ピニャータもデビルサバイバーも面白いのに、母に借りてる本も面白いのに今はNetflixのドキュメンタリーばかり見てしまう。
きっかけはル・ポールを全部見終わってぼーっとしてる時にふらっと見た「私たちの父親」だった。
私は犯罪ドキュメンタリーが好きで、Netflixで何度か有名なやつは見てきた。
ステアケースとか、邪悪な天才とか、ユナボマーのやつとか。
好きなのはOJシンプソンやヴェルサーチ殺人事件のドラマ仕立てのアメリカン・クライムシリーズ、ナイトストーカー(リチャード・ラミレス)とそれに絡んでセシルホテルのやつ。
けどここ最近は見てなかったし、求めてもいなかったので知識がない。
それでも元が好きだから一回火がつくと連続で見てしまう。
「私たちの父親」は予備知識無しに見たのもあるけど、最近見た映画、特捜部Qの「カルテ番号64」を思い出す気持ち悪さで、どんどん見てしまった。
失速せず2〜3日で見終わってしまって、これを知ったのはよくあるおすすめサイトのトップ1だったから、そのサイトの2位からも順番に見てみることに。
けど2位のブラジルのエリー・マツナガのやつは眠かった。
問題提起はしてると思うんだけど、そういう高尚なのは求めてない。
妻エリー・マツナガが富豪の夫を殺害、エリーさん本人が出てきてインタビューに応じてる。このエリーも夫もどっちも好きになれなくて最後まで冷めたままだった。
それで他のサイトのおすすめも見てみることに。ここでまたつまんなかったらブームは終わってたと思う。
けど次のサイトでの一位「キープ・スイート」が、概要を見て「ああ、よくある変態宗教のやつか」と舐めていたニュートラルな脳には刺激が強すぎる気持ち悪さだった。これも一気に見てしまった。
2位の「ガール・イン・ザ・ピクチャー」はすでに見ていたので3位の「ワイルドワイルドカントリー」を見たら、これがまたすごかった。
気持ち悪さは大したことない、というか全くないんだけど高尚なのに面白い。
これだと私は終始、宗教側の方に味方して見ていた。たぶんこの宗教の宗旨がほとんど紹介されなくて異常性があんまりわからないのもあると思うんだけど。
目立つのフリーセックスだけで、始めはなんにも迷惑かけてなかったのに住民が敵対してきたから反応しただけだ、と思っていた。
シーラは狂犬だと思うけど。吹き替えで見たから英語がわかれば印象変わるのかな。
続けてみた3位の「動機」はつまらなかった。
こんなにつまらないのはおかしい。きっと最後になにかあるのだと思って最後まで見たけど(一話30分だから出来た)何もなかった。
ここでまた落ちたんだけど次に、ランキングを気にせずNetflix画面でおすすめにやたら出てくる「キーパーズ」を見たら、これがまたとても面白かった。
これは気持ち悪い方面。でも気持ち悪さだけに特化せずドラマ性もあった。
サムネですぐ「ああ、修道女が殺されたんだな」とわかる。
そして一話目でそれが1969年という大昔に起きた事件とわかるとちょっと引く。けどこの女性の教え子だったおばあ二人が探偵してるのが良いし、吹き替えに馴染みの人が多くて見やすかった。単なる殺人事件でも、おばあ二人頑張れでご飯食べられるのに2話目から気持ち悪さが付け加わり、胸糞悪さにも発展していく。なんでこれが3位とかじゃないんだろう。「動機」より間違いなく上だろう。
そして今見てるのが「殺人者への道」これは気持ち悪さはなく胸糞悪さのみ。
シーズン2まで出てる。とても有名っぽい。
警察が怖すぎる。ひどいよ本当にひどい。スティーブンはともかくブレンダンへの尋問が見てて吐き気がするほど嫌だった。ヒゲメガネデブ(主任検事)、サー・アレックス・ファーガソンみたいなやつ、マイケル・ファスベンダーみたいなファスベンダー刑事、ハゲの刑事、昔の保安官、ロッキーチャックみたいな巡査部長、こいつらに本当に腹が立つ。
そして弁護士二人がとてもかっこいい。
シーズン2に入ってすごい弁護士出てきたけど、あの人はこの事件が話題になるまでずっと手紙を無視してたのに、目立ってくると急に反応してきたのがなんか嫌だ。でもすごく優秀でスカッとすることを言う。私なんかすぐ騙されそう。
スティーブンになぜか彼女が途切れないのが笑える。子供のことは気にならないのかな。
あまりに胸糞悪いから結果を知ってから安心して見たかったんだけど、今現在も報われてないっぽいんだけど過程を知りたいから見てる。一話中に胸糞悪さがMAXになっても弁護士の発言で中和されるからなんとか見ていける。
カリストが近いうち発送されるというメールが店から来たから、この番組でブームは終了かな。書き出してみると結構見てたからまとめられて良かった。