今日(1月20日)オンラインで今年の確定申告を済ませた。昨年までe-taxはグーグルのクローム(ブラウザ)に対応していなかったが今年は対応していたのでクロームを使って電子申告を進めた。医療費控除の入力が領収書単位でなく、医療機関単位で入力できるように改善されているなど細かい点でe-taxは進化している。
さて確定申告作業をしながら考えたことだが、「これはライフプランニングノートを整備する絶好のチャンス」ということだった。
日頃あまり使わない公的年金や企業年金の源泉徴収票や保険会社の保険料控除証明書を見るチャンスである。この機会に口座番号や保険事故の連絡先電話番号などをライフプランニングノートの資料になる「口座一覧表」に書き込んでおくと万一の場合に役に立つはずだ。
特に医療保険や傷害保険は自分が動けない時に家族が申請する可能性があるので、整理できる機会に整理しておくと良いと思う。
ところで国や国税庁も電子申請などデジタル化を進めているが、個人のプラットフォームとしては、PCではなくスマートフォンをメインディバイスに考えているのではないか?と私は感じている。
私の場合は以前からカードリーダーを用意していたので、今回もPCからe-taxに入ったが、これは医療費の支払金額の入力がPCの方が楽だからである。
だが今後「領収書はスマホで写真撮影してOK」とか更に進んで「医療機関とマイナンバーをキーに領収書の共有をするから医療費の支払明細入力不要」という時代が来ることは間違いないだろう。そうすればスマートフォンからの申請ももっとやり易くなるはずだ。
とは言うもののそこまで電子化が進むにはもう少し時間がかかりそうだ。
当面はライフプランニングノート(特に「口座一覧表」)を充実させて、諸々の「取引の手引」にしておくと自分自身のためにもなるし、万一の場合は面倒見てくれる人の手助けになることは間違いない。毎度のことながら確定申告はこのような作業のきっかけになると感じた次第である。