ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

3/17 緊急シンポジウムに参加

2009年03月18日 | ジュゴンブログ
「救え、沖縄・泡瀬干潟とサンゴの海!」緊急シンポジウムに参加しました。
泡瀬干潟を守る会と泡瀬干潟大好きクラブ主催のイベントです

 

約150名の参加者で「判決無視の埋め立て工事をストップさせよう
大変な盛り上がりです

 

9名の有名人からの応援メッセージもあり(画像が公開できないのが残念
マスコミはニュース23とBS朝日のカメラが記者の方も

 

BS朝日さんは15日の上野のイベントの様子と合わせて3/20のお昼13時から放送するそうです
ジュゴンのバナーがもしかしたら映るかもしれません

 

後半は駆けつけた各党国会議員の方々からの発言と決意表明
赤嶺議員、岡崎議員、仁比議員、保坂議員が参加 川田議員のお顔もみえました

 

泡瀬干潟を守る会事務局長の前川さんが東京での盛り上がりを受け
必ず経済的合理性もない無駄な埋立事業を中止させレッドリストの176種もが生息する
日本最多の自然の宝庫を守れると確信しましたと力強い宣言で会場がひとつになりました。

  

マガタマでの写真展終了

2009年03月16日 | ジュゴンブログ

2月16日から一ヶ月間、大阪玉造のcafe&dinigマガタマさんで
開催していた「ジュゴンの海の写真展」が終了し、
片付けに行きました。


ちょうどお店では、フラメンコライブの真っ最中


かっこいいです


こんな風にチラシや署名を置かせてもらったので、たくさん集まりました。


HIKARIさんのピースリボンもたくさん集まったようです


「Save Dugong」のメッセージ


1ヶ月間壁面を飾っていた大浦湾の生きものたち。
見ていただいた皆さん、マガタマスタッフの皆さん、
本当にありがとうございました。

ZAN

3/14派遣法撤廃の集会in大阪

2009年03月16日 | 活動報告

3月14日、エル大阪南館ホールで、
「派遣法を撤廃して労働者の権利確立へ!3/14関西集会」が
開催され、SDCCはブースを出してきました。

第1部は京都龍谷大学の脇田滋さんから、「労働者派遣法撤廃運動と
松下PDF高裁判決の意義」についてお話がありました。


吉岡力さんが松下プラズマディスプレイの偽装請負を告発し、
雇い止めになったことを訴えた裁判で、大阪高裁は昨年4月、
不当解雇を認める画期的な勝利判決を出しました。
判決内容についてはこちらをご覧ください 吉岡会
この判決は多くの非正規労働者に勇気を与え
あちこちで訴訟の波を起こしました。そして企業も団体交渉に
応じるようになってきたそうです。

松下PDPは高裁判決を不服とし、最高裁に上告しました。
最高裁がこの上告申し立てを認めず、高裁判決を確定させるための
要請署名はこちらからダウンロードできます。
最高裁要請署名


第2部は、正規雇用・直接雇用をもとめて闘う当事者や、
ユニオンで労働相談を取り組まれた方たちから
報告がありました。中には「なかまユニオンに加盟した」と
会社に通告しただけで、解雇が撤回された事例もあり、
労働組合に加入することが大きな意味を持つことがわかりました。

ブースではコーヒーがいっぱい売れて、SDCCの署名も
たくさん集まりました。ありがとうございました。

TA-KE

毎月15日はジュゴンの日♪ 

2009年03月15日 | ジュゴンブログ
昨日はホワイトデー今日はジュゴンの日
本日晴天なり

 

今日は上野で行われた「バカでもできるもん、環境作戦会議」イベントに参加
会議と言っても水上音楽堂でライブありトークありで盛り上がっていました。

 

作戦会議に参加団体は6つ
 *高尾山・ケンジュの会 *山口県・祝島 *青森県・六ケ所村 *群馬県・八ツ場ダム *沖縄・泡瀬&高江

それぞれ切実な問題を抱えています。
トークではどう活動に参加していくか、地元との関わり方、マスコミとのつながりなどをテーマに。

 

「あるある」とうなずける話ばかりでした

 

販売&署名コーナーにSDCCも置かせて頂きました

 

ちゃっかりバナーも飾っちゃった
「ジュゴンの日だって~」と通り過ぎる声にやったね

 

今日は動物園内までは見る時間がなかったけど、桜が咲いたらまた行きたいな

ジュゴン保護の国会請願署名にご協力を!

2009年03月12日 | ジュゴンブログ

SDCCでは、昨年10月バルセロナのIUCN世界自然保護会議で
採択されたジュゴン保護決議の履行を求める署名を集めています。
やっと1万筆が見えるところまできましたが、目標の5万筆までは
まだまだ。たくさんの皆さまのご協力が必要です。

署名ニュースを作りましたので、ぜひ転送・転載してこの署名を
広げてください。よろしくお願いいたします。

☆ ―――――――――――――――――――――――― ☆
     ~基地ではなくジュゴン保護区を~

  ジュゴン保護をもとめる国会請願署名ニュースVol.1

 ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)発行(2009/03/11)
☆ ―――――――――――――――――――――――― ☆

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は、日本では沖縄本島にのみ
生息する絶滅危惧種ジュゴンの保護に取り組んでいます。現在進められ
ている米海兵隊の新基地建設計画は、ジュゴンの大切な生息地である名
護市辺野古・大浦湾沿岸域を埋め立てるもの。基地建設を止め、ジュゴ
ンの保護区を作って豊かな海を守りましょう。

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        ◆ジュゴン保護は世界の流れ
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昨年10月スペイン・バルセロナで開催されたIUCN第4回世界自然保
護会議でジュゴンを守るための決議が採択されました。ジュゴンの生息地
に基地を作ることは、世界の自然保護の流れからはずれていることが、は
っきりと示されたのです。
*IUCN(国際自然保護連合)は世界最大の自然保護団体です
 IUCN日本委員会 http://www.iucn.jp/

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       ◆ジュゴン保護の署名にご協力を!
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今SDCCはWWFジャパンや日本自然保護協会と共同で、日本政府に対
してIUCNジュゴン保護決議履行を求める、国会請願署名を集めていま
す。

*署名についての詳細と、署名用紙のダウンロードはこちらです。
http://www.sdcc.jp/iucn/2008-iucn-sign.html
  
2月末でに集まった署名数は9200筆あまり。目標の5万筆に到達
できるよう、ぜひ皆さまのご協力をお願いいたします。
締め切りは5月11日です。

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            ◆お知らせ
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☆SDCC総会 
4月18日(土)午後6時~ 渋谷勤労福祉会館
 [アクセス]http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kinro.html
 
2010年国際ジュゴン年に向けてジュゴン保護の運動を大きく
広げていくためのビジョンをふくらませましょう。
SDCC会員以外の方もどなたでもご参加いただけます。
予約は不要です。ご参加お待ちしています!

☆4/18(土)19(日)東京代々木公園アースデイにブースを出します。
http://www.earthday-tokyo.org/
☆4/26(日)大阪浜寺公園アースデイにブースを出します。
http://earthday-hamaderako-en.at.webry.info/
お近くの方のぞきに来てください。

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       ◆SDCCのビデオをご覧ください
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☆バルセロナの会議への参加報告ビデオです。
http://vimeo.com/2265276
☆沖縄ジュゴンのことを広く知ってもらうためのアニメはこちらです。
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=-htxNd5EQR0&feature=channel_page
ぜひご覧ください。

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(発行)ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC) 
 TEL/FAX  03-5228-1377 (東京事務所)
      06-6353-0514 (関西事務所)
  URL    http://www.sdcc.jp
  EーMAIL   info@sdcc.jp
(カンパ振込み先)
 郵便口座 00140-9-660199
 口座名 ジュゴン保護キャンペーンセンター
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沖縄のジュゴン:The Okinawa Dugong, Save the Dug...

