ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

6/5 「島ぐるみ会議 全国キャラバンin大阪 基地を拒否する沖縄からのアピール」

2015年06月12日 | 活動報告

6月5日(金)、大阪天満橋のエル大阪で、
「島ぐるみ会議 全国キャラバンin大阪 基地を拒否する沖縄からのアピール」という
集会が行われ、島ぐるみ会議代表の平良朝敬さん(かりゆしグループCEO)の
講演がありました。基地は経済の阻害物、観光は平和産業というお話し、
とてもわかりやすかったです。
IWJで動画を見ることが出来ます。


大阪アクションから、大阪でも大きな動きを作ろうと大阪アクションを結成。
最初は8団体だったのが、18団体にまで広がっていることを報告。


SDCCは、署名集め、グッズ販売のブースを出しました。


平良朝敬さん、プレゼントしたジュゴンを胸につけてくださっています。


6.06さいえんすFes 2015 に参加

2015年06月08日 | 活動報告

6.06さいえんすFes2015が大阪大学豊中キャンパスで行われました。

共通テーマは、「私は○○。自分の生き方は自分で決める。」

☆ おきなわぱれっと
☆ 不便益のすすめ
☆ モンゴルの誇り高き豊かさとは
☆ ピケティとマルクスで語りあおう
などなど

SDCCは、おきなわぱれっとにブースを出してきました。


毎年気仙沼にボランティアで行っている大阪府立北摂つばさ高校の生徒さんたちから、
ボランティアで体験したこと、感じたことなどの報告がありました。
ボランティアに出かける前、茨木駅前で募金活動で
「スルーされるとがっかり。反対に、がんばってと声をかけてもらえるとやる気が出る。」
「自分たちに関係の無いこと、ではなく一緒に考えてほしい」


ちょっと聞いてコーナーで、SDCCから沖縄ジュゴンのこと、沖縄戦と基地、
辺野古の状況などお話ししました。
高校生から「街頭行動をやってるんですね。私たちと同じだなあって思いました」
国が絡んだ大きな問題だってはじめて知りました」という感想がありました。


みのお9条の会の方から、沖縄のキルト三部作についてのおはなしがありました。
沖縄戦のむごさ、そして平和への強い思いが込められています。


ほかに、集団疎開と障がい者のおはなしや大阪沖縄青年ツアー実行委員会の方から、
辺野古訪問報告などもありました。


お茶してる学生さんたちに声をかけて署名をお願いしたりもしましたよ。


集団的自衛権が行使されるようなことになれば「ゆくのはあなたたち」。
若い人たちにも興味を持ってもらいたいです。

ZAN

7/3(金)-5(日) 第10回じゅごんの里ツアーのご案内 しめ切りました

2015年06月06日 | イベント案内
今年のじゅごんの里ツアー、おかげさまで定員になりましたので、
申し込みをしめ切らせていただきました。
現地情勢が厳しい中ですが、有意義なツアーにするべく、
準備を進めたいと思います。




     2泊3日で『じゅごんの里ツアー』を開催します!
     沖縄県名護市の辺野古の海はジュゴンの大切な生息域。
     しかし、基地建設のために埋め立てられようとしています。
     どうしたらいいのかな?まずは美しく自然豊かな海を知ってほしい。
     翁長知事の中止要請にもかかわらずボーリング調査が継続され、
     サンゴが壊されるなど、環境破壊を起こしています。
     辺野古や沖縄の基地の現状を知り、地元の方々と交流し、
     やんばるの森や海の自然を満喫、沖縄料理も楽しみます。
     充実した内容を準備しています。
     どうぞご参加下さい。


   

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7月3日(金) 朝、羽田/関西空港より出発予定
・普天間基地を嘉数高台から見学
・名護市表敬訪問
 ―ホテル「ゆがふいんおきなわ」宿泊
7月4日(土)
・午前中:辺野古座り込みテント村を訪問
訪問後:船で基地建設予定地を巡ります
シュノーケルでアオサンゴや海草藻場など
海を楽しみ、無人島でお弁当を食べます
・夕方:キャンプ・シュワブゲート前座り込みに参加
・夜:民宿「てるや」で夕食交流会(地域の方々とも交流)
         -民宿「てるや」宿泊
7月5日(日)
2つのコースに分かれて、名護東海岸散策を散策、
地域の自然・歴史・文化を学びます。
夕刻那覇空港で帰りの便に搭乗
※行程は予定であり、天候や情勢などにより変更する場合があります。
ご了承ください。


