２０１４年 マイベストドラマ 第１位 棚ぼたのあなた

今年も最後の日となりました。

今年は例年になくたくさんの作品を視聴した年となりました。年々、韓国ドラマファンの方は減って言ってるのかもしれませんがやはりドラマとしての魅力は不変ではないかと思います。楽しかったです。
今年見た作品は21作品です。華ドラマや中華ドラマも含まれます。僕らはふたたび恋をする、マイダス 、応答せよ１９９７、あなた、笑って、ビック、宮廷女官若儀、赤道の男、メイクィーン
棚ぼたのあなた、シンイー信義ー、花盛りの君たちへ、追跡者、蘭稜王、紳士の品格、いとしのソヨン、妻の資格、九家の書、私の恋愛のすべて、オジャッキョの兄弟、神のクイズ　シーズン１

です。ベスト５を選ぶと発表の通りですがそれ以外でもオジャッキョの兄弟たちや追跡者、赤道の男も佳作です。ミニシリーズでいうとナインがダントツに素晴らしくそれを超える作品なんて早々ないような気がしております。まさに、数年に1作あるかないか、、の衝撃作でしたがどんな時間に見ても眠くならない間隔にひさ～～～ぶりに陥ったと思います。来年も楽しみなドラマがテンコモリなのでボチボチ視聴していきます。

さて、このドラマ、今は各局何度も放送されているので有名ですが、、やはりこの作品です。よく笑ってよく泣きました。長編ホームドラマでしたが全く飽きない展開でちょっと見るのに間があいてもすぐこの世界に入ってくことができましたし、登場人物も多いですがそれぞれがとってもイキイキ描かれていて本当にホームドラマの王道の醍醐味が詰まっておりました。ユニの変化ももちろんですがやはりグィナムの失踪事件が根底にありますがそこにいたる周りの家族の葛藤やその許しまが非常に丁寧に優しく描かれていて本当に何度も号泣しました。こんなに泣けたドラマも久しぶりでした。ホームドラマとしてはあの青い草原の上にに次ぐ位置ではないかと思います。多くのカップルが出てきますがやはり注目はこのＭＶの次女と店長カップルですよね。普通はツンデレ男子とおっかけ女子って感じですがこれは全く逆でした。ツンデレ女子なんです。必死でアピールするこの御曹司店長はとっても魅力的で、賞も受賞されていました。傑作でした。

それでは皆様、よいお年を。

２０１４年 マイベストドラマ 第２位 ナイン～９回の時間旅行～

本当は１位にしたいくらいなんですけど僅差で２位となりました。ほかの年だったら１位だったのではと思います。長年練られた素晴らしい脚本です。タイムスリップものとしては最高傑作ではないでしょうか。語りつくせないいろんな要素があります。観終わった後で最初につながっていくのでもう一度見たい感じにさえなります。ドラマの出だしって何となく見始めたりするんですけど、このドラマは最初も重要な要素にもなります。なんだっけって思い起こすことが多くなるんです。タイムスリップですがほかのドラマと違って20年前の同じ時間に瞬間的に戻るだけです。時間指定や年代してもできません。過去に戻って何かを変えると変えると現代に戻ってきたときに大きく結果が違っているのです。人が死んだり生き返ったり、結婚相手や職業や、立場も変わってるんです。戻っていた時間はいつもきっかり30分しかないんです。自分の命を削っても取り戻さなければならないことがあるって。最初からいろんなことを計算していないとこのシナリオは成り立たない。本のページをめくるようにいろんな真実が出てくるんです。
とにかく是非、見てください。今後、まだまだ放送されるはずです。相当な数を見てきた韓ドラファンの私も今までに5本の指に入るくらいの傑作です

２０１４年 マイベストドラマ 第３位 いとしのソヨン

長編のホームドラマです。いいんですよ。いいんですけど、、、。あのお父さんがそんなにダメな人の悲壮感がないんですよね。どっか紳士っぽくて。それと！苦労してる家庭の割にはエリートが多くてねえ、もう一つリアル感がないって思ってドラマらしいドラマだなって気はします。でもホームドラマらしく憎んでいてもやはり家族。父親と娘の温かい感動は確かにあります。特に父親の愛情は泣けてきます。それは最後の最後まで続くんです。ソヨンがひたすら耐えたり隠したりするので言えばいいじゃん！ってことは多々ありますが最後まで飽きさせない展開です。泣けて感動してほんわりしてきます。笑いの要素があればいうことありませんがホームドラマの代表のような秀作です。是非、多くの方に。パク・ヘジン君もいいんですよ。

2014年 マイベストドラマ 第４位 九家の書

イ・スンギ氏はあまり好きではないですがこの作品が一番良かった。序盤、ガンチの父母の物語から始まります。これだけで一つのドラマになりそうなほどの悲恋なんです。心優しい森獣とガンチ母の序章です。ソファが可憐で純粋できれいな娘さんです。でも不幸のドンゾコに突き落とされて、、。その地獄から救ったのがウォルリョン。彼女を守りたい一心だったのに、、。そしてガンチが誕生。そのガンチも恋に落ちるんですけど、、ガンチ父母の話が絡んでくるんです。ずっと目が離せない展開で1話があっという間です。良くできた脚本でとにかく悪役がピカ一なんです。こいつの憎らしがよりストーリーに厚みが出たと思います。
BS放送が始まるようです。ペ・スジもかわいいですが、注目はイ・ユビさんです。彼女が一番、、、、ではないかと、、。良作です。多くの人に見てもらいたいです。結構泣けます。特に前半は本当に、、。予想しない意外な展開が終盤にかけてあるんです。ビックリなんです。

