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2005年 全163話 ハン・ヘジン カン・ジファン イ・ミンギ ヤン・ミギョン キム・ジャオク
ストーリー 父は病死、母には捨てられ、おばあちゃんに育てられてきたナ・クムスン。21歳になったクムスンは、叔母の下宿に住むノ・チョンワンと一夜をともにし、妊娠してしまう!チョンワンの両親をどうにか説得し、結婚した二人だが、新婚早々に夫が事故死。行く当てのないクムスンは、息子の死は嫁のせいと思っている姑や義兄から冷たくされながらも、夫の実家で暮らすように。息子フィソンを出産したクムスンは、持ち前の明るさ、天然さで次第にうち解けていく。2年後、美容師を目指すためにアルバイトを始めたクムスンは、外科医のク・ジェヒと出会う。はじめはケンカばかりを繰り返す二人だったが、ジェヒはどこまでも一生懸命なクムスンのことが気になり始め、母の経営する美容院を紹介する…。
ストーリー 7.5点 役者 8点 音楽 4点 涙度 7点 総合 7.5点
見事に全てが丸くおさまり祝福を受けてのジェヒとクムスンの結婚式があって、その後の二人の生活とそして1年後が描かれてました。さすが韓ドラ最後の7話はとってもよかったです。最終回までは★6個だったんですけど、最終話ちょっと足りない部分もあったので☆半分です。157話から162話までは号泣だったんです。それもあれほど強固にこの二人の結婚の障害になっていた人たちが揃って賛成にまわり今までのことをクムスン達に謝って幸せになって、、という過程で相当泣きました。クムスンとジェヒが想いを確かめ合い、結婚しようと決めたときはよかったんですけど、実はこの二人が乗り越えなくてはならない障害があまりにも大きく険しく切なくのしかかってくるかを思い知らされるのです。そこからが辛かったわ~。長かったんですよ。みんないつまでも怒ってるし、陰湿になるしそれぞれが自分の想いを相手にぶつけるだけで、片方はひたすら謝ったり、ジェヒは親に当たったり、一番触れてほしくないようなことを行って頑張ってきた母親にさえ辛く当たり背をむけてるし、クムスンもいつも泣いてばかりで、、。しかもクムスンの行動や言動にも共感できるところも少なくて、、私もいつしかチャンワンってかわいそう、、ってノ家の人たちの視線で見るようになったりして。きっと私が姑でもキツクあたったような気がする、、と思うと見ているほうもあまりいい気はしませんでした。それに加えてソンランとシワンの問題が表面化して、あのシワンのふがいなさにも無性に腹がだったし。ソンランがかわいそうにも見えて。全然幸せになれてないからさっさと離婚したほうがいいじゃん!っていつも思ってました。が、いざソンランの息子ウジュを迎えてみるとうまく行かないのはむしろソンランのほうでした。さすがにウジュを迎えてからのシワンは急にいい人になっちゃって、、遅い!!って思ったし、嫌いな期間が長かった人だからやっぱり好きにもなれなくて。ウジュが来てみるとお姑さんもお舅さんも大歓迎ってなってて自分の孫のように接してるのを見てソンランもずいぶん変わりましたよね。あれはうれしいだろうな~って思えて、ソンランよりもこっちが泣いちゃったわ~。もう、、いい人になりすぎじゃん!この人たち。クムスンがいなくなって寂しそうだと思ったソンランは自分から同居を申し出たようです。しっかしウジュって9歳?どうみてももっと小さい子じゃないかしら?フィソンもそうだけど4歳?のわりにはネーしか言わないくらいな子なんだけどさ。(笑)
