金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

Xmindでライフプランニングノートを作る③~Xmindを使う理由(2)

2021年01月10日 | ライフプランニングファイル
 ライフプランニングノートをXmindで作る理由は前回述べた「パスワード保護」の他「色々なフォームにアウトプットできる」という点と「ワードからインプットできる」というメリットがあるからです。
 特に「色々なフォームにアウトプットできる」ということは、ライフプランニングノートが持つエンディングノート的機能を考えると非常に重要だと思います。
 今まで強調してきませんでしたが、メンテナンスされているライフプランニングノートはエンディングノートになります。エンディングノートになるということは、家族や医師・ケアマネージャー・司法書士など専門家がそれを読んで、本人の希望に叶うように取り計って貰うために指図書になるということです。
 ですからそれらの人が使い易い形で出力される必要があります。
 Xmindそのものは「概念の地図」ですから、思考の整理には便利ですが、本人がいなくなった時の指図書としては分かり難いところがあると思います。
 (下の写真はXmindのアウトプット)
 そこで誰が読んでも具体的な行動を起こせる指図書や交友関係一覧表のような資料の形にするには「ワードに出力できる」「エクセルに出力できる」ということが必要だと思います。
 Xmindは「ワードなどドキュメント形式で出力する」「エクセルなど表形式で出力する」「パワーポイントで出力する」「画像形式で出力する」「ガントチャート(プロジェクトの工程管理ツール)で出力する」という各種の出力方法を持っています。
 エンディングノートとして活用する場合は、残された家族のITスキルを考えて出力方式を選択する必要があります。残された家族にITスキルが乏しい場合は、ワードを使って書き出し紙に印刷したノートを残すことになります。
 しかし残された家族がスプレッドシートを使うことができる場合は、「友人住所録」などはエクセル形式で残す方が宛名印刷が簡単なので手間が省けると思います。
 いずれにせよ用途やユーザーのスキルに合わせて、色々な形式で出力できるということが、Xmindの強みなのです。
(下の写真はワード機能で目次を印字したもの)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Xmindでライフプランニングノートを作る②Xmindを使う理由(1)

2021年01月10日 | ライフプランニングファイル
 パソコン上で使うマインドマップ・アプリケーションは色々種類がありますが、なぜXmindを選ぶのでしょうか?
 その最大の理由は「作成したマインドマップをパスワードで保護することができる」からです。
 マインドマップ・アプリケーションとしては、クラウド利用が簡単なMindMeisterも優れたアプリケーションだと思うのですが、パスワードで保護する機能がありません。
 ライフプランニングノートには「友人知人リスト」「銀行・証券口座情報」など厳重な情報保護が必要な情報を記載していきます。従って「パスワードでの保護」の設定は必須条件です。またライフプランニングノート自体はPCのハードデスクやOneDriveに保存されますので、保存先のセキュリティも重要です。
 ただしXmindのパスワード機能を利用するためには「有料版」を使う必要があります。有料版は1.3万円でライセンス購入方式です。ライフプランニングノート作成のためだけに購入するのであれば、少し高い買い物ですが、Xmindは各方面に活用することができます。
 ビジネスパーソンであれば「プロジェクトのチームでの共有やプロジェクトマネジメント」に活用できます。またトラブル発生時に「魚骨図を使って原因を掘り下げる」といった使い方ができます。
 趣味の世界では私は一眼カメラの自分用マニュアル作成に利用しています。カメラに付属しているマニュアルは通り一遍の使い方しか書いてありませんので、パワーユーザーになるには自分でノウハウを積み上げていく必要があるのですが、Xmindは強力な味方になります。
 ということでこれから先はXmindの有料版を前提に話を進めていきたいと思います。
 ただしマインドマップを使ってライフプランニングの骨組みを構築し、口座情報など秘匿性の高い情報はexcelなどにパスワードをかけて保存するという使い方もありだ、と思います。アプリケーションの使い方は様々ですから、自分の好みにあった使い方をすれば良いと思います。
 そのような方にも多少参考になる情報を提供することができれば良いな、と考えていますのでよろしく。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする