佐藤直曉の「リーダーの人間行動学」 blog

リーダー育成のための人間行動と人間心理の解説、組織行動に関するトピック

人間行動学の基礎33――汗のかきかたでわかるタイプ

2008-10-07 09:47:42 | 人間行動学
前回の記事(10月3日)に書いたような動きがやはり出てきました。

以下は時事通信の記事です。

[時事通信社][ 2008年10月6日22時54分 ]
「与党は6日、インド洋での海上自衛隊の給油活動を継続するための新テロ対策特別措置法改正案について、9日の衆院本会議で趣旨説明を行い、審議入りを目指す方針を固めた。7日の衆院議院運営委員会の理事懇談会で提案する。

 麻生太郎首相は同改正案の成立に意欲を示しているが、野党の反対は確実なため、今国会での成立は困難な情勢。政府・与党としては今国会で首相が衆院解散に踏み切ることを想定し、選挙の争点とする狙いがありそうだ。」


たぶん、自民にはこれしか手段がない。これが効果が上がるかどうかはわかりませんが。

外交問題よりも、ますます世界経済とそれについての国内対応問題が注目されていく勢いですから。

「国費の無駄使いをやめさせろ!」という民主党の主張の方に国民の目が向かえば、どうにもなりません。外交ではなかなか票がとれないというのが常識らしいですから。

アメリカの新大統領の方針を見てから、もう一度考えてもいいという意見も成り立つかもしれませんし。

解散の時期を自民は失したかもしれません。福田さんが辞めるのが遅すぎました。サミットのあとすぐ麻生さんにバトンタッチし、解散していていれば、いまよりはよかったかもしれません。結果論ですが。

もっとも、先のことはわかりません。民主党にもピンチがくるかもしれないし(この可能性は結構あります。理由は言えませんが)、エラーをすることもありえますから。

とにかく、一年間我慢するくらいの気持ちで、その期間内で最良な時期に解散するつもりで、ここは腹をくくることでしょう。

■人間行動の基礎
汗をかくとき、人によってかきかたが違うのご存じ?

右(あるいは左)半身ばかりかく人、これは左右型といって、重心が極端に左右どちらかに偏る人。性格は好き嫌いの気分で行動する。といっても、ふだんはすごく腰が低い。好き嫌いの行動が出るのは、よっぽどのときです。元総理の宮沢喜一さんはこれ。

上半身は右に汗をかき、下半身は左という具合に、上下逆に汗をかくひとは捻れ型。闘争的、まけず嫌いの人はこのタイプ。麻生さんは多分この傾向が強い。敵がいないとがんばれないとも言える。10月3日の当ブログもお読みください。

主に胸に汗をかく人。これは前後型といって、合理主義者、利害損得ばかり考える人。知らない人からは格好いいと思われますが、よく知っている人からは冷酷な人だと見られることがあります。小泉さんはこれ。

股にばかり汗をかく人。開閉型といって、愛憎感情で動きます。最近あまり見かけません。

頭や上胸部に汗をかく人は上下型。頭脳を使うタイプです。福田さんはこの傾向が強い。

体つきも、性格もそれぞれ違います。その癖を素早く見抜いて、うまい対策をとりましょう。

もっとも、いまのはものすごくおおざっぱな見方です。実際にはもっと細かい観察が必要です。

詳しくは拙著『人間行動学の基礎』をお読みください。

一部立ち読みはこちらで


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