金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

Xmindでライフプランニングノートを作る⑤ アカウントの削除方法を調べておく

2021年01月19日 | ライフプランニングファイル
 「口座一覧表」を作って自分が開いているアカウントを整理していくといかに自分がホイホイとアカウントを作っているかを悟り唖然としてしまう。
 無料サービスやわずかなポイントを得るために、住所や年齢など重要な個人情報を提供してる可能性がある。
 年齢とともに消費も減ってくるので、ポイントを稼ごうなどと考えるよりは、身綺麗にしてかつ後の人にアカウントを解約や削除する手間を減らすことに努める方が良いと思う。
 ところでアカウントの解約は一般に開設より手間がかかる。アカウントの開設はホームページやアプリの誘導に従っていけば簡単にできるが、解約方法は深い階層の中に述べられていることが多いのでたどり着くのに手間がかかるのだ。
 ベンダー側としては、途中でgive upすることで解約防止を図っていることは間違いない。時間のある時にアカウントの解約方法をチェックして、手間がかかるものは整理しておくことも検討するべきだろう。

 そんな中でグーグルは「長期間使われていないアカウントを自動的に削除する」というサービスを提供している。使われない無料のアカウントが積みあがていくと、グーグルのサーバーを圧迫するので削除しようという試みだと思うが、ユーザー側としても使わなくなったアカウントが一定期間経過後に、連絡を受けた上で削除されるというのは、リスク管理上も好ましいことだと思う。
 有料のサブスクリプション(たとえばアマゾンのKindle Unlimitedのように一定金額で電子本読み放題)の場合は顧客が使っても使わなくても、ベンダーは課金するので、ベンダー側からアカウント閉鎖の連絡を行うことはまずあり得ない。だから実態としては本人が死亡してもしばらくの間(たとえば料金支払いに使っていたクレジットカードが解約されるまで)課金が続くということは起きているに違いない。
 ライフプランニングノートを作る目的の一つは、このように無駄な支払が続くリスクを回避することにある。

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金持ち投資家はバブル接近を予想

2021年01月19日 | 投資
 CNBCにThe wealthy are investing like a market bubble is here,or at least nearという記事がでていた。
 R-Trade Financial の調査によると証券会社口座に1百万ドル以上残高のある投資家の多くは、バブルの最中かバブルが近いと信じている。
 と同時にこのクラスの投資家は今年第1四半期は株はまだ上昇すると信じ、彼らのリスク許容度も上がっていると考えている。
 またこのクラスの投資家は割高になった大型株から小型株や国際分散投資に資産配分を変えつつある。

同調査によると16%の投資家はバブルのまっ最中にいると考え、46%はある程度バブルと考え、29%はバブルに近づいていると考えている。バブルじゃないと考えた投資家は9%に過ぎなかった。

 CNBCによると調査対象の富裕層投資家は、バブルが近いと感じながらもなお一般の投資家より強気である。強気の割合は富裕投資家層が64%、一般投資家は59%だった。
 富裕層投資家は強気であるが、資金は小型株、エネルギーや金融等売られ過ぎた銘柄などへのローテーションを起こしている。といって人気の高いハイテクやヘルスケアから資金を大幅に資金をシフトしている訳ではない。ステイアットホーム銘柄はこれまで程急伸は望めないにしろ、人気の高いセクターであることは変わりがない。
★   ★   ★
 資金に余裕のある投資家はリスク許容度が高いから、よりリスクを取ってリターンを追うことができる。また読みが外れても、しばらく耐えることができるので狼狽売りをすることがない。だからまた資金を増やすことができるのだろうか?
 我々は一般投資家は、富裕層投資家の真似をする必要はないが、彼らが何を考えているかは知っておく必要がある。なぜなら彼らの行動がマーケットに与える影響は小さくないと思うからだ。
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