それでは、連載第91夜は、平成21年秋の、JR九州小倉工場のイベントからお届けします。
新暦10月14日が鉄道開業の日であることから、この近辺には多くの鉄道イベントが集中します。この日も朝はJR西日本博多総合車両所(福ハカ)のイベントに行き、午後は西小倉からシャトルバスに乗り会場を目指します。鉄道施設でありながら、この地域の鉄道ルートの変遷に伴い近くに駅が無い同工場、バスが無いと少々不便で、自家用車来場者も多かった記憶があります。
最初は、ED76 92が、「なは・あかつき」のヘッドマークを装備し、停まります(写真)。
その後は、ステンレス帯のオハネ15-1、白帯のスハネフ14-12が続きます(写真)。これらは、保留車でした。
会場内には、オハネ25-1202が、「らくがき列車」になっていました(写真)。哀しい最期と見るか、これでも幸せと見るか。
今回の連載の関連では、こんな感じです。
九州新幹線全通で、鹿児島での検車は行わなくなったので、現在はJR九州在来線唯一の車両工場です。ここでしか見られないものも多く、貴重な機会でした。
それでは、次回をお楽しみに。