先日近くのイオンモール(東久留米)につながる道を走るバスに乗ったところ、道路が大変渋滞していました。イオンモールに出入りする車で道が混んでいたので、何か特売セールスでもあるのか?と考えたところ、どうもブラックフライデーセールの前倒しか何か?ではないか?と考えるに至りました。ブラックフライデーというのは、感謝祭の次の金曜日つまり今年は昨日11月25日の金曜日がブラックフライデーにあたります。感謝祭の時、店を閉めた小売店がクリスマス商戦の前哨戦として販売活動を強化し、それが店の黒字につながるので、ブラックフライデーという訳です。本場のアメリカのブラックフライデーの歴史は19世紀半ばまで遡るそうですが、日本のブラックフライデーは、2014年に日本トイザらスが始めたのが始まりだそうです。昨今の折り込み広告を見るとブラックフライデーの文字が躍っていますが、特段欲しいものもなく、光熱費等の値上りが気になるこの頃ですから、ショッピングモールなどに出かけることもなく、じっとしていようと考えています。
さて今後の景気動向などを予想する上で気になるのが、本場アメリカのブラックフライデーの状況ですが、WSJによると2年間のコロナ騒動の後、売上高は、コロナ前の状態に戻りつつあると予想されています。
記事はMastercard SpendingPulseの「実店舗の売り上げは昨年18%増しで、オンラインセールスは3.7%増し。全体として自動車を除いて昨年比15%の売り上げ増」という予測を紹介し、過去数年の正常なブラックフライデーに近いだろうと述べています。
ただし、コロナ感染拡大の影響を受けて元に戻っていないのが、Door-Busterと呼ばれる早朝の特売品販売です。安売り商品は四六時中オンラインで買うことができるので、消費者は朝早く起きて人混みの中に出かけるのを避けるようになっているということです。
日本の場合はお正月の福袋販売がどのように変化するのか見ておきたいですね。