最近、よく思うのですが、リーダーの言葉が弱いというか、心に響かないことが多いように思うのです。もちろん信念とか情熱が大事ですが、言葉の使い方の技術ももう少し研究した方がよいのではないだろうか。
「党首の討論会を聞いて」
先日、党首討論会を聞いておりましたが、政治家の言葉の力も随分落ちているなあと思いました。
そのなかでは、小泉さんがいちばんりっぱでしたが、それでもそれは郵政民営化論のと . . . 本文を読む
小泉さんが大衆に受けるのは、どういう点なのか。それは、共通の敵を持つことのようです。
「感情は理性に勝る」
8月24日午後4時半過ぎに、秋葉原駅前の電気街口広場では、8000人の聴衆が埋め尽くしていました。
苦戦した昨年の参院選に比べ、集客力が戻ってきたのは間違いないようです。
例によって、 演説は「郵政民営化が構造改革の突破口」という、いつものあれ、一本ヤリ。
受けていたの . . . 本文を読む
今日は、8月23日の#257の続きです。選挙戦の流れの変化について考えてみたいと思います。23日のブログを読んでいない方は、そちらから読んでください。
「変化の兆し」
先見力を訓練する上で、流れの変化を察知することが重要なのはいうまでもありません。だいたい物事は、ある方向に進んでいるわけですが、突然潮目が変わり、流れの方向が変わることがあるわけです。そのタイミングをいち早く察知できるか . . . 本文を読む
いつも頑張っている人でも、ときには休まないといけませんね。私のようにだれてばかりいる人間には、必要ないことですが。そのかわり、私のようなグウタラでダメな人間は、ダメなときでもそれなりに楽しむ道を見つけないと、生きていくのがたいへんなのですよ。
「豊かな心」
私、株で大損して、財布がからっぽになると、いつも野口晴哉の言葉を思い浮かべます。
豊かな心とは、
無いときは無いように生き . . . 本文を読む
カテゴリ別バックナンバーのリスト
リーダーの暗示スキル一覧
日付 # 内 容
08-27 261 激情家が論理を嫌う理由
08-24 258 ポジティブ思考的な暗示
08-22 256 不安を解消させるコツ
08-20 254 勝負勘と空想の一貫性
08-16 250 中断された欲求と不満のはけ口
08-06 240 未 . . . 本文を読む
激情家でありながら理論家であることは可能です。ただ、ある一瞬においては、両者が共存することはありえないと思います。それは、感情と理性は並立しないからです。
「感情の処理法」
感情興奮は、頭の働きが主になれば、消えてしまうという特徴がある、と野口晴哉先生はおっしゃっています。
ですから、たとえば、「相手を殺してやりたい」とカーッときている人には、復讐計画などを立てさせる。
「どう . . . 本文を読む
まだ少し残っていますが、ようやく雨風がおさまりつつあります。台風で思い出しました。台風が来ると富士山が大爆発するという予言をした人がいました。1983年のことです。
「富士山大爆発の予言」
元気象庁の職員が、1982年に「富士山大爆発――運命の一九八三年九月X日」という本を出したところ、話題を呼びました。
その本には、83年は台風がいつもより多く発生し、台風が来るたびに火山活動や地震 . . . 本文を読む
駒大苫小牧の野球部長による暴力事件が、大きな衝撃を与えています。指導者としては、最低でしょう。
「体罰」
体罰は心に傷を残します。絶対やってはならない。
長嶋さんが、まだ若手で伸び盛りだった西本、江川や中畑を鍛えようと、伊東の冬季キャンプでしごいたのは有名な話です。宿舎で正座させて、ピンタを食らわせたこともあったように聞いております。
しかし、選手たちは長嶋さんを慕っておりまし . . . 本文を読む
世間で言う、ポジティブ思考ですが、これを相手の状況にあわせてうまく使えれば、りっぱな暗示、心理的処理技術となります。
「虫垂炎」
虫垂炎というのは、おもしろい病気です。昔は、どんどん切ったらしい。アメリカでは、生まれたばかりの子供に手術して、どんどん切っていた時代があったそうです。ほんの少し前のことです。乱暴な話です。
野口晴哉の整体では、盲腸というのは、放射能に対する抵抗力をつくる . . . 本文を読む
いったい今度の選挙は、どこが勝つのだろう。先見力の訓練のつもりで考えてみよう。
「奇妙な小泉戦略」
常識的に考えれば、民主党の圧勝にならなければおかしい(あくまで理論上の話だが)。
第一に、自民党は分裂した。30人以上も大量の議員が放逐された。分裂した組織ほど弱い組織はないのである。実際、地元では、自民党中央との確執が生まれているようだ。
造反者に対して、小泉自民は刺客を送った . . . 本文を読む