船で大浦湾巡り

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※参加費用内訳:飛行機・宿泊2泊・船・レンタカー・ガイド料・食事(1日目の夕食~3日目の昼食まで)
協力:じゅごんの里、二見以北10区の会
お申し込み・お問い合わせ:ジュゴン保護キャンペーンセンター  
メールアドレス:info@sdcc.jp
TEL/FAX:関西事務所:06-6353-0514
(常駐スタッフはおりませんのでメッセージを残してください)

チラシはこちらです
  首都圏発チラシ
  関西発チラシ

出張授業:ぶどうの木保育園

2015年06月06日 | 活動報告

6月3日、京都八幡市にある「ぶどうの木保育園」に
じゅごんのお話しをしに行ってきました。
みんなジュゴンが大好きだそうです。
「ジュゴン見たことある人~?」


まずは、ジュゴンの映像を見てもらいました。
ジュゴンが海草をもぐもぐ食べる様子に、みんなびっくりしたようです。


ジュゴンを見ていたら、いつの間にか後ろにジュゴンが!!
「わ~


みんなが大好きなジュゴンてどんな動物だろう?
おうちに帰って、家族のみんなに話せるよう、しっかり聞いてね
ジュゴンは、ゾウとクジラとどっちに近いと思いますか?
ゾウと思う人、手を上げて~。


ジュゴンの大きさって、どのぐらいだろう?
おっぱいは、どこにあるのかな?


ジュゴンが逆境にめげずにがんばる紙芝居をしました。
みんなよく聞いてる


ジュゴンから、折り紙ジュゴンのプレゼント


子どもたちから「愛すべきもの」という歌のプレゼント
「あおいそら あおいうみ かれはぼくらを はぐくんでくれた・・・」
一所懸命元気に歌ってくれました


今年は、お昼ご飯を一緒にいただきました。
メニューは、沖縄おにぎりとおみそ汁。
沖縄おにぎりは、ごはんに、肉みそ、ポーク、卵焼きを乗せて
海苔で包んだもの。おみそ汁は沖縄味噌で作ってあって、
どちらもとてもおいしかったです。
いっぱいお話ししながら食べました。


子どもたちは、7月に沖縄平和キャンプに出かけます。
辺野古のテント村や、伊江島わびあいの里にも行くんですよ。
子どもたちが作ったキャンプの日程表を見せてもらいました。
はじめての沖縄キャンプにみんなワクワクドキドキの様子でした。

沖縄では、いっぱい自然に触れて、平和を学んで来てね
元気で行ってらっしゃい~。

ZAN

5/31 「辺野古土砂搬出反対 全国連絡協議会」設立会議

2015年06月03日 | 活動報告
5月30日、辺野古の埋め立て用土砂の採取予定地の地域の環境団体など7組織で構成する
土砂搬出阻止に向けて全国連絡協議会の結成会議が開催されました。

会議には、予定地の瀬戸内海、門司、奄美大島の住民団体代表に、
オブザーバーとして、沖縄県議会議員5人、鹿児島県議会議員2人、奄美市議会議員1人、
日本自然保護協会の安部真理子さん、パタゴニア日本支社の方とSDCCも参加しました。


奄美会議代表の大津幸夫さんから「沖縄が変れば日本が変る。
今日は運動をさらに広げるスタートである。皆さん協力をお願い
します。オール沖縄の議員の皆さん、6月議会で条例制定に
努力をお願いします。」と開会の挨拶をされました。

設立会議前に、土砂搬出予定地の代表からの発言と、
沖縄・鹿児島の両県議会から現状報告がありました。

 
播磨灘を守る会の青木敬介さんから「小豆島も大量の土砂が搬出された。基地のための土砂を
運んではいけない」と発言。(青木さんは都合で途中退席された)

