WSJのTrump admistration Blocks Harvard from enrolling foreign studentsという記事によると「国土安全保障長官は、ハーバード大学は学生、特にユダヤ人学生に対して安全なキャンパス環境を作り出すことに失敗していると述べ、加えて反米でテロリスト寄りの扇動者は外国人学生だと非難し、外国人学生の受け入れ許可を取り消すと発表した」とある。
これに対する米国世論の反応をGeminiに聞いてみた。
以下のその回答
・大学側からは強い反発:過去にトランプ政権が、オンライン授業のみを受講する留学生の米国滞在を認めないとする指針を発表した時、ハーバード大学はMITと共同で提訴し、この方針を撤回させた経緯がある。今回も大学側の強い反発や法的措置が予想される。留学生は米国の高等教育機関にとって重要な収入源であり、留学生の減少は大学の財政に大きな打撃を与える。
・世論は二極化:強硬な移民政策を支持する層は、国家安全保障や国内の雇用保護の観点から今回の政府の措置を支持すると考えられる。一方リベラルな考え方を持つ層からは米国の「開かれた社会」という価値観や国際競争力の低下を懸念し反対の声があがると考えられる。
また大学の自治に対する政府の介入と捉え反発する意見も聞かれる。
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個人的な話になるが、親しくしているネパール人一家の高校生の娘さんが、高校卒業後アメリカの大学に進学するつもりで勉強しているが暗雲が差し込んできた。
彼女は他の英語圏の大学だけでなく日本の大学への進学も含めて考えることになるだろう。
アメリカの大学は世界中の若者に学ぶ機会を提供してきた。それはアメリカが才能ある人材を産業界に取り込むチャンスであり、多くのアメリカびいきを生み出してきた。
トランプ政権の政策はこの根本を覆す可能性がある。