昨日今まで使っていたスマートフォンをGoogleに下取に出し、スマートフォンの買い替えに関する作業はほぼ終了しました。
一連の作業を振り替えると大体次のような流れでした。
グーグルにPixel9aを発注⇒(約1週間で手元に届く)⇒スマートフォンが届く1日前に15,000円のクレジットが使えるようになる⇒スマートフォンのケースとガラスフィルムを発注⇒スマートフォン届く⇒画面を開くと移行の案内がでるのでそれに従って作業開始⇒SIMの差し替えでeSIMを選択する(作業は短時間で終了)⇒システム的なデータの移行(30分程度で終了)⇒必要に応じて個別アプリの登録⇒旧スマートフォンの初期化⇒スマートフォンの2日後旧スマートフォン回収用のパックが届く⇒パックに旧スマートフォンを入れて返送。終了
一連の作業の中で一番時間がかかったのは「必要に応じて個別アプリの登録」でした。その理由は銀行やクレジットカードのアプリは、システム的にデータ移行できないことでした。各口座のアプリは新しいスマートフォンに表示されるのですが、店番号・口座番号などは自分で入力しなければいけません。当然パスワードもです。また届出電子メールアドレスや携帯電話番号を使った二重認証も求められました。ここで頭を悩ます問題が発生します。それは「古い取引ではどの電子メールアドレスを使ったか?携帯電話番号を届出電話番号にしたか?あるいは固定電話番号を届出電話番号にしたか?」がはっきりせず二重認証に手間取ることがあったという問題です。最近私はネット上の取引では「携帯メールと携帯電話番号」を使うことにしていますが、PCが電子取引の主流だった時はPCメール+固定電話を使っていました。その端境期にあった取引ではこれらが混在したことがあるのです。
今銀行口座やクレジットカードへの不正アクセスが増えているので、金融機関は本人確認のハードルを上げています。それは良いことなのですが、本人確認のハードルを上げ過ぎるとついて行けない人も出てくるでしょう。
安全性確保と顧客利便性のバランスが大切ですよね。私はこの点でグーグルはよくバランスが取れていると評価しています。
さてこの本人確認の手間を少し軽減する手段が、「スマートフォンにメールアドレスや自宅住所などよく使う単語を短縮登録する」という方法です。
具体的にはアンドロイド端末では文字入力画面から⚙マークを選択し、そこから単語登録を選び、メールアドレスを入力し、「けめ」(携帯メールの略)などと呼び方を登録します。これでメールアドレスを入力する時は「けめ」と入力することで済ますことができます。