クムスンの花嫁姿は3回目ですけど(最初は1%の奇跡でした)あの、、衣装は襟があったぞ、、。2回目で子持ちということであんな衣装だったのかしら、、う~~ん?チャンワンのときのほうがよかったぞ、、。ジェヒは終始ニヤニヤでさ。で、でも新婦のお父さんが元お舅さんっていうのもなんか変な感じだな、、。新婚初夜も、、ははは、、。結局普通のパジャマになったりジェヒが、、妙に発情してて、、、ははは、、。二人の新婚生活、その1年後、そして晴れて美容師になったクムスン、、で終わりでした。ちょっと急に終わったような感じありましたが、、。それにヨンオク夫は手術後、、なんで別居してるのかしら?農夫になったようで??それにクマとテワンはどうなった?あの家族写真にぜひ、クマも入ってほしかったわ~。テワンはまだ売れてなかったみたいですけどね。クマ母とハルモニのやりとりも、クマ父が帰ってからあの二人が妙に仲がよくて私もハルモニと同じ目で見ておりましたよ。もう、ええけ!って感じでした。クムジュの出現にはビックリ、、でした。
このドラマ、163話。30分番組とはいえ、通常のドラマだと82話。こんな長編ははじめて見ました。が、前半クムスンが亡きチャンワンの家に受け入れられる間では本当に泣けたんですよ。クムスンが意地らしくて髪型やファッションは最悪だったけど新婚3日で夫が亡くなりそれでも子供をここで育てたいっていう行き場のないクムスンが頼むシーンが本当に胸が痛くなるほど泣けたんです。それからジェヒと知り合ってクムスンとの話が進むわけですが、156話までは辛いシーンが多くてテンションは下がり気味でしたが、それを跳ね返す展開に。韓ドラの追い込みがかかってからのラスト7話は相当泣きましたよ。辛いシーンが多かった分、一転、ジェヒと幸せに幸せにおなり~っていう周りの家族愛に泣きっぱなしでした。でもそれはクムスンよく耐えたっていうより、親が子供に謝るって大変なことじゃないかと思います。たとえ、自分が悪いと思っても口にだせない団塊の世代の人が多い中でノ家の義父母は悪かったと謝るんですよ。このドラマでもっとも印象に残ったのはこのお姑さんことキム・ジャオク氏でした。いつもそうですが、スバラシイです!!!チャンワンのお墓に行き泣いて謝り、そしてクムスンが嫁ぐ前の日、私の娘、最初から優しくすればよかった、、、ごめんね、って。思い出しても泣けます。こんな風にお姑さんに思ってもらえるお嫁さんってそれだけでスゴイですよね。だって、クムスンってあんなにヒドイことを姑やお舅さんに言われてもいつも朝ごはんをつくりそして一緒に食べてましたよね。そしてお父さんお母さんが大好きだって言い続けてクムスンだからこそ、笑顔で送り出そうって結論になったんだなって思います。もうすこしテワンが絡んでくると思いきや、時々クムスンを助けるいい義兄で終わったのよ。何だか惜しいわ。子持ちで再婚することがこんなに難しくそして大変な事なんだっていうことが非常にリアルに描かれていました。おそらく韓国社会だけではなくいくら離婚が増えているとはいえ、我が家に降りかかってくると親たちの反応は決して大袈裟とはいえないものではないかと考えさせられました。どんな逆境にあおうとも明るく強くそして思いやりをもち笑顔で生きるクムスンの姿勢には元気をもらった部分もあります。が、一方悪気はなくても結果的に結構迷惑をかけているような場面もしばしばあり、逆に子持ちでもがんばってるクムスンに対してもキツ~~イイジメや言葉もあったりで気分が悪くなることもしばしば。後半、フィソンの取りあいになりますが、そのときもちょっと家族の雰囲気が陰湿になってきて正直見るのがしんどい場面もこれまたしばしば。でもそれがあったこそ終盤の心温まる数々のシーンにもつながっていったようです。最初は自分中心で言葉も態度も冷たかったジェヒがクムスンによって成長し変化していき他人の子供を本当の実子として受け入れ本当の家族とは何かに気づいてく終盤はとってもよかったです!!ただ、、やはり序盤と終盤のハマリ度は結構ありますが、全体としてはツライシーンも多いのでランク外とさせていただきます。ジェヒにはまれる人はこれ以上ないドラマになる要素は多分にございます。私はやはり声が低い人が好きなので、、、。でも彼の魅力はよくわかりました。いろいろ考えさせれるドラマでもあります。長編ですが、思ったほど長さは感じませんでした。序盤と終盤は本当にすばらしいですが、その間を耐えてこその感動はありました。