それでは、連載第25回目は、続けて舶来電機をお届けします。
10年程前、大宮のイベント時に、当時ハイブリッドディーゼル試験車であったキヤE991-1の隣に停まるのは、ED17 1です(写真)。元はED50 1でしたが、旧式化に伴い部品を国産品に交換し貨物用改造され、85km/h以上用の50番代から、85km/h以下用の10番代、国産貨物機の続番ED17に編入されました。
製造は、英国イングリッシュ・エレクトリックで、通称「デッカー」と呼ばれる一族です。
鉄道博物館内覧会での一枚(写真)。残念ながら、撮影技術が稚拙です。
今年の姿(写真)。デッキ無し、先輪無しが、その後の日本製電機とは異なりますが、最終的には国鉄形も、この形になっています。
そろそろ国産機が見たいですが、それにはもう少し技術の消化が必要でした。
それでは、次回をお楽しみに。