金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

登山ズボンも進化する~温かいモンベルのクリマプロズボン~

2018年12月31日 | 

冬山登山で気を使うのは下半身の服装です。

上半身の服装はレイヤーの着脱が容易なので、温度調節が簡単なのですが、下半身はそれほど簡単ではありません。薄着だと寒いし厚着をすると歩き難いし、汗を掻く危険性もあります。

今回の蓼科山登山を前に少し悩んだのですが、ズボンを一つ新調することにしました。買った商品はモンベルのロッシュパンツという13,500円の商品です。

これは表の防風性の高い生地と裏の温かい起毛生地を張り合わせたもので撥水性もあります。生地の名前はクリマプロです。

私はミズノのプレサーモタイツの上にこのズボンを履いて蓼科山に登りました。気温は氷点下11~12度、風速は7,8メートルだったと思いますが、まったく寒くなくオーバーズボンを履く必要はありませんでした。

これまで使っていたズボンなら寒くてオーバーズボンを履いていたでしょう。

登山道具も進化しているのですね。

ところで登山ズボンの質やデザインの良し悪しは別として、買うとなるとモンベルです。理由はモンベルは「お腹周りが大きく足が短い」おっさん向けのズボンを用意しているからです。ノースフェイスなど外国製品では足の長さに劣等感を覚えることになりますが、その点モンベルはおじさんに優しい品揃えをしています。登山用品はおしなべて高いのですが、モンベルの商品は比較的お財布に優しいものが多いのです。ただ靴やザックに関しては海外メーカーに較べて少し使い勝手が悪いと私は感じています。

登山道具もメーカーを決めずにアイテム毎に自分にベストの商品を選ぶBest of breed作戦が良いのでしょうね。

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チェーンアイゼンで蓼科山を登った

2018年12月31日 | 

先週末北横岳と蓼科山に登りました。その時使ったのがCAMPのチェーンアイゼンです。

このアイゼンには短い13本の爪(前4本・後7本)が付いています。

このアイゼンは初冬に安達太良山に行った時登山道が凍結している場合に備えて購入したものですが、今回の雪山登山で使ってみることにしました。

このアイゼンのメリットは「登山靴の種類を選ばずにどんな靴にでも簡単に着脱できる」点です。北横岳はピラタスからのスキー滑降に備え兼用靴で登り、蓼科山には登山靴で登りましたが、どちらの靴にもぴったりと合いました。

さて雪道の歩き易さという点ではどうだったでしょうか?

まず北横岳のように多くの登山者が歩き、雪が踏み固められているところでは歩き易かったです。

一方蓼科山は北面から将軍平を経て比較的ふかふか雪の急斜面を登りましたが、こちらではアイゼンの歯が短いので雪を十分捉えられないことがあり、アイゼンが少し滑る場合がありました。

もっとも少しの滑りをうまく利用すると早く下ることができるので私としては楽しい登山でしたが。

ただ一般論としては新雪や岩場の多いところではこの手のチェーンアイゼンでは不安でしょう。やはりしっかりした10本爪以上のアイゼンがお勧めですね。

ただししっかりしたアイゼンのリスクは「アイゼンの爪を引っ掛けて転倒する」ことがあることです。特に片方のアイゼンの後爪を他方のアイゼンに引っ掛ける事故が多いのです。この点爪の短いチェーンアイゼンではアイゼンの爪を引っ掛ける危険性は低いということができます。

総合するに新雪・岩場・アイスバーンのある冬山ではしっかりしたアイゼン技術を身に着け本格アイゼンを着けて登る必要があるということです。一方北横岳程度の緩い山ではチェーンアイゼンは安全な登山道具です。

この時期の蓼科山はその中間にあるので、微妙なところですね。実際チェーンアイゼンで登り降りしている人を何人か見かけました。状況と登山技術に合わせて選択するということでしょうか?