環瀬戸内海会議の阿部悦子さんから「ふるさとから辺野古に土砂を持っていくことは、私たちが
加害者になることだ。搬出先で座り込みなど活動したい」と意気込みを話された。

 
門司の環境を考える会の八記久美子さんから「砕石業者も仕事がかかっているため、企業に
砕石ストップとは言いにくい雰囲気との声も。しかし未来の子供たちのために守っていかなければ
ならない」と話された。

奄美の市集落環境対策委員会の栄清安さんから「砕石業者との関連で声をあげにくい状況で
あるが、看板を掲げたことで集落の中で表面化した。死の海と言われて悲しく、悔しくて涙が出た。
行政の反応の鈍さを感じた」と話された。


沖縄県議の仲村未央議員から「今日視察して、県議会側も新たな視点を与えられた。
受入れ側の私達は、辺野古に基地を造らせないという思いを強く感じた。
外来種を持ち込ませないための防護として県条例の制定を検討中です。
皆さんの地域の環境を守ることが、辺野古に基地を造らせないことに
つながる。一緒に頑張りましょう!」と発言された。


鹿児島県議の柳誠子議員から「行政は、指導してきたというが、いかに指導が
ずさんであるかと問題を指摘した。この全国連絡協議会は大きな取組みである。
奄美の自然を壊して世界自然遺産ができるのかということで、この問題を訴え、
6月議会で取り組んでいく」と発言された。


設立に向け、議長に向井広さんが選出され、大津さんから、
「一粒たりとも故郷の土を戦争に使わせないをスローガンに
互いの交流・連携を強めるため辺野古土砂搬出反対全国連絡
協議会を結成する」と設立趣旨を読上げられました。

続いて、規約の承認、役員の選出が行われ、
顧問に、向井宏さん、青木敬介さん
仮共同代表に、大津幸夫さん、阿部悦子さん
に決まりました。


奄美会議の薗博明さんから「土砂搬出予定地および関連団体は
今日ここに相集い、辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会を結成、
政府に対し辺野古基地計画、土砂搬出計画の即時撤回を強く
訴える」と決議文が読み上げられ、採択されました。

 
選出された顧問と仮共同代表の3人が、がっちり握手。
役員およびオブザーバーの皆さんが記念写真


辺野古土砂搬出反対全国連絡用議会が設立されました。
交流と連携で反対運動がさらに広がる出発点になりました。
















5/30 奄美交流の夕べ 「基地のない沖縄へ! 届け我らのウムイ」

2015年06月02日 | 活動報告
5月30日、フォーラム終了後、沖縄県議会議員、鹿児島県会議員、奄美市議会議員も
出席して、「奄美交流の夕べ」が奄美観光ホテルで開催されました。
主催は、自然と文化を守る奄美会議。


奄美会議共同代表の大津幸夫さんから「昨日、今日と有意義でした。
皆さん、楽しく交流して下さい。」と開会の挨拶がありました。

 
次に、沖縄県議会議員5人と鹿児島県議会議員2人、奄美市議会議員1人から
それぞれ自己紹介が行われました。


食事の前に、民謡大会で優勝された地元の方が
島唄を3曲披露してくれました。


安部真理子さんが乾杯の発声をしました。
  沖縄も奄美も、海の自然環境を守り、
 世界自然遺産になるのを願ってカンパ~イ
それぞれ丸いテーブルを囲んで、賑やかに交流が始まりました。


交流の途中で、プロサーファーの碇山勇生さん経営の
店舗で働いている青年が唄ってくれました。

最後に、連帯してがんぱろう!! とこぶしを上げ、閉会しました。


5/30 フォーラム「奄美の海山を守り、沖縄に連帯する」

2015年06月02日 | 活動報告

5月30日(土)フォーラム「奄美の海山を守り、沖縄に連帯する」が、
奄美交流センター「AiAiひろば」で開催され、100名以上の参加で
会場は満杯になりました。
主催は、海の生き物を守る会と自然と文化を守る奄美会議。


まず、海の生き物を守る会の向井宏さんから、ジュゴンとはどういう動物かや、
海草藻場の重要性、採石が海に与える影響や土砂搬入に伴う外来種問題など
についてお話がありました。


