<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=kankokudor0e9-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000RKVIBS&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" style="width: 120px; height: 240px;"> </iframe>
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=kankokudor0e9-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000H307I0&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" style="width: 120px; height: 240px;"> </iframe>
2006年 全21話 ウォレス・フォ ルビー・リン
ストーリー 台湾出身の絵本作家ジミーによる世界的ベストセラー「地下鉄」をドラマ化!内気な青年と幼くして光を失った女性の運命的な出会いとすれ違い、周囲の反対や障害を乗り越え二人が育む愛を描いた切ない正統派ラブストーリー
ストーリー 9点 役者 9点 音楽 9点 涙度 8点 総合 9点
最終話で結構泣きました。やっぱり、、、、。ベタな展開なんだけど、泣けるわ~。
せっかく良くなったのに、再発。ジンジンとの幸せな日々はわずかしか続かなかった。そのわずかな間に結婚の約束までして幸せな二人だったのに、、、。ユンシャンは再び倒れる。知らせを聞いて駆けつけるジンジン。ジンジンはこのときに初めてユンシャンの病気を知らせれるのよね。何で、教えてくれなかったの~!と叫ぶジンジンにも涙
。そりゃそうよね。あんなに二人で幸せだったのに、、。
ユンシャンの最後の言葉。いつも僕は君の傍にいるよ、、、。
ユンシャンのあのドナーカードがやっぱり、ジンジンの最後への最愛にプレゼントでした。君の目になりたい、君に美しいものをたくさん見せてあげたい。それが僕の夢と前から言っていたユンシャン。最初、角膜を拒否するジンジンだったけど、シャオチェンが「ユンシャンがジンジンのために残したメッセージがあるのよ。手術を受けないとコレが見れないわ。」とジンジンに告げる。それはいつも目の見えないジンジンが思い出のために持ち歩いていたあのカメラだった。そのカメラを胸に手術を受けるジンジン。そして、ジンジンが見たものは。
ユンシャンが残したメッセージとユンシャンとの思い出の写真。そして、ユンシャンが命を削って書いた作品。壁一面の虹の絵。その中には大きな木の下にいるユンシャンとジンジンの壁画だった。ジンジンはそれを見つめて、ユンシャンからもらった彼の絵が描いてあるあの傘をさして、いつもと同じように彼と会ったあの地下鉄の駅へ向かって行った、、。いつもすれ違っていたすぐ近くの人。その人がもしかしたら一生を共に歩む運命の人かも知れない、、。
とってもいい物語だったと思います。何といってもユンシャンとジンジンの演技に尽きます。特にジンジン、盲目の役ではっきり目が開いているのにこの人は見えないんだってごく自然にそう思っていました。最終回でユンシャンの危篤を知り病院に駆けつけるジンジン。手探りながらも杖も突かず必死に走り続けて、ユンシャンの病室でユンシャンに駆け寄る時に机に思い切りつまずくんです。あ、この人本当に見えないんだ、って思えるくらいです。目はパッチリ開いているのでどうしても本能的に転ぶのにも何というか、ためらったり,かばったりしそうですが、全く見えない人と同じで思い切り転ぶんです。視線もいつも合うことなく、ユンシャンと写真をとってもカメラだろうというところに自然に目をあわすというか、、素晴らしい!です。ユンシャンは日に日に弱っていって、痩せていき顔色も青白く、出血していてジンジンは全く気が付かず、彼の声だけを信じ、彼に会えた喜びでいつも嬉しそうでとっても美しかったです。彼女の笑顔を見ながら病気を隠して耐えるユンシャンもまた素敵なんですよ。やっと出会えた運命の二人、でも幸せは短く彼は白血病に冒されるっていうのはありがちなんですが、この物語は少し違います。それは、彼が少年の時、母親を亡くしその時に臓器移植で角膜をある少女に提供しようとしたが、少年の心が母親を傷つけるものと思って大反対。角膜移植は断念。その時の少女と恋に落ちるわけです。そして、幼き日、自分のせいでジンジンに光を与える事が出来なかった事を悔やみ、自分の命と引き換えに再び彼女に光を与えるのです。決してハッピーエンドとは言えないけどユンシャンの父が臓器移植の承諾書にサインする時に「これで、一緒になれる、、コレで一生共に生きられる」とつぶやいたの印象的でした。ユンシャンは最後に言った言葉、ジンジンのカメラに残したメッセージにも愛してる、いつも傍にいると言っていました。彼女の目の光と共にいつもユンシャンはジンジンの瞳の中で永遠に生きているのです。そして、ユンシャンは絵描きでした。ユンシャンの描く素敵な絵をジンジンは見ることが出来ないので、絵の具の凹凸を触ってユンシャンの絵を見ていたんです。でも実際に見えるようになってジンジンが見たユンシャンの絵は、青空に虹がかかっていて大きな木の下にはユンシャンとジンジンの姿が、、、。あの壁画も毎日ジンジンは目にしながら二人がであった地下鉄に向かい、毎日を過ごしていくのです。ユンシャンが悪化していく病状を隠して命を削って書いた最後の作品です。ファンタジックなあの優しい絵にユンシャンのどれほどの愛がこめられていたのかと思うと涙せずにはいられません。
ジンジンはまっすぐ前を向いて彼の分まで生きるという強い意志が見られるようでした。台湾ドラマは初めてでしたがどんどん引き込まれ、ユンシャンがとっても素敵で、大好きでした。ジンジンもとってもキレイで本当に絵になる二人でした。是非是非、多くの人に見てもらいたい作品です。最終回は号泣間違いなしですが、何か勇気と生きていく強さ見たいものをもらえた気ががします。