 

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運転支援付車は安全で楽

2018年12月31日 | うんちく・小ネタ

今日(12月30日)の読売新聞朝刊のトップ記事は「自動ブレーキ車、減税へ・・・高齢者の事故を抑止」だった。

自動ブレーキなど運転支援機能付き自動車を対象に自動車関連税を減税する方向で政府が検討に入り、2021年に導入を目指す方針ということだ。

運転支援機能というと追突防止やアクセル・ブレーキの踏み間違え防止が話題になるが、私が重宝しているのは「高速道路でのオートクルーズと車線維持支援システム」だ。

昨日諏訪南ICから調布ICまで中央自動車道を走行したが、ほとんど速度設定と車線維持システムを利用して楽なドライブを楽しんだ。

車線維持支援システムというのはシステムをオンにすると、センサー等で車線を感知し、緩いカーブであれば、ハンドルに軽く手を添えているだけでコースなりに車が曲がっていくという仕組みだ。

オートクルーズと車線維持支援システム双方をオンにすると、かなり自動的に車を走らせることができる。

このシステムのメリットは次のとおりだ。

  • 疲れない。夜間の高速道路やトンネルの中は目が疲れるものだが、運転支援システムを使うと「目を凝らして」いなくても安全に走ることができるので、楽である。無論脇見運転はいけないが。
  • 速度が一定なので渋滞回避に役立つ。高速道路での自然渋滞の原因の一つは上り坂での無意識の減速にあるらしい。しかしオートクルーズでは上り坂とはいえ不必要な減速はしないから渋滞回避につながると思う。
  • 燃費が向上する。オートクルーズを設定して一定速度をキープして走ることで燃費が向上するはずだ。自分で運転しているとイライラして必要以上に飛ばして、しばらくすると疲れてまたゆっくり走るといったことを経験する。しかし機械には感情がないのでイライラすることもなければ疲れることもない。安定した走りは燃費向上につながるはずだ。

高齢者の安全運転支援ということで話題になる運転支援機能だが、恩恵を受けるのは高齢者ばかりではない。

安全と渋滞回避のために積極的な導入を支援するべきだろう。

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快晴の蓼科山登山

2018年12月31日 | 

12月30日(日曜日)快晴。数日前の「登山天気」情報ではこの日の蓼科山山頂は風速20mで登山状況は最悪のEになっていたが、朝宿の寒暖計を見ると気温はマイナス10度で蓼科山の上に雪炎もあがっていない。絶好の登山日和である。

登山ルートは北面御泉水自然園の上からだ。9時28分蓼科神社一の鳥居をくぐり登山開始。1時間少々で蓼科山荘のある将軍平に到着。この山小屋は閉まっていた。

ここから蓼科山頂上までは雪混じりの急斜面だ。

振り返ると浅間山や航空母艦のような荒船山が見えた。冬山の魅力の一つは空気が澄んでいて遠くの山がくっきり見えることだ。

12時蓼科山2,530m山頂到着。

山頂直下の蓼科山頂ヒュッテは開いている。

将軍平に戻りコーヒーを沸かして昼ごはんを食べた。7合目登山口に戻ったのは13時50分だった。

こうして今年最後の登山を無事終了することができた。

 

 

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年の瀬の北横岳~三ッ岳の雪遊びとピラタス滑降

2018年12月31日 | 

12月29日(土曜日)山の会7名で北横岳・蓼科山登山にでかけた。午前9時40分JR茅野駅で名古屋から参加のSさんを迎え、車2台でピラタスの丘にあるペンション・すばるに向かった。すばるに車を停めて7,8分笹薮の中の路を登るとピラタススキー場である。

ロープウエイで山頂駅へ。ここで食事。食事メニューは野菜カレーだけ。選択肢が多い山麓で食事をした方が良かったとちょっと反省。

坪庭の積雪は50cm程度。12時10分頃に登山開始。視界はあまり良くない。北横岳に到着したのは13時17分。

山頂には大勢の登山客がいた。足回りは千差万別。12本爪の本格アイゼン派、スノーシュー、登山靴だけの人と色々だ。

私は下山のスキーに備えて、兼用靴+チェーンアイゼンで登った。よく踏まれている北横岳の登山にはチェーンアイゼンが一番手頃だろう。

北横岳ヒュッテの前でお湯を沸かしコーヒーを頂いている内に、少し時間があるので三ッ岳に行こうという話になり、ヒュッテの少し下から左手の雪道に入った。

数年前の春三ッ岳から雨池山を越えて縞枯山荘経由でロープウエイ山頂駅まで戻ったことがあるが、この日はほとんどトレースがなく岩混じりの道は歩きにくい。

14時30分頃三ッ岳頂上を前にして撤退を決定。ロープウエイの最終時間は16時なので急がねばならない。

15時30分山頂駅に戻った。私とOさんはスキー板を持っていったので、樹氷コースを滑って降りた。雪は人工雪(氷を砕いて散布しているようだ)でカリカリ。滑り心地の良い雪ではないがあっという間に滑り降りた。

雪の状態が良ければ、北横岳+ピラタス滑降は楽しい冬のイベントになるだろう。

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