2014年 マイベストドラマ 第５位 妻の資格

そろそろカウントダウンになってまいりました。ラストは作品賞です。


幸せだったはずの家庭が破たんしていく過程がリアルに描かれます。他人から見たら幸せそうな家庭でも何かと問題を抱えているものなんです。表に出ないだけで。不倫のドラマですがテオが本当に優しくてうらやましい感じです。大人なのに高校生みたいな純愛です。次が気になって2，3日で一気に見てしまいました。隣の女の方が気になってそっちはちょっとしたホラーでした。

きれいごとって感じはしますがいろんな要素が詰め込んであって前のめりで見続けました。この年代の人にはもし、私にもこんなことが起こったらって思いますが、、。妄想で十分です。

2014年 最優秀主演男優賞 オム・テウン

作品は赤道の男です。

前半の彼と復讐のため這い上がってきたソヌは全く別人でした。哀しく冷たく熱く激しく人を愛したり憎んだりと演技というよりはそれを超えた一人の男のまさに生き様のようでした。シナリオも素晴らしく一度見たら最後まで引き込まれる独特の世界観があふれていました。彼しか思いつかないほど強烈な印象です。流石です。素晴らしい。

2014年 最優秀主演女優賞 キム・ヒエ

作品は妻の資格です。




いつまでもかわいらしく品の良さを感じる女優さんです。実際、優等生の長女や、バイキャリのキャリアウーマンともされてますが今回は熱演でした。

最初は平凡な主婦で、夫の親にも罵られ、嫌味を言われても従順にしたがう謙虚な妻だったんです。アレルギーがある一人息子を過程を顧みない夫の代わりに懸命に看病して育ててて、塾へ行かせたり勉強させたり無理してママ友と仲良くなろうとしたり、、。ストレスの連続。そんななか、会ってしまったんです。カリスマ塾講師の夫だったテオと。テオとの恋愛を通して本当の女性としての幸せをしり、強くなろうと夫に立ち向かうんです。

おとなしくて従順な妻だったのに、ダメ夫に蹴りを入れて啖呵をきって投げ飛ばすんですよ！拍手～～！
妻を家政婦や息子のお世話係のように思ってて自分の都合をいつも押し付けてくるずうずうしい夫。脅えながら拒みながらも次第に彼を求めて受け入れていくんです。あの変化は本当に素晴らしいんです。

この年代の希望の星でした。多くの女性が共感をしたようです。棚ぼたのあなたのキム・ナムジュさんと悩みましたがやはりキム・ヒエさんに贈賞です。

2014年 最優秀助演男優賞 イ・ソンジェ

作品は妻の資格です。不倫のドラマですがこの彼は本当に優しくて素敵でした。大人の恋がよく描かれていました。不倫なんですけどなぜか爽やかというかまあ、きれいごとですけどね。しかし、九家の書のあの悪代官と同じ人と気づくまで時間がかかりました。それほど真逆の役ですから、、。全く違う印象、それから物の言い方からしぐさまで全く別人です。なんとなくその人のくせっていうのが出てしまう人が多いんですど彼は違いました。両方見ていて娘もビックリしてましたから。そんな役者さんてやっぱり素晴らしいです。概ね、悪役が多いようですがなかなかスマートで紳士な役なんです。



作品は九家の書です。反対にこの九家の書の悪代官の悪っぷりは相当。気分が悪くなって見たくなくなるほどの強烈なヒールです。しかし、その悪役が強烈だからこそこの物語は悲壮感をおび、主役の二人の物悲しさや、序盤のガンチの親の時の無念さなどより深まり全体の質を高めたように思います。かといって腹立ちますけどね。しかし、この方なしには語れません。主役以上に重要なキャストです。両方合わせての贈賞です。

2014年 最優秀助演女優賞 イ・ユビ

作品は九家の書です。最近まで人気歌謡のMCをしていた子です。最初は若いせいか演技はまだまだって感じで世間知らずの御嬢さんって感じでしたがそれも後から考えればそういう演技？だったのかもと思うほど終盤にかけての変化はは素晴らしい。
父母を陰謀によって殺され、自分は妓生に。そこに殺した役人が自分を辱めにやってくるのです。生きるためには耐えねばならず、ガンチが助けに来ても逃げる選択肢もないことにも思い知らされるのです。彼女の心は売らず憎み続ける姿勢は妓房のいじめにも耐え、芸を身に付けて凛として生きる生き方につながっていくのです。あのお嬢さんが哀しみや恨みを強さに変えていく演技は秀逸でした。細くて頼りない女優さんですがなかなか、、この先楽しみです。かわいらしいだけのヒロインのペ・スジよりもよっぽど光って見えました。


普段はこんな感じです。役によっては妖艶な感じにもなりそうですね。

2014年 ナイスガイ賞

今年の胸キュンの俳優さんたちです。今回は3人。

九家の書のコン、美男バンドのジヒョクです。時代劇と現代版。パッと見はそれほど好きなタイプではありませんがこの2つのキャラは本当に良かった。どちらもさりげなく彼女を影から守るんです。誰かの代わりのように。自分の気持ちは隠して強く、優しく。長身でモデル出身の方ですが本当に素敵。





花盛りの君たちへのカン・テジュン　シャイニーのミンホ君。この役もよかった～～～。すらっとしてて落ち着いてて走る姿も素敵。男らしくてキュンキュンでした。


最後は話題のチュウオン君。オジャッキョの兄弟たちの3男です。メッチャ良かった♪。静かでクールなのにジャウン事が気になってずっとついて回ったり純粋でかわいい彼にキュンキュンです。今後の注目俳優さんです。