。
○ 土台 (2)
Pharos(=Fairway)が17ヶで形成。若干貧弱だといえるレベルで、サポートするのもGainsboroughが12ヶとかなり弱い。決してレベルが高いとは言い難いだろう。
○ 弱点 (6)
これといった弱点や、欠陥は無い。近親度が強い配合の為に、決して完璧だとは言えないだろうが、血統表に大きな不備は存在しない。良好だと言って差し支えないだろう。
○ 影響 (2)
影響度バランスは(7-4-13-3)と決してバランスが良いとは言えない。しかしながら、強調されたLear Fan内にHail to Reason・Thong(=Lt.Stevens)が存在し連動しているのは幸いだろうか。
○ 質[近] (2)
父ゴールドアリュール(3B)、母フェアリーワルツ(3B)とも決して超一流とは言い難く、2~3代目に並ぶ祖先も平均的と言えるだろうか。決して悪くは無いが、父母の流れが異なるのも若干マイナス。
○ 質[遠] (3)
主導たる、Hail to Reasonおよび強い影響を持った、Thong(=Lt.Stevens)は決して良好だとは言えない。しかしながら、Man o'War・Native Dancer等が生きたのは幸いで、かろうじて平均点にあると言えるか。
○ スピード (4)
主導たる、Hail to ReasonやThong(=Lt.Stevens)はスピードに良さがある血統構成で、本質的にスピードに良さがある内容だと言える。また、Pharamond・Mahmoudと短~中距離向きのスピードも生かされ、結合も良好だと言える為しっかりと生かされている。総合的には優秀だと言えるだろう。
○ スタミナ (3)
これといったスタミナの核を作る事が出来なかった配合ではあるが、Bull Lea・Man o'WarがHail to Reasonへと、スタミナを補給しているのが見て取れる。また、血統の奥に存在するものの、Sir Gallahad(=Bull Dog)・Hyperionが隠し味的にスタミナを補給。これらの引き出し次第ではあるが、中距離に適性を見せて不思議の無い血統構成だと言えるだろう。
総合的に見ると、決して超一流とはいい難い内容ではあるが、Hail to Reasonをほぼ系列ぐるみにするなど、新しいタイプの血統構成だと言える。こういったタイプの配合馬は、古い時代の配合馬よりもスピードに優れている場合が多いが、当馬の場合もスピードに良さを見せる可能性は高いと考えられる。それだけにRoyal Chargerの欠落は惜しまれるが、3/4同血のNasrullahを7・7×6・6・7とクロスさせている為に、Hail to Reasonは、ほぼ系列ぐるみだと考えて良いだろう。従って、主導項目の評価はかなり微妙だが6点とした(仮にRoyal Chargerがクロスしたならもう少し加点できるだろうが)。
また、一介のスピード馬ではなく、血統の奥に存在する欧米系のスタミナ勢力が、前面に存在するスピードを底支えできた血統構成で、距離延長に適性を見せるタイプでは無いだろうが、早熟スピード馬では決して無いだろう。
完全開花した場合、芝の中距離にも適応できる内容ではあるが(父、ゴールドアリュールもそういったタイプだった)、ダート適性が高い血統構成であるのも確かで、今後ともダートマイル~中距離で、自分から競馬を作るようなレースを見せて欲しい。
主:6 結:6 土:2 弱:6 影:2 質[近]:2 質[遠]:3 SP:4 ST:3
合計:34点 クラス:3B 芝:8~11F ダ:8~10F
日本適性:□ 成長力:□ 成長型:遅め 馬場適性:兼用 重馬場適性:○
○ 主導 (6)
主導は、Royal Chargerが欠落した為に中間断絶ではあるが、Turn-toを伴うHail to Reason4×4。Hail to Reasonはほぼ系列ぐるみを形成し、比較的強力に血統をリードしている。ついで、同じく中間断絶ではあるがThong(=Lt.Stevens)5×4も比較的強い影響を持った為、主導の明確性が乱れたのはマイナス要素だと考えられる。したがってRoyal Chargerの欠落は非常に残念だと言えるが、両者がNearcoでひとまず連動しているのは、幸いだと言えるだろう。
○ 結合 (6)
