切らずに治る!シワ・シミ・毛穴・ニキビ・ニキビ跡・アザ・ホクロ・イボ

切らない治療の画期的な最先端技術を、精美スキンケアクリニックの山本博意院長がお届けします。

(A-4)ニキビは精神的なダメージになりやすい疾患

2010年02月08日 | A.四十代にまでひろがるアダルトニキビ
 ニキビの治療をしていると、ニキビは患者さんにとって大きな精神的なダメージをもたらすことの多い疾患であることがわかります。たった一つのニキビが鼻の頭にできただけで、仕事や学校、あるいは冠婚葬祭などのセレモニーへ行くのが嫌になるというケースは決して珍しいことではありません。
 
 ニキビがひどいと、仕事や学校生活にまで支障をきたすこともあります。ましてや、炎症を起こしたり膿んだりして顔が赤く腫れているような症状では、人前に出たくなくなったり、人前で顔を見られるのを避けるようになったりと、対人関係に
おける劣等感の原因となってしまうこともあります。ニキビがきっかけとなった登校拒否や出社拒否、ひきこもりなどのケースまであるので、「たかがニキビ」といって片付けられないのです。
 
 また、ほとんどの場合、ニキビは思春期から発症するので対人関係、特に異性との関係における自己評価が、ニキビによって損なわれてしまうことも少なくありません。「わたしの肌は美しくない」ニキビで悩んでいる女性には、こうした自分を否定するような思いを抱えていらっしゃる方が少なくありません。
 
 医師としてわたしは、ニキビ治療はニキビで悩んだり苦しんだりする心(精神)の健康のためにも有益だと考えています。

 次回はニキビの「これだけはやってはいけないこと」をお話します。

 


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