1月31日(日曜日)某ローターリークラブのトレッキング同好会と丹沢の大山に登った。10時5分に伊勢原から大山ケーブル駅に向かうバスはほぼ満員だ。100人乗りのケーブカーもほぼ満員。最近の山登りというと中高年のイメージが強いが、大山には家族連れや若い女性のグループも登っている。とにかく半端でない混みかただ。
ケーブルの上の駅から阿夫利神社(下社)を通り急な石段に取り付いた。登り始めたのは午前11時頃。途中少し体調のすぐれない人がいたのでゆっくり歩く。
夫婦杉という立派な杉があった。更に登ると富士山が見えるところがあるが今日は雲が厚く富士山は見えなかった。
午後1時半ようやく大山山頂に到着。下着のシャツ1枚+アウターで登ったが暑いくらいだ。伊勢原ではバスから梅の花が見えた。頂上の茶店で缶ビールを頂く。500円也。
頂上から見晴台を回って下社ケーブル駅に向かった。ケーブル駅3時30分到着。
見晴台とケーブル駅の間の滝の前で沢登りの準備をしているパーティがあった。午後3時過ぎだがこれから登るようだった。
後で調べてみるとこの沢の名前は大山川で大山頂上に突き上げる右俣が遡行対象になっている。写真の滝の名前は二重ノ滝でホールドの豊富な左壁を登るということだ。水量の少ない沢なので遡行ができる時期は長いということだが、真冬に沢登り(氷瀑登りではなく)をする人がいるとは想像すらしなかった。山の楽しみ方はどんどん変わっているようだ。
そういえば大山に登る途中ふと空を見上げるとハングライダーが気持ちよく空を舞っていたことを思い出した。
丹沢のどこから飛んだハングライダーかは知らないが実に気持ち良さそうだった。山の楽しみ方は本当に多様化している。
我々は下山後ケーブル下から400m程降ったところの「東学坊」(学は旧字だが探すのが面倒なのでこれでご容赦を)という豆腐料理屋に入り、風呂に入って豆腐料理+猪鍋を食べた。かなりお酒を頂いて一人約1万円也(お風呂代は込み)。お料理の味はまあまあだが、とにかく冷えた体には暖かいお風呂とその後のビールが何よりだった。これも山の楽しみ方の一つとすると、大山を巡る山の楽しみ方は色々あるものだと改めて思った次第である。