3月6日(日)、大阪市立すまい情報センターで開催された
第2回戦争と貧困をなくす国際映像祭2010に参加して来ました。
昨年の参加報告はこちら
会は若い人たちの手で進行していきます。
ホールは200名ぐらいの人でいっぱいでした。
上映されたのは、イラク、アメリカ、韓国、フィリピン
などからの7本の招待映像と18本の公募映像
SDCCからは、食とジュゴンのすむ海~おばあのモーイ豆腐~を
出品しました。制作者から作品紹介をします。
モーイ豆腐は「イバラノリ」という海藻から作ります。
海が汚れて、普通に食べていたモーイ豆腐が珍しい食べ物に
なってしまいました。
日本のODAでインドネシア・コトパンジャンに作られたダムの
実態をリポートした作品。
詳しくはコトパンジャン・ダム被害者住民を支援する会
上映の途中で、海外ゲストを囲んで交流会が持たれました。
【韓国】フル プロダクション (The FUL Production)のキム・ウンシクさん(左)
キムさん制作の
The Young Moon & New Star(三日月と新星)~パキスタン人アリの韓国物語~
は、いちばん私の心に残った作品でした。
韓国は積極的に海外労働者の受け入れをしているようですが、
韓国の労働者との賃金格差も激しいし、言葉の壁や生活習慣の違いから
つらい思いをしている人がほとんどです。
家族と離れ、厳しい条件でも韓国に行かなければならないのはなぜでしょう。
日本での海外労働者受け入れについても考えさせられました。
こちらは、イラク自由会議のSANAテレビ局長アザド・アフマドさん(中央)。
イラクでは、苦しい状況が続いているのに、マスメディアでの報道は減っています。
平和で豊かなイラクを作る取り組みを進めるのに、
SANAテレビが配信するイラクの画像は大きな役割を果たしています。
日本ではこちらで見ることが出来ます→イラク平和テレビinJapan
SDCCはブースを出して、署名集め、グッズ・コーヒー販売を
しました。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
SDCCの出品作品
食とジュゴンのすむ海 ~おばあのモーイ豆腐~ です。
どうぞご覧ください(映像祭では公募規定により3分短縮版でしたが
こちらは完全版です)
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