５年越しのクリア

弟に貸していたswitchを返してもらったのは、せっかくの連休にゼルダのティアキンは発売前だけどゲームをやりたくて風来のシレン５をやると決めたから。

今回の職場はカレンダー通りの休みだから５連休。ちょっと前から興奮していた。

カレンダー通りとなると正月休みより長い。年に一回の長休み。

おやつも食材も買い込んで一切外出しないと決めていた。

パート先のおばあ達は活動的だから、オタクの私をつまらないと感じるだろうけど仕方ない（やたらと街のイベントを教えてくれる師匠おばあ）

まず休みの初日、シレンをやってたらあっという間に夕方になっていた時、しみじみと幸せを感じた。若い頃はそんな休日の過ごし方を後悔してたけど今は認めてる。

それだけゲームに夢中になってたという事だから、年をとって最近そんな事も減ってると余計に嬉しい。そしておべみとかグラブルへの興味が薄まるのを感じた。ログインしなくても、デイリーをこなさなくてもいいかと思う。

それが如実に感じられたのが、ゼルダに手を出してから。

switchが戻ってすぐにもゼルダを少し起動してみた。

もうすぐ新作が出るし、懐かしいから。

私は５年前、コログ集めと素材集めに疲弊して、ハイラル城にちょっと入ったぐらいで止めていた。クリアしたくない症候群も出ていた。

でも久しぶりの起動でいきなりハートはMAX近くまであって、最終セーブで何をしようとしていたのかはもちろん爆弾やビタロック、防具の習性や加護の出し方、全て忘れてるし、パラセールまでもどれかわからない。

呆然としてしまい調べるのも面倒で、そっと終了。これはもう新作で新たに頑張った方が良いだろうと判断して、シレンを始めた。

けどそのシレンで何度目かの冒険で不意のゲームオーバー。

武器と盾にはタグを付けていたけど貴重な腕輪や貴重な武器を収めた保存のつぼ、ポイントカードが失われたため失意のどん底に。救助を要請したけどほとんど期待できない。でもちょっと寝かせて待ってみたい。タヌキのつぼに入れてるのも一日経たないと変化しないし、ぐったりしてまたゼルダを起動した。

ウツシエの記憶ムービーを見返してほっこりしようと思った。

そこで１枚だけまだ記憶を取れてない事に気づく。ハイラル城にあるっぽいから後回しにしてたやつが残っていた。

一度中断して本がまとめてある二階に攻略本を取りに行って、ついでに大型本も見たりして降りてくると、ガノン戦をやってクリアする自信はないけど最後のウツシエの記憶だけ取りに行ってみようかなと思った。

とりあえずハイラル城近くの祠にワープ。マスターソードが古代兵器に有効なのは覚えてたし、回復の料理もマックスシリーズがたくさんあって（他にも趣味の料理がとってあって美味しそうだった）行けそうな気がした。

ちょっと矢とか足りない気がしたけどウツシエだけだから。

攻略本にある地図だと全然わからないから動画で確認すると、ウツシエの記憶は城のかなり上の方にあり、無事にたどり着けるかどうか不安だった。

幸い、動画にあったルートは私が過去に一度だけハイラル城に侵入した時の西坑道からで馴染みがあった。ゆで卵のところのコログ可愛い。

爆弾、ビタロック、など少しずつ思い出していって、けど加護の使い方はわからなくて検索した。

途中で念願のハイリアの盾をゲットした事で涙目になるほど高ぶり、迷ってる時にライネルと思わず戦闘する羽目になったけど、加護、料理をたくさん使ってなんとか勝利。

こうなると勇ましいBGMも相まってウツシエの記憶は忘れてガノンを目指そうかとも思ったんだけど、やっぱりクリアする前に記憶は集めたかったから我慢した。

最後の記憶はまたゼルダがかわいそうだったけれど、ついに記憶が全部埋まって興奮した私は、カカリコ村まで戻らずそのままガノンを目指すことにした。

この辺で久しぶりに夜中まで眠れずにゲームをして、寝て起きてからも興奮していて、おべみの事は完全に忘れていた。シレンのことは覚えていた。

英傑たちが協力してくれる熱い展開、目を見開いて涙を流しながらなんとかクリアした時の感動は私にとって本当に久しぶりの充実だった。

大好きなゼルダの伝説のエンディング。頑張ってみて良かった。

シレンの救助は一夜明けても来てもらえなくて諦めたけど、ゼルダをクリアする流れになった事が結果良かった。すっきりして新作を楽しみに出来る。

何ならコログの旅にまた出てもいいけど、もう休みは終わるからまだクリアしてないシレン（ポイントカードのポイントは減ってなかった）をダラダラやろうと思う。やっぱりゲームは大画面、据え置きだとまた実感した。良い連休だった。