次に日本自然保護協会の安部真理子さんから、「辺野古の埋め立てが環境に与える影響」
と題し、辺野古の埋立や奄美とのつながりについて話されました。


これは、前日の住用町市(いち)の海中のサンゴの様子です。
サンゴが全体に泥をかぶっていて、瀕死の状態です。


調査結果概略です。


奄美会議の薗博明さんからは40年間にわたる奄美の環境問題への取り組みが紹介されました。
奄美は、かつての植民地収奪で極貧にあえぎながらも、自然界への畏敬の念を持ち、
独自の文化を今に伝え、アマミノクロウサギ裁判では、「自然の権利」という概念をもたらしました。
戦争できる国へと向かう情勢の中、奄美そして日本の未来は?
今、私たちが出来ることはひとつ!と提案されました。


プロサーファーの碇山勇生さんは、子どものころから奄美の海で遊び、
サーフィンをしてこられました。サーフィンの大会などで、海外へ行くたびに
奄美の海の美しさを再認識したそうです。
友人、先輩が公務員や採石業者として働く中、対立するのではなく
この自然をどれだけ先の世代に残せるのか、みんなで一緒に考えていきたい、
島の自然を残していきましょう!と訴えられました。


討論と対話では様々な意見が出ました。
採石業者の方からは「私達は砕石で飯を食べている。
商売だから沖縄に売ってもいいじゃないか。」という意見もありましたし、
「もっと政治的に解決する方法をさぐるべき」とおっしゃる方も。
「沖縄にずっと基地負担を強いて来た。新しい基地をつくるのに、
奄美の土を使わせるのか」という意見も。

色んな意見を排斥するのではなく、奄美の自然を守ること、そして辺野古の基地を止めて
平和を守ることをみんなで考えていこうとするところに、おおらかなたくましさを感じました。


ジュゴン保護キャンペーンセンターは、ブースを出して、署名集め
グッズ販売をさせていただきました。
それと、上の写真をよくみていただければスピーカーの皆さんが
胸にジュゴンをつけているのがおわかりになるかと思います。
奄美の皆さんにもジュゴンのことを身近に感じてもらえればうれしいです

フォーラムの様子は、たくさんのメディアに掲載されました。
「島の自然守れ」 奄美で新基地フォーラム 沖縄と連帯論議(琉球新報)
鹿児島)辺野古移設反対、奄美でフォーラム(朝日新聞)



奄美の土砂採掘問題の経過はこちらで、ご覧になれます。
RBC琉球放送
特集:辺野古埋め立て 奄美は…

ZAN

奄美2日目 午前中の調査

2015年06月01日 | 活動報告

5/30(土)、午前中海岸の調査に同行しました。


島の北部にある龍郷町手広海岸はサーフィンの名所。
この日も若者たちがサーフィンをする姿が見られました。


この浜10年ほど前までは、砂におおわれて、岩など見えなかったそうです。
どんどんやせてきたのは、沖合の海砂利採取の影響ではないかとのこと。


ここのところ、急激に大きくえぐられているので、
一面にコンクリートの護岸をするという話が持ち上がりました。


コンクリートの護岸で覆われてしまうと、浜は景観も生態系のバランスも
くずれてしまいます。
この海が好きで、ここで遊ばせてもらっているからと
ビーチクリーンをして浜を守ってきたサーファーたち。
その一人プロサーファーの碇山さんは、行政とも手を携えて
奄美の自然を守っていきたいとおっしゃっています。
この日も、この海岸担当の市の地域整備課の方が来られて
話し合いが持たれました。


続いて更に北側にある用安海岸へ。
ここは、奄美民芸村のばしゃ山村があり、青い海、白い砂が売りの
奄美有数のリゾート地です。
ところがここでも、浜の砂の流出が続いています。
向こうに見える離岸堤、そして海砂利採取が原因のようです。


ばしゃ山村の社長さんから、お話を聞きました。
ここの砂はサンゴが砕けて出来たから白い砂しかないのに、
離岸堤を作る際に入れた黒い石が目立つようになってきていると。

海砂利採取は、瀬戸内では禁止されているそうです。
沖縄・奄美でも禁止、または効果的な規制が必要なのではないでしょうか。

ZAN