2009年03月12日 | ジュゴンブログ
沖縄のジュゴン:The Okinawa Dugong, Save the Dugong Campaign Center (SDCC)


アニメ「沖縄のジュゴン」がカナダのMount Allison大学の
How Green Are You? Video Campaignにノミネートされています。
8つのビデオがノミネートされていて、気に入った作品に
投票できるようになっています。

投票は「Vote」をクリックするだけです。投票してみませんか?
How Green Are You?

TA-KE

3/7倉沢さん交流会in大阪

2009年03月11日 | 活動報告

倉沢さんの講演会の後、場所を大阪・玉造の
cafe×diningmagatamaに変えて、今度は交流会です。
交流会の方が講演会よりたくさんの人が集まりました。


最初に、2月末に沖縄・泡瀬干潟に行ってこられた
冨弥充さんに、報告をしていただきました。
冨弥さんは上方水中映像幹事をされています。


(ピンボケで申し訳ありません)
沖縄市の泡瀬干潟は南西諸島最大の干潟。
ここは、砂、泥、海草藻場、サンゴ礁と多様な環境に
恵まれた海です。埋め立ての跡地利用も決まらないまま、
埋め立てがはじまってしまいました。
昨年11月に那覇地裁が泡瀬干潟公金支出差し止め訴訟で
県と沖縄市に将来の支出差し止めの命令を出しています。
暴挙としかいいようがありません。


貴重な映像をまじえての報告。
急なお願いを快く引き受けてくださり、ありがとうございました。


続いて、再度倉沢さんの登場です。


講演会と交流会。
ダブルヘッダーの疲れも見せず、話される倉沢さん。


magatamaでは大浦湾の生きものの写真展開催中です。
(3月15日まで)


素晴らしい写真と興味深いお話にみんな、思わず
ひきこまれていきます。


倉沢さんは最後に
「アザラシはサケを食べるけれど、海草を食べるジュゴンは
人の食べ物を横取りするわけではないし、人にとっての
じゃまものではない。基地問題という難しい問題があるが、
地域の人が一丸となってジュゴンを守ろうという動きが生まれたら、
ジュゴンを守ることは難しいことではないのではないか」
という希望湧くメッセージをくださいました。


人と自然に対して、とてもやさしいまなざしをそそぐ倉沢さん。
本当にありがとうございました。
私たちも勇気と希望を持って、活動を続けていきます。

すてきな交流会を支えてくださった、magatamaの皆さんにも
感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました

ZAN

3/9 倉沢さんと交流会 in 東京

2009年03月11日 | ジュゴンブログ
飯田橋のSDCC事務所にてお茶を飲みながらの楽しいひと時でした

 

いまだかつて事務所にこんなに人が入った事はなかろう・・という満杯状態で
窮屈なところご参加下さった皆さんありがとうございました。

 

倉沢さんの貴重なお話と映像は関西の報告↓で載せていますので省略します

 

自然の写真の素晴らしさと楽しいお話と密着感時はあっという間に過ぎました

 

毎月15日はジュゴンの日のバナーにサインとイラストを書いてもらいました

 

倉沢さんの「二十歳になったジュゴンのセレナ」もサイン入りで10冊SDCCで購入しました。
ご希望の方は売り切れる前にご購入を

 

信念を持って自分の道を進んでる人柄に倉沢ファンが集まって来るのでしょう

 

参加者の方から色々なジャンルが集まる(まさに生物多様性)イベント計画のお話を聞かせて頂き、
SDCCも是非ぜひ参加させてもらいたいと思います。
カエルだってジュゴンだってアメンボだ~って~みんなみんなで2010年盛上げましょう

3/7講演会「倉沢栄一と海のなかまたち」part.2

2009年03月09日 | 活動報告
続いて倉沢さんが今お住まいの、知床の生きものたちを
紹介していただきました。


クラカケアザラシや、ワモンアザラシ、ゴマフアザラシたちは
氷の上で赤ちゃんを産むので、子どもたちは目立ちにくいよう
真っ白な毛に包まれてうまれてきます。


流氷の下のアザラシ。
かわいい
でも撮影は寒くて大変だったことと思います。


近頃、サケは河口で捕えられて、孵化場へ運ばれるので
自然に川を遡上する姿はほとんどみられなくなってしまいました。


知床といえばヒグマ。
サケの遡上する川では、ヒグマたちにとって
サケは大変なご馳走です。
ヒグマたちはアザラシとは反対に、サケの身を食べて
頭を食べ残すそうです。


ヒグマの食べ残しをねらっているキタキツネ。

カナダでの研究ですが、サケが遡上する川と、遡上しない川では
遡上する方の川の森の木の成長がいいそうで、明らかに差がつくそうです。
普通、物は川から海へと運ばれますが、サケだけが
海で成長して、その成長した分の物質を川に戻しにきます。
サケを食べた動物たちの糞や、死んだあと土に還っていく
からだが森を豊かにしていくのです。


多様性にあふれた生きものたちのつながりが、
海と森を豊かにしているのですが、知床にも温暖化の
影響がしのびよっています。
流氷が減っているのです。ここのところ、接岸が遅かったり
接岸してもすぐに離れてしまう傾向があります。

流氷とともに運ばれてくる植物プランクトン。
植物プランクトンをエサに成長する動物プランクトン。
流氷が来ないと、プランクトンが増えず、魚も成長できません。

豊かな森と海がありたくさんの生きものがいるから、
人も豊かに暮らせるのだと思います。

知床の海も、ジュゴンの海も、人の暮らしも
守っていきたいと思います。

ZAN

3/7講演会「倉沢栄一と海のなかまたち」part.1

2009年03月09日 | 活動報告

3月7日(土)、阪急豊中駅前にあるとよなかすてっぷで、
自然写真家・倉沢栄一さんの講演会を開催しました。


紅型衣装で司会ごあいさつ。
今日はお天気になって良かったです。


倉沢さんは、今は知床の羅臼にお住まいですが、
昨年まで20年間、道南のえりも岬にいらっしゃいました。

えりも岬の自然情報については、襟裳岬「風の館」をご覧ください。


この岩場の上に乗っかっているのはゼニガタアザラシ。
えりもで周年生息し、繁殖しています。
ここが分布域の南限です。


ピントがはずれるほど、そばに寄って来たこのかわいいアザラシ。
実はサケを食い荒らすなど、漁師さんたちにとっては
害獣なのです。倉沢さんがえりもに移り住んだころは、
「なんでトッカリ(アイヌ語でアザラシのこと)の写真
なんか撮るんだ」「おまえはトッカリの味方なのか」と
言われたこともあったそうです。


これは、浜に打ち上げられたアザラシの子どもを
漁師さんが助けているところ。
実は漁師さんたちは、身近に接しているアザラシに
愛着心を持っていたのです。


アザラシが定置網の中に入ると、サケの頭部だけを
食べてしまって、そうなるともう商品価値がなくなってしまいます。
それでもたくさんサケが取れることもあって、アザラシとの共生の道が
ひらけてきました。特に保護区というものはないのですが、
この10年で個体数が倍の550頭にまで回復したそうです。


アザラシは、集落のこんなに近くにすんでいます。
そぐそばを漁船が通ることもしばしば。
野生動物と人が身近に生活できるのは、
豊かな自然が保たれているからこそ、そして
「自分たちの方が、あとからアザラシのすみかに
入って行って、サケを捕らせてもらっている」という
漁師さんたちの謙虚な思いがあるからなのでしょう。


倉沢さんが、バナーにジュゴンのイラストを
描いてくださいました。



ZAN