山王町は、住所的には「稲毛区」なんですが、最寄駅は「四街道」なんですよね。
いずれにしても、山王町はなかなかアクセスが難しいエリアです。
…なんですが、なかなか面白いラーメン提供店が幾つかありまして、、、
…
で。
その山王町で、まだ行っていないお店があったので、そちらに向かいました。
そのお店の名前は、
と、申します。
結論から言いまして、こちらのラーメン、めっちゃよかったんです!!
創業20年。
女性の店主さんは、上海生まれ、上海育ちの日本人と中国人のハーフの方。
30年ほど前に日本にやってきて、そして、日本人国籍も取得したそうです。
既にお孫さんもいるような方で、料理に関しても、ベテランの貫禄を感じさせます。
山王町の老舗の町の中華料理屋さん。
メインはもちろんラーメン類です。
スープも毎日しっかり作っているほどの本格ラーメン提供店です。
20年のキャリアのあるお店だけに、メニューも豊富です。
醤油、塩ラーメンはなんと500円!
色々と気になる料理がずらりと並びますが、、、
ふと、壁に目をやると、そこに、なんとも美味しそうな「チャーシューメン」の画像が、、、
この画像に、ピーンと来ました。
これは、、、大あたりかもしれない?!って。
で、大あたりでした!!
見てください!!!
この美しいヴィジュアル!!!
本当に美しいです。
失礼ですが、こういう町の中華屋さんで、このチャーシューメンはあり得ない!
超本格的な塩チャーシューメンですよ。
(ちなみに、チャーシューメンは、塩もしくは醤油のどちらかを選択できます)
なんといっても、丸鶏から取ったスープのダシの旨みが半端ないです。
丸鶏が出たチー油(鶏油)がスープの表面を覆っています。
豚骨は一切使用していないというこのチャーシューメン、ヤバいです。
ドロドロな濃厚スープではないですが、チー油ゆえに、かなりファットです。
スープも超アツアツ。
いやー、こりゃ、衝撃の塩チャーシューメンだわ、、、
お店の外観から、まさかこんなシャープでキレキレのチャーシューメンが出てくるとは、、、
まず思わないでしょうね。
僕が興奮していると、店主さんは、一言、
「うちのラーメン、お客さんみんな、スープを飲み干していくのよね」、と。
そうでしょう、そうでしょう。
これは、半端ない美味しさですもん。。。
イメージ的には、蓬莱軒@新検見川のチャーシューメンをよりファットにした感じ、というか。
味的には、蓬莱軒よりもはるかにキレがあって、パンチがあります。
で、がんこラーメン的なしょっぱさ、ジャンクさがあります。
これほどの塩ラーメンがこの山王町にあったとは、、、汗
驚愕でした。マジで。
麺も、お世辞抜きですごいよかったです。
細い縮れ麺で、少しパキパキっとした食感の麺でした。
この麺、いいなぁー。
どこか、北海道を感じる麺というか、、、
ありきたりな麺ではないかな、という印象をもちました。
それから、チャーシュー!!
こちらのチャーシュー、ヤバいですよ、ホント。
最高に美味しいチャーシューでした。
しかも、分厚い!!
こんな贅沢で、美味しくて、シャープな塩チャーシューメン、千葉で見たことがない!っていうほど。
これは、もう、僕的に、2015年最高クラスの一杯になりましたね。
いやー、牡丹園、恐るべし、、、
絶対、お店の外観からして、こういうラーメンが出てくるとは絶対に予期しないと思います。
まさに、穴場の大あたり!という感じでした。
なんてったって、丸鶏を使ったフレッシュな塩ラーメンですからね。
いやー、もう、なんというか、、、
是非、フリークさんにも一度、ここの塩チャーシューメン、食べてもらいたいです。
あと、何気に、メンマもいい感じでした。臭みがなくて、コリコリで。
千葉市稲毛区であって、最寄は四街道というエリアですが、是非行ってみてほしいです。
遠方からも来る価値、大ありだと思います。
中国で育った日本×中国の双方を知る女性店主さんというのも、強みだと思います。
中華料理系のメニューも絶対に美味しいんだろうな、と。
いやー、こういう「出会い」があるから、食べ歩きは辞められないんですよね、、、
次は是非、醤油のチャーシューメンを頂きたいですね。
あと、夏限定の冷やし坦々麺も食べてみたい!!