主導たる、Hail to Reasonと6代目に存在するクロスのうち、Turn-to・Nearco・Man o'Warは、Hail to Reasonに含まれる血統で確実に結合している。PharamondはPhalarisで、Mahmoudは、Gainsborough・Mumtaz Mahalで、Thong(=Lt.Stevens)・NasrullahはNearcoで、Bull Leaは、Sir Gallahad(=Bull Dog)で、Native Dancerは直接結合を果たしていないものの、Pharamond(=Sickle)を介し間接的に結合を完了している。また、7代目以降に存在するクロスも、比較的良好な連動性を保っているのが見てとれる。したがってかなり優秀なレベルであると言えるだろう。
○ 土台 (2)
Pharos(=Fairway)が17ヶで形成。若干貧弱だといえるレベルで、サポートするのもGainsboroughが12ヶとかなり弱い。決してレベルが高いとは言い難いだろう。
○ 弱点 (6)
これといった弱点や、欠陥は無い。近親度が強い配合の為に、決して完璧だとは言えないだろうが、血統表に大きな不備は存在しない。良好だと言って差し支えないだろう。
○ 影響 (2)
影響度バランスは(7-4-13-3)と決してバランスが良いとは言えない。しかしながら、強調されたLear Fan内にHail to Reason・Thong(=Lt.Stevens)が存在し連動しているのは幸いだろうか。
○ 質[近] (2)
父ゴールドアリュール(3B)、母フェアリーワルツ(3B)とも決して超一流とは言い難く、2~3代目に並ぶ祖先も平均的と言えるだろうか。決して悪くは無いが、父母の流れが異なるのも若干マイナス。
○ 質[遠] (3)
主導たる、Hail to Reasonおよび強い影響を持った、Thong(=Lt.Stevens)は決して良好だとは言えない。しかしながら、Man o'War・Native Dancer等が生きたのは幸いで、かろうじて平均点にあると言えるか。
○ スピード (4)
主導たる、Hail to ReasonやThong(=Lt.Stevens)はスピードに良さがある血統構成で、本質的にスピードに良さがある内容だと言える。また、Pharamond・Mahmoudと短~中距離向きのスピードも生かされ、結合も良好だと言える為しっかりと生かされている。総合的には優秀だと言えるだろう。
○ スタミナ (3)
これといったスタミナの核を作る事が出来なかった配合ではあるが、Bull Lea・Man o'WarがHail to Reasonへと、スタミナを補給しているのが見て取れる。また、血統の奥に存在するものの、Sir Gallahad(=Bull Dog)・Hyperionが隠し味的にスタミナを補給。これらの引き出し次第ではあるが、中距離に適性を見せて不思議の無い血統構成だと言えるだろう。
総合的に見ると、決して超一流とはいい難い内容ではあるが、Hail to Reasonをほぼ系列ぐるみにするなど、新しいタイプの血統構成だと言える。こういったタイプの配合馬は、古い時代の配合馬よりもスピードに優れている場合が多いが、当馬の場合もスピードに良さを見せる可能性は高いと考えられる。それだけにRoyal Chargerの欠落は惜しまれるが、3/4同血のNasrullahを7・7×6・6・7とクロスさせている為に、Hail to Reasonは、ほぼ系列ぐるみだと考えて良いだろう。従って、主導項目の評価はかなり微妙だが6点とした(仮にRoyal Chargerがクロスしたならもう少し加点できるだろうが)。
また、一介のスピード馬ではなく、血統の奥に存在する欧米系のスタミナ勢力が、前面に存在するスピードを底支えできた血統構成で、距離延長に適性を見せるタイプでは無いだろうが、早熟スピード馬では決して無いだろう。
完全開花した場合、芝の中距離にも適応できる内容ではあるが(父、ゴールドアリュールもそういったタイプだった)、ダート適性が高い血統構成であるのも確かで、今後ともダートマイル~中距離で、自分から競馬を作るようなレースを見せて欲しい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます